鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ は日本AALAが発行する「AALAニューズ」https://www.japan-aala.org/category/aala-news/ 編集のための作業日誌です。主として外信の短報記事を掲載しています。旧来のHP「ラテンアメリカの政治」https://shosuzki.jellybean.jp/ はアーカイブとして利用可能です。(サイト名は変更になっています)

カテゴリ: 20 歴史(基本的には日本史)

学習ノート 「良渚文化」何気なしに言い習わしている「長江文明」だがいくつかの謎がある。1️⃣ それを担ったのはYハプロのどのタイプか?2️⃣ 彼らはいつ、何処から来たのか?3️⃣ 彼らは水田耕作を担ったのか?4️⃣ 彼らはYハプロO2 とどう衝突したのかそれらを明らか ... もっと読む

民族の起源を探る日本列島とブリテン諸島との比較 「日本人の起源」という考えは、有り体に言ってしまえば自己中心主義の発想で、間違った結論になる。まず諸民族流入史があって、それが現代においてどう混じり合っているかという、二段階で考えなければならない。とくに後 ... もっと読む

8月8日、フジTV放映で 「戦後80年の映像遺産 SP」という番組があって、これまでのフジTVからは想像もつかない反戦平和の基調で番組が進められた。この番組でサブMCを務めた宮司愛海さんが、番組最後の感想で素敵なセリフを述べていた。(戦争がたがいの無知と偏見と熱狂に基 ... もっと読む

古代史俯瞰の訳文よりhttps://tokyox.sakura.ne.jp/wordpress/%E5%8C%97%E5%8F%B2-%E5%80%AD%E5%9B%BD%E4%BC%9D/by tokyoblog倭国は百済と新羅の東南に在り、…大海中の山島に依って居を構えている。三国の時代、通訳を連れて魏に通じる国が(倭を含めて)三十余国。すべての ... もっと読む

読後感が 途中で長い休みに入ってしまったが、AALAニュースが多忙のため、こちらは暇つぶしだからあとまわしになる。そのうちにその気がなくなって億劫になってしまう。少しまたやる気が出てきたので再開する。基本的には編年記載(準年表形式)とし、同時期のものであれば ... もっと読む

神功皇后についての日本書紀の記載を読む日本書紀の記述(現代語訳)に従って、話を進めていく。今回は、河内王朝の開基以来のストーリーとなる。ただし内容の多くは新羅関係に関する条項であり、二度にわたる韓国侵攻に続く内容となる。つまり編者が韓国侵攻の経過についての ... もっと読む

神功皇后についての日本書紀の記載を読むその1景行天皇のついでに神功皇后も読むことにする。これも日本書紀・日本語訳「第九巻:神功皇后」で安直に済ますことにする。かなり長い記事で、記載も多彩である。明らかにそこには4人の神功皇后がいる。先ず第一は、熊襲征伐を ... もっと読む

日本書紀・日本語訳「第七巻:景行天皇 成務天皇」を読んでの感想である景行天皇大足彦忍代別(オオタラシヒコオシロワケノスメラミコト)垂仁天皇の第三子。母が、丹波道主王の娘の日葉洲媛命21歳で立太子、61歳で皇位につく。垂仁は在位すること99年で、相当のサバ読みで ... もっと読む

日本発のハプロ C・拡散過程ハプロ C の拡散過程がどうにも胡散臭い。私は崎谷満の著書、『DNA・考古・言語の学際研究が示す新・日本列島史』(勉誠出版 2009年)がかなりしっかりした研究とは思うのだが、それにしてもこれは研究論文ではない。「DNA・考古・言語の学際研究 ... もっと読む

August 19, 2025もういい加減にしたら: Yハプロを使うことなしに日本人の起源を議論することは出来ないこれは歴博の写真ではない。最近のNHK特集「最初の日本人の正体」を撮影したものだ。歴博の写真の次に出てきたので、ついでの話です。で、まだこんな物(主成分分析)が ... もっと読む

歴史博物館(佐倉)展示 その3江田船山古墳からの出土品ついで江田船山古墳からの出土品の説明パネルが二枚。一番気にかかるのは、「ヤマト王権が製作して下賜した品」だと言う説明。「考えられます」とぼかしているが、考えられないのではないか?この短甲は国宝に指定さ ... もっと読む

