実は5月21日に記事なのだが、コピー機の調子が悪くてアップできずに居て、そのまま忘れていたものだ。素晴らしい文章で、問題点を過不足なく描き出している。現場での実践を踏まえた貴重な指摘だ。
これを貴重にして、もう少し膨らませていきたいと思う。とりあえずはコピーを拡散する。

以下は余談
小金井良精の研究はその方法は別として、日本の先住民族を特定するうえではかなり重要なものだったことはしてきしておきたい。彼は人骨研究を元に、日本の先住民族はアイヌ人だったと指摘している。その前、と言っても明治になってから東大につくられた人類学教室のことだが、彼らはコロボックルというとんでもない言説を展開していた。ともあれ、我々現日本人が元からここに住んでいたわけではないことは分かっていた。
そのとき小金井がさっそうと登場して、古人骨とアイヌ人骨の相似性、現日本人との懸隔を証明した。と言っても当時の日本人にそれほどの知恵があるわけはないので、当時の御用外国人学者の好事家グループがある程度の下地を作ったうえでの仮説だったが…
その外国人グループの中に、我らがマンロー博士も居たのである。マンローと言っても知る人ぞ知る存在に過ぎないが、イギリス人の医師である。大学を卒業するとそのまま船に乗り、各地を放浪の末日本にたどり着き、そのまま生涯を日本で終えた。最後は北海道の二風谷アイヌ部落で医療奉仕の生活を送り、部落民に看取られた。
それはいずれ話すとして、アイヌ人骨の盗掘はどうも小金井、児玉に留まるものではなさそうだ。記事の中にドイツと書かれているが、これはかの有名なシーボルトの息子か東大医学部のお雇教授ベルツによるものと考えられる。マンローはアカデミーとは関係のない一医師であった。学者というよりはコレクターに近い性癖がある。若い時の旺盛に集めた品物は、関東大震災のときにキレイサッパリ失われたようであるが、それでもかなりの遺品が英国に贈られている。その中に遺骨がないとは言えない。
アイヌ人骨の盗掘は、国際事件になったこともある。イギリスの横浜領事館の館付き医師がアイヌに興味を持って、函館のイギリス領事館に人骨をリクエストした。領事館のスタッフは郊外のアイヌ人墓地まで出かけていって、盛大に掘り返したらしい。通報を受けた箱館奉行所は猛烈に抗議し、ついに返還を実現したという。泣かせる話だ。
ともかく、研究の成果は別として、その方法についての人権的な是非は再吟味が必要だ。お雇い外国人の成し遂げた貢献が著しいからと言って、その瑕疵が不問に付されることがあってはならない。
これを貴重にして、もう少し膨らませていきたいと思う。とりあえずはコピーを拡散する。

以下は余談
小金井良精の研究はその方法は別として、日本の先住民族を特定するうえではかなり重要なものだったことはしてきしておきたい。彼は人骨研究を元に、日本の先住民族はアイヌ人だったと指摘している。その前、と言っても明治になってから東大につくられた人類学教室のことだが、彼らはコロボックルというとんでもない言説を展開していた。ともあれ、我々現日本人が元からここに住んでいたわけではないことは分かっていた。
そのとき小金井がさっそうと登場して、古人骨とアイヌ人骨の相似性、現日本人との懸隔を証明した。と言っても当時の日本人にそれほどの知恵があるわけはないので、当時の御用外国人学者の好事家グループがある程度の下地を作ったうえでの仮説だったが…
その外国人グループの中に、我らがマンロー博士も居たのである。マンローと言っても知る人ぞ知る存在に過ぎないが、イギリス人の医師である。大学を卒業するとそのまま船に乗り、各地を放浪の末日本にたどり着き、そのまま生涯を日本で終えた。最後は北海道の二風谷アイヌ部落で医療奉仕の生活を送り、部落民に看取られた。
それはいずれ話すとして、アイヌ人骨の盗掘はどうも小金井、児玉に留まるものではなさそうだ。記事の中にドイツと書かれているが、これはかの有名なシーボルトの息子か東大医学部のお雇教授ベルツによるものと考えられる。マンローはアカデミーとは関係のない一医師であった。学者というよりはコレクターに近い性癖がある。若い時の旺盛に集めた品物は、関東大震災のときにキレイサッパリ失われたようであるが、それでもかなりの遺品が英国に贈られている。その中に遺骨がないとは言えない。
アイヌ人骨の盗掘は、国際事件になったこともある。イギリスの横浜領事館の館付き医師がアイヌに興味を持って、函館のイギリス領事館に人骨をリクエストした。領事館のスタッフは郊外のアイヌ人墓地まで出かけていって、盛大に掘り返したらしい。通報を受けた箱館奉行所は猛烈に抗議し、ついに返還を実現したという。泣かせる話だ。
ともかく、研究の成果は別として、その方法についての人権的な是非は再吟味が必要だ。お雇い外国人の成し遂げた貢献が著しいからと言って、その瑕疵が不問に付されることがあってはならない。
コメント