Democracy Now
July 09, 2025
「プーチンは和平交渉に興味なし」 マット・ダスがトランプ外交の行き詰まりを語る
“Vladimir Putin Is Not Interested in a Peace Deal”:
Matt Duss on Trump’s Stalled Ukraine Diplomacy
イントロ
ウクライナ空軍によると、ロシアは一夜にして2022年の全面侵攻以来最大の空爆を開始し、記録的な741機の無人機とミサイルを発射した。ポーランドは防空司令を発動し、戦闘機を緊急発進させた。
火曜日、トランプ大統領はウクライナ政策について、プーチン大統領を鋭く批判する一連の発言をおこなった。その後にロシアの攻撃は行われた。
バーニー・サンダース上院議員の元外交政策顧問であり、国際政策センターの第一副議長であるマット・ダスに、最新の動向について話を聞いた。
AMY GOODMAN:
マット・デュスさん、まずウクライナの動向について聞きたい。ウクライナ空軍によると、ロシアは2022年の侵攻以来、最大規模の空爆を一夜にして行ったという。741機のドローンとミサイルを発射した。いずれも記録的な数だ。そのほとんどがウクライナ西部のルツク市を狙っていた。
ポーランドは防空活動を開始し、戦闘機を緊急発進させた。ロシアの攻撃は、トランプ大統領がプーチン大統領を鋭く批判した後に開始された。
TRUMP大統領: 私達はプーチンから強気の挑発をかけられている。彼はいつもとても親切
だが、いまはそんなことは無意味になっている、
AMY GOODMAN: トランプ政権内でいくつかの重要な食い違いがあった。
先週、国防総省が武器輸送を停止した。トランプ大統領は、その後、ウクライナに追加の武器を送ると述べた。 ピート・ヘグセス国防長官は、ウクライナへの武器輸送の一時停止を許可する前にホワイトハウスに報告しなかったらしい。彼は「ウクライナに送る武器とは別にアメリカに十分な武器があるかどうかを確認したかった」 と弁解した。
これはすべて、初めて国際法廷が、ロシアによる人権侵害の責任を認めたことによる。ストラスブールにある欧州人権裁判所の判事たちは本日、ロシアに対して2つの判決を下した。
最初の判決では、ウクライナ紛争中にロシアが国際法に違反したと認定した。また、298人が死亡した2014年のマレーシア航空17便撃墜事件の背後にもロシアが関与しているとの判決も下された。
マット・デュス、あなたはバーニー・サンダース上院議員の元外交政策顧問だ。そしていまは国際政策センターの副議長です。今ここで何が起きているのか、そしてプーチンに関してトランプが一転したことの意味を説明してください。
マット・デュス:そうですね。まず、一つの事件を知っておく必要があります。先週発表された米国からウクライナへの武器供与停止について、トランプは知らなかったようだ、ということです。
このことをとっても、この政権の政策プロセスが、政策プロセスと呼べるとしても、かなり無秩序で無秩序であることを改めて知ることになりました。いまではこのことについて誰も驚かないだろう。
しかし、ここで重要なのは、トランプがウクライナとロシアの和平を約束し、こう言ったことだと思う。
「最初の数日で平和協定を結ぶ。本当に簡単なことだ」
しかし実はそう簡単ではなかった。そのことを彼は学んだ。
もう一つ、プーチンは和平交渉には興味がない。これが今回のドタバタから学んだ最も重要な教訓だと思う。
私たちの多くは交渉を支持している。ウクライナ人以上に和平を望んでいる人はいないと思う。 しかし、プーチンには投票権があり、私が見た限り、プーチンの関心は変わっていない。このことを理解する必要がある。
彼はウクライナに戦争を仕掛け続けるつもりだ。彼はウクライナの独立を排除しようとしている。ウクライナを実質的にロシアの支配下に置きたいのだ。
彼はその目標を変えていない。彼が変わらない限り、停戦はおろか、持続的な和平交渉も難しいだろう。
AMY GOODMAN: それから、なぜトランプは回復(turnaround)したのか?
MATT DUSS:
トランプは恥ずかしく思っているのだろう、自分の取引能力の高さに自信を持ち、それに基づいて大胆な主張をしてきた人物として。
「私はプーチンを知っている。彼の考え方は知っている」トランプは言った。
そしてプーチンはこう言い返した。
「いや、実際には、あなたは私がどう考えているのか理解していない」
それがドナルド・トランプを困らせたのは明らかだ。問題は、ドナルド・トランプがこれからどうするかだ。ウクライナへの防衛援助を継続するのか。 ヨーロッパの他の同盟国と緊密に連携して圧力を強めるのか。国際社会の他の人々と協力してプーチンに圧力をかけ、真の交渉に持ち込むのか。
しかし、これまでの彼のやり方を考えると、同盟国を疎外し、仲介役を果たしそうな南半球の他の国々を疎外することになる。トランプが実際に信頼できる和平プロセスを立ち上げられるとは私には思えない。
AMY GOODMAN: 実際、例えばブラジルで開催されたBRICSサミットの態度も参考になる。
MATT DUSS: Right.
AMY GOODMAN: もちろん、BRICSとはロシア、ブラジル、インド、中国、南アフリカを表す。
MATT DUSS: Yeah.
AMY GOODMAN: Matt Duss, I want to thank you —
MATT DUSS: Yeah, that’s —
AMY GOODMAN: Go ahead. Twenty seconds.
MATT DUSS: いや、私が言いたいのは、BRICS諸国、特にブラジルと協力することも選択肢のひとつだということだ。それはトランプが検討すべき選択肢だということだ。
しかし、彼のこれまでの言動を見る限り、それが今すぐの選択肢になるかどうかはわからない。
AMY GOODMAN: Matt Duss, executive vice president of Center for International Policy, former foreign policy adviser to Senator Bernie Sanders.
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これを読んで、私はサンダース派が現在もなお確固たる正義派であることを知った。デモクラシー・ナウはヘグセス・ショックを経て、政治的に判断し、サンダース派との連携を優先する路線に切り替えたのかも知れない。いまや正義派(サンダース派とDemocracy Nowを含む)にとって、反帝国主義同盟ではなく、反プーチン・反トランプが旗印となったようだ。
ゆえに、BRICS諸国への評価がグダグダになってしまう。“特にブラジルと協力する”などの一節は、吉本興業並みに笑わせる。
ゆえに、BRICS諸国への評価がグダグダになってしまう。“特にブラジルと協力する”などの一節は、吉本興業並みに笑わせる。

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