歴史博物館(佐倉)展示 その2三世紀の墳丘墓の分布と列島内の交流この図も制作意図がはっきりしない図だ。まず「墳丘墓の分布」図として眺めてみよう。Wiki-AI によれば、古墳時代は、3世紀後半から7世紀前半にかけての約400年間を指します。具体的には、3世紀後半に大和地 ... もっと読む

歴史博物館(佐倉)展示 その16月の末に佐倉の歴博に行ったときにとった写真を整理している。こういう写真が出てくると、思わず時間を食うから困る。この図は変な図だ。発見された三角縁神獣鏡の分布図ではない。出土した古墳の分布を示したものだ。まさかこの図を、邪馬台 ... もっと読む

Youtube から下の図を見つけて、写真にとっておいたのが、たまたま見つかった。おそらくは著者の松木武彦さんの講演の模様だろうと思う。講演の題名は「弥生時代中期における対人用武器の発達」であり、この時相のただならぬ模様を、考古学資料を用いて明らかにしたものであ ... もっと読む

6世紀前半、朝鮮半島の金ピカ時代この本の冒頭に、カラー写真がずらりと並んでいる。中でも圧巻は新羅王、百済王、そして大伽耶王の装身具だ。同時にこの時期が「血だらけ」の時代であることも分かる。百済、新羅、高句麗が覇を競い、血を血で洗うような三国時代だ。洛東江 ... もっと読む

最近、本を買わなくなったし、そもそも書店にも顔を出さなくなった。理由は言うまでもなく、本が読めなくなったからである。殊に最近は滲出型黄斑部色素変性症で一段と視力が落ちた。昔ならこれで老いを嘆きながら余生を送ることになるのだが、パソコンができたお陰で、なん ... もっと読む

というほど御大層なものではないが、「朝鮮半島南部の鏡と倭韓の交渉」を読んだ感想をダラダラと書いて、頭のリフレッシュ。この記事は上野祥史「朝鮮半島南部の鏡と倭韓の交渉」という論文の学習ノートである。原文は国立歴史民俗博物館学術情報リポジトリhttps://rekihaku. ... もっと読む

銅鏡を考える銅鐸と銅鏡には決定的な違いがある。銅鐸は共同体のものであり、世代を超えて受け継がれる宝物であるが、銅鏡は有力者の個人的所有物であり、最後には葬式の飾り物にまで堕している。 Wikiによると銅鏡はこれまでに弥生時代中期後半の遺跡から古墳時代の墳墓に ... もっと読む

学習ノート 2020年「日本人の起源と進化-集団ゲノム学的アプローチによる縄文人由来ゲノム領域の抽出-」https://kaken.nii.ac.jp/ja/file/KAKENHI-PROJECT-18H02514/18H02514seika.pdf大橋 順    東京大学・大学院理学系研究科(理学部)教授* カッコ()内は、私のつ ... もっと読む

赤旗にこんな小さな記事が載った。紛れもなく、我がマンロー医師の仕業である。この記事にあるエジンバラ大学への人骨寄贈は、マンローによる浩瀚な著書「先史時代の日本」が発刊された直後のことである。彼は1880年ころにエジンバラ大学医学部を卒業して、そのままアジ ... もっと読む

赤旗の科学欄はいつもワクワクさせてくれる。今度は澎湖人の正体判明という大ニュースだ。最初は「原人ではないか?」と言われていたが、それだと「またか」という話になる。しかし既知の(と言っても謎多き)旧人そのものということになると、「ついにきたか」という話にな ... もっと読む

古代国家 伽耶、6カ国でなく12カ国以上で構成登録:2018-07-17 21:51 修正:2018-07「伽耶」で検索していて面白い記事にあたったので紹介する。ハンギョレ新聞(日本語版)に掲載されたもの。ただしやや古い。最初に要点が箇条書きになっていて、下記のごとくである。なお一 ... もっと読む

「日本人の二重の起源」テーゼ集Abstruct01 日本における人類史は、アジア大陸を起源とする 2 つの異なる集団により形成された。最初の集団は、最終氷期極大期 (12,000 年以上前) 後に、陸続きだった大陸から移住した。彼らは旧石器人として進入し、縄文文化を生み出した ... もっと読む

Journal of Human Genetics volume 51, pages47–5801 January 2006日本人の二重の起源:狩猟採集民と農耕民のY染色体の共通点Dual origins of the Japanese: common ground for hunter-gatherer and farmer Y chromosomesMichael Hammer, Tatiana Karafet, Hwayong Park, Ke ... もっと読む

