Apr 10, 2025

約1000人のイスラエル空軍予備役将兵、
戦争の終結と人質取引を要求

Despite Threats, Nearly 1,000 Israeli Air Force Reservists Demand
End of Gaza War, Hostage Deal




書簡は何を訴えているのか

その書簡は、イスラエル空軍司令官が「署名者は追放される」と脅したにもかかわらず、発表された。

「現在、この戦争は安全保障上のためではなく、主に政治家たちの個人的な利益のために行われている」

約1,000人のイスラエル空軍の現役予備役および元予備兵が、この書簡に署名した。そこには「たとえ戦争を終結させる代償を払ってでも、すべての人質を返すよう求める」との訴えが記されていた。それは次の観測につながっている。

「戦争が継続されたとしても、その掲げた目標のいずれにも貢献しない。それは逆に、人質とイスラエル軍兵士、それに罪のない民間人の死と、IDF予備軍の消耗につながるだろう」

書簡の署名者たちは次のように付け加えた。
 「人質を安全に取り戻すことができるのは交渉だけであり、軍事的圧力は結局は人質の殺害と兵士の危険につながる。それは過去の経験が証明していることだ」

彼らはさらに、「日が経つごとに、彼らの命が危険にさらされている」と警告した。そしてすべてのイスラエル市民が行動を起こし、戦争の終結とすべての人質の帰還を要求するよう呼びかけた。

軍内に広がる動揺

970人の署名者の中には、多くの現役予備役が含まれており、その中には上級将校やパイロットもいれば、もはや現役の予備役ではない者もいる。

今週初めに署名者の全リストが流出した。その後、准将クラスの空軍幹部が署名者と電話会談を行った。トマー・バー(Tomer Bar) IAF司令官は命令を下し、書簡への署名を撤回するよう促した。

火曜日、バール司令官はさらに空軍の予備役と個人的に面談し、元空軍スタッフが起草し配布した、この書簡に署名しないよう警告した。

この会合でバールは、もし彼らがこの書簡に署名すれば、兵役を解かれると警告した。しかし彼は、近い将来、停戦と人質解放の協定に署名するのが理にかなっているという点では、予備役たちと意見が一致した。


訳者: これはたんなる動揺ではなく、激震と言うべきであろう。上級将校やパイロットもふくめ空軍将兵1千名が現政策に公然と反対するのはただごとではない。だからこそ空軍司令官が自ら説得に赴いているのであろう。
パイロットはハンニバル原則(生きて虜囚の辱めを受けず)を実行し、捕虜となった自国民を皆殺しにする、それだけのために連日出撃している。これは軍が軍である以上許すことのできない畜生道である。