JB Press
2016.12.27

ユダヤ資金の軍門に下ったトランプ

末永 恵

編集者より: この記事は2016年末、オバマ政権末期、トランプの大統領就任間近の記事だ。存じない名前だが、中身は鋭く、今日を見通しているほどの慧眼だ。JB Pressの最新記事が2024年4月なので、キャリアアップした可能性がある。いずれ知られた存在になるであろう。
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以下は内容概略

リード

中東和平への取り組みは今後さらに進むだろう。当面はロシア主導となると予想される。

ただし和平を阻害するイスラエル右派とトランプ新大統領が連動すれば、利害が複雑に絡む中東危機をさらに高め、その火の粉は米国にも降り注ぐのは必至だ。


米政界保守派の中核としてのロックフェラー家

米国のエスタブリッシュメントの中でも、名門最強とされるのがロックフェラー財閥。同財閥を代表格とし連携するのが、米国の政財界保守主流派である。

編注: 超党派連合、Foreign Affairs 誌によるところから、その名をとって呼ばれることもある。

ロックフェラー家は、南ドイツ出身のプロテスタント系と言われてきたが、実はセファルディム系(イベリア系)である。スタンダードオイルの創業者で、今も一族の中核事業は石油。世界を代表する石油王一族だ。

世界最大の石油メジャー、エクソンモービルを筆頭に、シェル、シェブロン、アルコ、テキサコなど石油市場を独占する(全部ロックフェラー!)

石油だけではない。世界経済を牛耳る大財閥でもある。

情報通信(IBM、テキサス・インスツルメンツなど)、金融(メリル・リンチ、モルガン・スタンレーなど)、化学機械(GEなど)、自動車(GMなど)、メディア(WSJ、AP通信、NBC放送など)の各産業界のグローバル企業を所有する。

フォード政権下では、ネルソン・ロックフェラーが副大統領を務めた。上院議員を含め一族は政界入りも果たした。


外交界の超大物、キッシンジャーも盟友

93歳のキッシンジャーは、米中国交樹立や米ソ核軍縮などで非情な交渉術を発揮してきた。筋金入り反共主義の”現役で、「親露路線で、中国を討つ」ことを直近の目標としている。(米政府関係者)

彼はもともと、ネルソン・ロックフェラーの友人で、その強い推薦で、ニクソン政権の国家安全保障担当補佐官、国務長官として抜擢された。

キッシンジャーはトランプ次期大統領の外交顧問でもある。

編注: 彼の教えを受けたトランプが、北朝鮮との国交回復に意欲を燃やしたのは、うなづけるところである。


歴代政権はユダヤマネー漬け

巨大財閥が政冶を影で操る米国の「金権政治」、その基盤はユダヤマネーの潤沢な資金にあった。それは歴代にわたって延々と受け継がれてきた。

型破りかと思われたトランプ次期政権でも、その「伝統」が引き継がれそうだ。

編注: もし1期目でユダヤマネー漬けになっていたとしたら、2期目になって、イスラエルから距離を置こうとしてもそいつは無理というものでしょう。第一、与党の共和党というのは基本的にロックフェラーたちの御雇い政党で、トランプの言うことをくどころか、指図してくるに決まっています。

読めるのはここまで