鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ は日本AALAが発行する「AALAニューズ」https://www.japan-aala.org/category/aala-news/ 編集のための作業日誌です。主として外信の短報記事を掲載しています。旧来のHP「ラテンアメリカの政治」https://shosuzki.jellybean.jp/ はアーカイブとして利用可能です。(サイト名は変更になっています)

カテゴリ: 41 臨床医学(一部医療問題を含む)

最近この薬の効用がふたたび脚光を浴びているようなので、リンクだけつけておく。心不全とSGLT2阻害薬https://shosuzki.blog.jp/archives/71227629.html#more2017年06月05日なんてことはない、「そんなこと8年前から知ってたぜ」、と自慢したいだけの話だ。実はいま飲みたい ... もっと読む

事故の瞬間。金環蝕がみえるどう考えても剥離だ。事故の後剥離して湖を形成する。大抵のところ急速に吸収されるが、いたるところに水たまりを残す水たまりのヘリには土手が形成され、難治性の沼沢地帯を形成する。春の尾瀬ヶ原状態だ。たしかに土手の不正な形成には免疫も関 ... もっと読む

いま目の前で視力が改善してきている。まるで雪解け水が流れていくような感覚だ。黄斑部変性の症状は2つあった。まず最初に出現したのが網膜中心部の視野欠損で、斑状の暗点を伴う。当初は閃輝暗点上にチカチカしたが、そのド派手な炎症は徐々に収まり、しかし視野欠損は執 ... もっと読む

分かりやすいが試験には役立たない大脳基底核の話youtubeを見ると、国試対策の動画がたくさんあって、中でも大脳基底核は山場らしく、随分取り上げられている。その特徴はふたつある。「分かりやすい」と言いながら分かりにくいこと、その理由は「なぜそうなのか」の説明がな ... もっと読む

三脳論についてのブログ内検索: 視床・間脳・前脳をキーワードに、これまでの記事を拾ってみた。かなりの数になり、内容も多岐にわたる。とりあえずグループ分けしてみたが、これが適当なのかどうかもわからない。量も膨大になるので少しづつ吟味していこうと思う。生きてい ... もっと読む

以前、視床出血についてノートを取ったことがある。伊藤らの「視床出血の臨床的特徴」というレポートだった。(2024年07月30日)5。予後入院時の意識レベルと退院時のADLを比較した。入院時意識清明であったものでは24例中18例約75%、傾眠例では32例中15例約46%が自立可能に ... もっと読む

視床とCPUを比較する その一 パソコンを知るためのイントロ  はじめに 三脳論を語るうえでは、視床をCPUに当てはめて、そこから同コンピュータが構築されていくのかというシミュレーションが欠かせない。というのも、最近のトレンドであるAIの構造的位置づけが、外部知 ... もっと読む

実は前の記事は、この記事を書くための準備でした。今回は京都大学 大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 病理学研究室(形態形成医療科学)というサイトの「脳の形成」というページの勉強ですhttp://www.hs-kyoto.net/?page_id=75401.脳神経管の形成CS 約8,9(受精後約17 ... もっと読む

Carnegie stages  カーネギー発生段階これまで脳の発生を見るのにた胎生第X週などと言ってきたが、最近は「カーネギー発生段階」と言うらしい。ウィキペディアでお勉強胚の大きさや発生後の日数でなく、構造の発生により定められている。このため各段階の時間軸は種ごとに異 ... もっと読む

しなやかな脳の生後発達:分子メカニズムと進化 - 生化学 より進化に伴う大脳皮質の変化by 下郡智美. 1.はじめに大脳が外部からの情報を受け取る段階では、各情報は比較的整理された単純なプロセスで入力される。大脳は、入力を受ける情報の種類や機能ごとに処理領域が決 ... もっと読む

脳科学辞典より「体性感覚」詳細であるが、原稿完成日が2012年12月27日であり、決して最新とは言えない。体性感覚は皮膚感覚と深部感覚から成る。皮膚感覚は触覚、温度感覚、痛覚など皮膚表面における感覚である。深部感覚とは身体内部の感覚を意味する。深部感覚は固有感覚 ... もっと読む

 2020年2月 3日自然科学研究機構 生理学研究所のHPより 「ネズミの"ヒゲ"で明らかになる触覚の神経機構」https://www.nips.ac.jp/release/2020/02/post_408.html要旨外界を感知するための主な感覚は古来「五感」と呼ばれ、視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚が含まれる。中でも ... もっと読む

