2025年4月10日
Defend Democracy
重力爆弾とは何か?米国は第三次世界大戦の懸念の中、
新型核兵器の生産を増強
新型核兵器の生産を増強
What is a gravity bomb? US ramps up production for new nuclear weapon
amid World War III fears
ニューヨーク・ポスト紙の報道によると、米国は世界的な緊張の高まりによる「緊急かつ重大な」脅威を理由に「重力爆弾」の製造を急いだという。
重力爆弾は、核兵器搭載可能な航空機から投下される爆弾です。その破壊力は甚大です。B61-13重力爆弾1発の威力は、広島に投下された爆弾の約24倍です。ということは適切な都市を選べば500万人が死ぬということです。
国防総省の発表
国防総省は2023年10月、議会の承認と予算承認を待って、B61核重力爆弾の最新版であるB61-13の開発を進めると発表した。
「B61-13は、大統領に特定のより困難で広範囲な軍事目標に対する追加的な選択肢を提供することで、敵の抑止力と同盟国およびパートナーの安心感を強化するだろう」と声明は述べた。
核兵器の拡散に対する懸念は世界中で高まっている。中国は、ロシアやアメリカがの核兵器数に匹敵する配備を進進めていると考えられている。
2022年の核態勢見直し(NPR)では、中ソが核兵器への依存を高めながら、核戦力の拡大、多様化、近代化を続けていることが指摘されている。
記事はこれだけで、これだけ聞いてもさっぱりわからない。
ウィキでの見出し語は「B61 (核爆弾)」となっており、「重力爆弾」というSF的な名称は出てこない。
しかしページを開いてみると、英語名は B61 gravity bombs となっており、説明には「アメリカ合衆国が開発した無誘導の核爆弾である」、と書かれている。
B61 はプロトタイプであり、なんと1960年から開発が始まっている。現在開発されているのはその改良型であるB61-13である。
B61系は大変 “使い心地の良い” 核爆弾で、朝鮮戦争のF100スーパーセイバーから新型のF35戦闘機まで搭載可能でありながら、最大170キロトンの威力を持つ。さらに空中爆発・地上爆発・遅延爆発に対応している。まさに、ストレンジラブ博士に心配をやめさせる魅力を持つ爆弾だ。
ところで、日本語版ウィキでは “gravity bombs” の文字だけは載っているものの、その由来はまったく触れられていない。
結論はあっけないものだった。要するに重力で自然落下する通常爆弾という意味だ。落としたら最後、どこに落ちるかは爆弾に聞いてくれという、超プリミティブな爆弾だ。だからF100 などという骨董品にも搭載可能なのだろう。たしかに使い勝手は良いが、使われる側からすればたまったものではない。

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