崎谷モデルの論点について崎谷の先行的研究の意義日本人の起源をめぐっては、まず縄文人、続いて渡来民という「二重構造モデル」(埴原和郎)が定説となって久しい。このモデルが提唱された1991年時点で、未だゲノム解析による系統樹は明らかにされていなかったが、予報的にゲ ... もっと読む

落合 恵理子  東海大学 医学部「Y染色体ハプログループの細分類」2021年https://kaken.nii.ac.jp/ja/report/KAKENHI-PROJECT-19K19489/19K194892020jisseki/Y染色体 ハプログループとはなにか Y染色体上の一塩基多型(SNP)の組み合わせをマーカーとしたグループ分けであ ... もっと読む

東大理学部からの報告である。PDFファイルにロックが掛かっており、グーグルでのOCR転換でもテキスト・ファイルへの変更は不可能。手書きでの複写になる。正確なデータは元ファイルにあたっていただきたい。今さらこういうデータ形式があることを知り、憮然たる思いである。 ... もっと読む

Youtube の目次で、第1集は「人類誕生」となっている。人類誕生史の内容は、以前と比べそう変わっているわけではないが、考え方はかなり変わった。人類の祖先がゲノム上のアダムとイブとしてはっきり措定できるように、生物学的なヒトの系統樹も、その発生の瞬間をかなりは ... もっと読む

youtube 「日本人はどこから来たのか?」を学ぶ: その11.人種とはなにか 外見上は単一な人種に見えても、実際は混血している。純粋な人種としての「4つの人種」は存在しない。もしあるとすれば(たしかにあるのだが…)、それは多くの矛盾をはらみながらも、ひとつか ... もっと読む

すごい論文を発見した。『DNA解析と「アイヌ民族否定論」:歴史修正主義者 による先住民族史への干渉』という論文で、25ページに及ぶ大論文だ。これを書いた方は稲垣克彦さん。原著は『解放社会学研究』というなかなか勇ましい名の雑誌。実は稲垣さんは、もともとの人類学 ... もっと読む

東条英機を退陣させた力、陸軍を排斥できなかった弱さ人事を権力の背景とする、人事独裁の弱点が深刻化した。頻繁な人事異動は巡り巡って、政府内でのみずからの孤立を招いた。それは結局陸軍の孤立をもたらした。政府と天皇側近は東条を排斥することには成功したが、陸軍に ... もっと読む

平安京以前の都 歴史伝承の世界日本書紀における仲哀天皇はさまざまな意味で歴史の転換点に立つ。日本書紀の記述からみて確実なことがいくつかある。多くの矛盾と謎を残したまま仲哀天皇は九州で客死、崇神王朝は滅亡した。応神天皇を仲哀の後継とする「河内王朝」が成立し ... もっと読む

日独戦史共同研究2019-2021「日本とドイツ 20世紀の経験」という本がある。防衛省所属の防衛研究所(NIDS)の発行だ。https://www.nids.mod.go.jp/publication/joint_research/series19/series19.html全文がPDFで読める。それなりの軍事合理主義で描かれている。ただし言 ... もっと読む

こうした時代背景のもとで、2024年7月、東大グループがオリジナル・アーティクルを発表した。かなり本腰を入れて検討しなければならないようだ。以下は学会誌に発表された論文の、かなり長目の概要である。まず読者の皆さんにも理解してもらっったうえで、私なりの感想を述べ ... もっと読む

東大グループの発表にケチをつけようと思ったが、調べているうちに三重構造説がなかなかの話題になっていることがわかった。1.埴原の二重構造モデル議論の下敷きになっているのは、1991年に埴原和郎(はにはら)が提唱した二重構造モデル(Dual Structure Model)で、旧石 ... もっと読む

最近、東大派の人々が、弥生時代後期の人骨群の全ゲノム解析を完了し、その結果を発表した。人骨そのものは、以前発見されていたもので、山口県の日本海側の海浜に位置する遺跡からの出土である。全ゲノム解析は東大派の得意技であり、科研費配分から言えば東大派にかなうは ... もっと読む

縄文‐弥生の人種・文化構成を決めた二つの自然要因 A. 先史時代はまずYハプロから始めなければならない  日本古代史(東アジア史)の源流を見るのには、まずYハプロで見た登場人物の類型分けを語らなればなりません。 これは21世紀の開始とともに始まった、全く新しい歴史 ... もっと読む