三脳論 やっとそれらしいページをみつけたひたすら一人で妄想をたくましくしてきた。アカデミーのなかに援軍が現れない。最初は三脳論と言ってきたが、いまでは「視床=CPU」論という方が分かりやすいかも知れない。しかし大脳をすべての上に置き、間脳=ハブ論を堂々と叫ぶ ... もっと読む

「〇〇法律事務所」というホームページの脳のQ&Aがものすごく勉強になる。簡明でわかりやすく、しかもかなり間違いが散りばめられていて…。紹介しておこう。https://www.kotsujikolaw.jp/qanda/2012/05/entry-571.htmlQ.視床とは何ですか。その障害はどのようなものですか。 ... もっと読む

視床出血伊藤善太郎 安井信之(秋田県立脳血管研究所脳神経外科)はじめに視床出血の臨床経過は、a 血腫局在及び大きさ、進展方向、b 脳室内血腫量、周囲浮腫の範囲によって決定される。これらの続発障害を取り除く事で予後の改善が可能である。1. 対象症例視床出血が全脳出血 ... もっと読む

付) 大脳の発生をもう少し詳しく前項記事で大脳の発生を概観したが、あまりにも簡略に過ぎて、説得力を持たない。そこで溝口さんのテキストに沿って、もう少し詳しく説明する。1.  前脳胞延髄から前脳に至る脳幹の先端は薄い板状の組織で行き止まりになっている。それよ ... もっと読む

大脳の発生 逆向きの旅「存在論」はまず源を特定し、そこから流れを下るように展開される。しかし我々の認識はそうは行かない。まずは目前の流れを眺め、それが何処からどうやって来るのかを探索しなければならない。存在論における源は、実際の認識作業から言えばたどり着 ... もっと読む

三脳論の書き出し   三脳論というと、多くの人はマクリーンの三段階説を思い浮かべるかもしれない。しかし私の主張はマクリーンとはまったく異なる。それどころがマクリーンを根底から否定するための説である。 1990年に、ポール・マクリーンは脳を3つのシステムに分割し ... もっと読む

味覚神経の解剖と生理ようやく見つけたまともな教科書。19.味覚と名付けられている。医科歯科大学のサイトのようだが、そこから先は不明。httpでみると、第1生理学教室のページのようだ。小難しい記述が並ぶが、必要なことをしっかり書いているので、むしろ分かりやすいかも ... もっと読む

味覚 序の口脳神経の発達は、感覚器の発達を抜きにしては考えられない。感覚の中には、ひょっとすると最近やカビなど外部から持ち込まれたものがあるかもしれないが、まずはすべて自前で獲得したものだと仮定する。そうすると感覚の起源は皮膚感覚と深部知覚で説明できるの ... もっと読む

「第11章 自律神経系、視床下部:野上晴雄」続き………自律神経の中枢自律神経の発生と進化に関する論文は驚くほど少ない。絶望的な気分になった頃、やっと一つの教科書に出会った。「第11章 自律神経系、視床下部」 という記事。著者は筑波大学基礎医学系神経内分泌 ... もっと読む

まずは「自律神経の解剖」でグーグル検索する。1.MSDマニュアルに「自律神経系の概要」という頁がある。執筆者:Phillip Low, MD, College of Medicine, Mayo Clinic レビュー/改訂 2020年 4月とあるから、素性に間違いはない。一筆も最新成果を反映していると見てよい。 ... もっと読む

まだ未解決のまま残されている自律神経の問題に取り掛かろう。一応、問題意識を整理しておく。1.自律神経系は末梢神経系の一種である。2.末梢神経系には、植物性機能を担う神経系と、動物性機能を担う体性神経系がある。このうち自律神経系は植物性機能を担う。3.自律 ... もっと読む

刊行日 021/12/15生物学者には珍しく筋の通った学者で、「ふむふむ」とうなづきながら読み進んだ。高校の生物の教科書を書いている人々の、遺伝学と進化学の混同ぶりには、ほとほと困惑していた私には、まさに胸のすく思いである。私は線を引きながら本を読むのだが、キーボ ... もっと読む

https://bsd.neuroinf.jp/wiki/%E5%97%85%E5%86%85%E9%87%8E嗅内野英語名:entorhinal cortex同義語:嗅内皮質脳科学辞典に項目が建てられており、納家勇治さんという方が記載されている。要約* 嗅内野は内側側頭葉記憶システムの構成要素である。 PR、嗅周野。EC、嗅内野。 ... もっと読む

