teleSUR
October 24, 2025
欧州: 追い詰められた好戦主義者
EU Fails to Agree on Using Frozen Russian Assets to Fund Ukraine Aid
A European Council meeting in Brussels, October 24, 2025
EU、ウクライナ支援資金にロシア凍結資産の活用で合意できず。
フォン・デア・ライエンは、約1,400億ユーロの「賠償ローン」創設を目指した。しかし23日、欧州連合(EU)首脳は、凍結されたロシア資産を活用してウクライナ向け新規融資を賄う計画について合意に至らなかった。
本文
サミットの結論は、以前の草案よりも大幅に軟化した表現となった。理由は第一にベルギーが反対意見を明らかにしたためであり、欧州中央銀行(ECB)がこの方向について法的懸念を提起した結果である。
EU首脳はウクライナへの政治的・経済的・軍事的支援を再確認した。しかし具体的な資金調達手段の問題には踏み込まなかった。
結論では、欧州委員会に対し「ウクライナの資金需要評価に基づく財政支援の選択肢を可能な限り早期に提示するよう」要請するにとどまり、
この問題は12月の次回EU首脳会議で再検討されるとした。
文書は、ロシアが「ウクライナに対する侵略戦争を停止し、被った損害を補償する」まで、ロシア資産の凍結を継続すべきだと改めて表明した。
この論争は、欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長が 9 月の欧州連合(EU)の一般教書演説で概要を示した、
凍結されたロシアの国家資産を担保とした約 1,400 億ユーロ(約 1 兆 6,300 億円)の「賠償ローン」創設の提案が焦点となっている。
ロシア凍結資産が対ロ戦争に利用されてはならない理由
この計画はドイツ、フランス、バルト三国が支持しているが、ベルギーと欧州中央銀行(ECB)は、国際法に違反し、ユーロ圏の金融の安定を脅かす恐れがあると警告し、反対している。
欧州連合本部のあるベルギーの銀行は、紛争開始直後に EU が凍結したロシア中央銀行の資産の大部分を保有している。
サミットに先立ち、ベルギーのバルト・デウェーフェル首相Bart De Weverは次のように述べた。
1️⃣ 他の EU 加盟国が、金融リスクを均等に分担すること、
2️⃣ 凍結資産が後日モスクワに返還されなければならなくなる可能性がある。これに備えて各国が保証を提供すること、
3️⃣ ロシアの資金を保有するすべての国が、凍結資金の今後の取り扱いに関して一致団結して行動すること
これらが保証されない限り、ベルギーはこの計画を阻止すると述べた。
「行動を起こすなら、欧州の連帯として、全員が一致団結して行動しなければならない」と彼は述べ、これらの条件が満たされない場合は、あらゆる政治的・法的手段を用いて決定を阻止すると警告した。
訳者コメント: ベルギー政府の発言は衝撃的だ。これで最後の奇策(埋蔵金)も潰え、欧州によるウクライナ戦争継続の芽はなくなった。あとは欧州(一部日本を含む)民衆の屈折した正義感がどこへ向かうかだ。

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