ここから先数枚、いまいち、意図不明なパネルが続く。図表を転載する必要もなさそうなので、文字だけ追っていくこととする。弥生人の渡来朝鮮海峡を渡るというパネルの説明はなかなか難しい。良く言えば含蓄に富んでいる。農耕社会が成立したことで、集団の再編成が行われた ... もっと読む

息を呑む縄文の香炉 割と北海道各地で縄文土器は見慣れていて、いささか舐めていたが、この香炉には仰天した。まさに美術品として完成しており、失礼ながら数千万の値がついてもおかしくない代物だ。まだ国宝にはなっていないようだが…縄文時代は現在より何年前かという数 ... もっと読む

写真容量が過大なため、以下は別記事とします4.4万年前に 日本列島に人類はいなかったご存知、神の手事件の苦い教訓を踏まえて、本物の旧石器と認定するための4条件が定められた。これについては「神の手」スキャンダルの経過を参照されたい。それで4原則に基づいて再検 ... もっと読む

佐倉の歴博に行ってきた展示スペースは全体として5部門に分かれ、そのうち第一部門だけ見てきたのだが、それでも3時間以上かかってしまって、クタクタだった。画像を整理しつつ、感想を書き止めておきたい。1.ホモ・サピエンスの渡来        最初期ホモ・サピエン ... もっと読む

赤旗1月21日号(日曜日)の間宮利夫大先生による記事「人類拡散…バイカルの謎」が届きました。私が今もなお、紙の日刊赤旗を購読する理由は、第一に間宮さんの科学記事があるからです。さっそく本題に入ります。正月のビッグな話題だ。どうも4万年前後にかなりの数のホモ ... もっと読む

生体の科学 71(1)2020斎藤成也「ヤポネシア人のゲノム解読」http://www.saitou-naruya-laboratory.org/assets/files/seitainokagaku_2020.pdfmRNA Y染色体を調べていくと最も古いただ一つのハプロタイプにたどり着く。これを著者はこう言い換える。多人数の祖先のうちの1 ... もっと読む

しばらくそのままにしていた武光誠氏の「蘇我氏の古代史」を手に取った。相変わらず読み進むことが出来ない。武光という人は蘇我氏を葛城氏の流れと見ている。そして河内王朝にその源流をもとめている。そしてその根拠を記紀と随伴する残存資料にもとめている。これだけでも ... もっと読む

古川アシノカル: 新冠アイヌの強制移住の足がかりとして■明治・大正期の新冠は国営牧場の発展とアイヌ先住民の追放がウラオモテの関係になっている。その激動する社会のなかでコマのように回りやがて沈んでいった象徴的人物がいる。アイヌ人で豪農豪商、一大を限りに没落 ... もっと読む

資料: 平取・二風谷 史跡めぐりⅠ. 民族としてのアイヌ人最終氷期(3万~2万5千年前)に旧石器人が樺太経由で日本に南下してきた。この人々は本州から九州・沖縄まで南下し、各地で狩猟と採集生活を営んだ。大陸の人々との交流の中で細石刃文化や縄文文化が生まれた。紀 ... もっと読む

日本書紀 神功紀垣間見える百済紀と倭国紀日本書紀(飛鳥以前)の原本というのは大まかに言って3本建てです。一つは神代記ですが、大八洲~豊葦原瑞穂にはじまる説話の多くは出雲神話からの借り物です。ただし開闢以来アマテラスに至る創世記は別系統の高天原伝説で、こちら ... もっと読む

入院中に是非読もうと思って、持ち込んだのが「蘇我氏の古代史」という本。武光誠さんという方が書かれ、平凡社新書から発行されている。2008年というからだいぶ前の本、古本屋で見つけて400円で買った。最初の1ページから疑問続出。ちっとも読書が進まず、書き込みが余白で ... もっと読む

鳥居龍蔵に関する講演録がある。北海道大学アイヌ・先住民研究センターシシリムカサテライト2008年度第1回講座(札幌会場) 講演録「マンローと鳥居 ―同時代を生きた二人の事績、その活用」日 時: 2008年6月15日(日)場 所: 北海道大学 人文・社会科学総合教育研 ... もっと読む

伽耶と加羅と任那最近はこの三者のあいだでは伽耶の勢いが盛んで、加羅という呼称は殆ど聞かない。任那は日本書紀にはっきりと記載された国名であるにも関わらず、なにか使うこと自体が「親日」派の象徴であるかのような扱いだ。これはあくまでも、古書籍上の呼称の問題なの ... もっと読む

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