2023年07月28日 小児の「社会的引きこもり」Annu Rev Psychol皆さんは数日前に、長い科学論文の翻訳がこのブログに掲載されたのをご存知と思う。しかもその作業は途中で中断している。はっきり言えば挫折したのである。この作業のきっかけとなったのは、札幌で起きた「殺害+ ... もっと読む

NIH/national Library of MedicineSocial Withdrawal in Childhood小児期におけるSW(Social withdrawal 以下SW)https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3800115/AbstructSWの子どもは、仲間がいるところでの社会的活動を控えることが多い。小児期の社会的交流の欠如 ... もっと読む

Ⅰ.AI:  人工知能というもの神経管→脳幹→前脳→外套+基底核→大脳と進んできて、メモリ(大脳皮質)の知能化の課題に取り組もうと思った。そのとき、これはまさにAIの進んでいく道すじではないかと考えた。WindowsとかDOSとか(それしか知らないので)というプラットフ ... もっと読む

「大脳皮質—大脳基底核ループと大脳基底核疾患」より抜粋https://www.nips.ac.jp/sysnp/dl/kiteikaku2.pdf自然科学研究機構生理学研究所 生体システム研究部門南部 篤1. 大脳基底核4つの神経核群から構成されている(図1)。(1)線条体 (striatum)(2)淡蒼球(glob ... もっと読む

三脳説を自分なりに構築しながら大脳皮質の形成にまで接近してきた。しかし私の仮説は、あくまで前脳→視床諸核をCPUと見なし大脳の2つの構成要素、尾状核と大脳皮質を二種類の記憶装置として位置づけるものだった。その先には大脳皮質の自律性獲得が必ず必要になる。それが ... もっと読む

尾状核部位尾状核は脳の中心付近、視床の両側に存在する。側脳室前角の底面の一部を形成する。尾状核は解剖学的に他の多くの脳構造と関係している。機能尾状核は学習と記憶、とくにフィードバックに強く関わっている。その後に面白い記載がある。「左尾状核は単語の理解とか ... もっと読む

線条体の勉強…構えの形成Wikiの記述は長いが的外れWikiの記述は解剖学的所見の記載がほとんどなく、神経生理の記述に終始する。このためこちらで内容を再構成しながら読み解かなければならない。*線条体は新線条体(背側)と腹側線条体に区別される。*線条体という名称は ... もっと読む

脳科学辞典より「終脳」 黒田一樹・佐藤真 著1) 一次脳胞形成期 ヒトでは受精後4週目に相当する三脳胞が形成される菱脳胞より尾側では神経管の膨大は見られず、「神経管」に留まる私注*脳胞と呼ばれるのは、神経管の内腔も拡大し、ぶどう房状をなすためと思われる。内腔 ... もっと読む

大脳基底核は大脳なのか大脳基底核という言葉が以前から嫌いだ。終脳という言葉の次に嫌いだ。最初の頃はなんとなく好きになれなかっただけだった。しかし大脳基底核という言葉をなんとなく使い続けている人たちの曖昧さが嫌いになって以来大脳基底核という言葉が嫌いになっ ... もっと読む

パソコンの仕組みに学ぶ「パソコンのしくみ」(新星出版)という本を買ってきた。2018年の発行というのでちょっと古いが、原理論を知るのに不自由はない。今回はその中の「CPUの構造」というページを学ぶ。CPU 中央演算装置というのは今では名前と実体が乖離した言い方だ。 ... もっと読む

炎症論 まとめ 仕切り直しあれ程警戒していたのに、やはり自爆してしまった。軽い話題ならそれで済むのだが、やはりこれだけの重い課題になると、人のふんどしでは相撲はとれない。やはり、「免疫」という言葉が重くのしかかる。急性炎症における、とくにさまざまな液性因子 ... もっと読む

「炎症学」と「免疫学」本日は急性炎症のみ学ぶ“”急性炎症のみ” というのは2つの意味を持つ。一つはあまり複雑な免疫の絡まないレベルで、「炎症の本質」を総括したいからである。確認しておきたいのは「炎症学」と「免疫学」は異なるということである。あくまで炎症が本 ... もっと読む

