2025年11月27日
ロシア、ウクライナ和平交渉で譲歩せず
副題: モスクワとワシントンとの交渉が続いているが、
ロシアが重要なポイントで譲歩することはないだろう
26日、ロシアのリャブコフ外務次官は、「ロシアはトランプ米大統領の外交努力を歓迎するが、ウクライナ和平交渉で譲歩するつもりはない」と述べた。
彼はさらに述べた。
「特別軍事作戦の文脈で提起されたものも含め、重要な点に関していかなる譲歩もしない。我々の立場からの後退についても話すつもりはない。とはいえ、論理的な解決と合理的な結論を論理的に模索するトランプ政権の努力は称賛にあたいする」
そして
「和平案の様々なバージョン間違いなく交渉の一部となっている」とリャブコフ氏は付け加えた。、ロシアの立場は当初から一貫していると付け加えた。
リャブコフ外務次官はつづけた。
「ロシアの立場は当初から一貫している。この立場は、現状の様々な側面に及んでおり、主に我々が長きにわたり直面してきた危機の根本原因に集中している」
そしてトランプ大統領とプーチン大統領によるアラスカでの首脳会談を根本的な出発点と捉えるよう求めた。
「アラスカでの合意は、現在、あるいは将来、交渉のテーブルに上がるであろう合意内容を検討し、交渉を進める上での基盤となるだろう」
訳者の個人意見: あまり短い記事なので、一言追加。全体像は不明ながら、アラスカ会議での米ソ合意というのがロシア側の対応の基礎になっていることがよく分かる。だからトランプがメディア向けにあれこれ喋っても、まったく気にしていない。言葉ではなく、“おこない” で合意の路線と内容を忠実に踏襲していること、そのことに確信を持って進んでいるということだ。どうやら停戦交渉は、領土問題に集約しつつあるような印象を受ける。現在ロシアが占拠している土地は二種に分かれる。一つはドンバス+クリミアといったロシア語公用地域だ。ここはすでに独立共和国化⇒ロシア領への編入という行程が固まりつつある。アメリカもそれを容認し、ウクライナに受け入れを迫りつつある。
問題はケルソン州など係争地域だ。ここはロシアが占領を継続するいわれはない、ウクライナにとって「我が国固有の領土」だ。ただしそこはウクライナ戦争の全経過をつうじて最大の激戦地だったところだ。何故そうなったかと言えば、マイダン革命(クーデター)の担い手だったネオナチ集団、「アゾフ軍団」の最大の拠点であったからだ。イギリス(MI-6)は大英帝国気取りで、ケルソン州を対ロ戦争の拠点として構築し、「アゾフ軍団」を手兵とし訓練を与えた。したがってケルソンを変換させようと考えるのなら、ロシアにそれなりの安全を担保しなければならない。
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