炎症論 まとめ その1じつにすてきなHPがあって、「久美接骨院」という。ウィキを元にまとめたものらしいが、とても要領よくまとまっている。以下これに従って話を進める。Ⅰ.炎症とはなにか?組織のダメージに対する生体の防御反応を「炎症」という。a 炎症は、生体が侵襲 ... もっと読む

本日は2週間ぶりの外来日。といっても受診のための外来日で、座る椅子は違うのだが…おそらくは手術日が決まるのではないかと思う。体調、というよりも “体調感” は異常に好調だが、これは紛れもなくステロイドのせいである。12時間毎に薬が切れてくると、背中に重しが ... もっと読む

読後感エドワード・ブルモア「うつは炎症で起きる」(草思社 2020年)一言で言うと、このドグマに対しては共感できる。しかし「何故そうなるのか」というメカニズム、その過程については独断が目立つ。例えば、この数年間で私は結構な病気にかかっているが、それらの本態が炎 ... もっと読む

「The Inflamed Mind」 を読んで その1思考の原動力としての「情動」 入院中の二泊三日で、文庫本2冊を読んだ。他にすることがないというのは大変なことで、日常生活でこれだけのことをしようとすれば、1ヶ月かかる。それもやる気になった時の話だ。1冊目は「『うつ』は ... もっと読む

The European respiratory journal 2002Mar01今回,シンバスタチンによるびまん性間質性肺炎が組織学的に非特異的な間質性肺炎パターンを呈したので報告する.超微細構造解析では、II型肺細胞、組織球、内皮細胞に細胞質内ラメラ封入体がびまん性に集積しており、両親媒性薬 ... もっと読む

2020年9月の記事だからもう2年になる。精神疾患「ミニ脳」で調査理研など原因に迫るという記事があって、これを写真にとっている。りけんと入れたら「利権」と返してきた。パソコンはときどき味なことをする。「ミニ脳」というのは記者の造語で、正式名(一応)は「脳オル ... もっと読む

精神経誌(2012)114巻2号特集精神疾患の病態研究の最前線精神疾患の神経炎症仮説門司晃1.はじめに従来より精神障害のなかに「器質性精神疾患」と一括される疾患群があることが知られている。「器質性精神疾患」は、病歴やMRIをはじめとする画像検査法によって、「器質的原 ... もっと読む

ニュースイッチというサイトに「うつ病は炎症で起きる」という本についての解説が掲載されている。中身は解説というより感想で、「詳しくは本文を」ということになるが、とりあえずのつなぎということで…https://newswitch.jp/p/18946「うつ」は炎症で起きる(エドワード・ ... もっと読む

 18 Mar 2022国際平和と安全に対する脅威に関する安全保障理事会に対する上級代表のブリーフィング中満泉軍縮担当上級代表のステートメントHigh Representative’s briefing to the Security Council on Threats to International Peace and Security: Statement by Ms. Izu ... もっと読む

日経新聞9月27日号に「COP26の延期提言が問うもの」という記事が載った。編集委員の小平龍四郎さんが書いたものだ。以下は内容の紹介というより私の読後感。もちろん、温暖化阻止は地球上のすべての人の希望だ。しかしそれを声高に語れる人と、そうでない人がいることを念 ... もっと読む

それでも伊勢丹、行きますか?このあいだ日経新聞の記事(2021年08月11日 差別に報い…伊勢丹とワクチン)を紹介したばかりだが、息継ぐまもなく続編が登場した。こちらは「Diamond Online」で、週刊誌系だから遠慮会釈はない。8月13日付で見出しは伊勢丹新宿店でもコロ ... もっと読む

百貨店は「自粛の枠から外せ」と働きかけてきた。さらに、自分勝手に「感染予防対策をした安全な施設」と称し、無原則的に営業枠を拡大した。その際に根拠となるように、店員への職場接種を推進した。しかし伊勢丹はそれすらもケチった。7月上旬から現場社員5千人にコロナ ... もっと読む

皆さん 焦らないでください。ワクチンはないんです。早いもんがちではないんです。それは嘘です。「皆さん整然と行動しましょう」というべき人が、「皆さん、早いものがちですよ」と混乱を煽っています。そんなこんなで、お年寄りは電話をかけまくった末に、疲れて頭がおか ... もっと読む

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