https://www.dailymaverick.co.za/article/2022-04-08-south-africa-abstains-from-voting-on-russias-un-human-rights-council-suspension/

Daily Maverick
Peter Fabricius
08 Apr 2022 

WAR IN EUROPE

South Africa abstains from voting
on Russia’s UN Human Rights Council suspension

南アフリカ、ロシアの国連人権理事会停止処分について投票を棄権


リード

南アフリカ共和国のXolisa Mabhongo国連副大使は、ウクライナ戦争について中立の立場を堅持することを明らかにした。これはロシアを侵略者と認定することを暗に拒否するものである。

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4月7日にウクライナ戦争に関する国連総会の投票が行われた。今回は、ウクライナの民間人に対する残虐行為の疑いで、ロシアを国連人権理事会の理事国から一時外すという提案であった。

南アフリカはこの投票で再び棄権した。
この決議は、賛成 93 票、棄権 58 票、反対 24 票で可決された。

その決議の背景には、キエフ近郊のブチャから、ロシア軍撤退後に数百人の民間人が路上や集団墓地で遺体で発見されたという衝撃的な報告や写真があった。

何人かの市民は、両手を縛られたまま頭を撃たれ、冷酷に処刑されたようだ。

ウクライナのキスリーチャ(Sergiy Kyslytsya)国連大使は、この決議を支持するよう各国に要請した。
国連は彼の言葉を次のように報じている。
ブチャをはじめとする数十のウクライナの都市や村では、平和に暮らす数千の住民がロシア軍によって殺され、拷問され、レイプされ、拉致され、強奪された。
それらの事実は、ロシア連邦が人権宣言の精神から如何にかけ離れてしまったたかを示している。
だから “本件の特殊性は際立っており”、今日対処すべきことは自明なのだ
(this case is unique, and today’s response is obvious and self-explanatory:後ほどの議論で、南アフリカはこの言葉にこだわる)

しかし、南ア政府はこの意見には同意していない。ニューヨークの国連副大使マボンゴ(Xolisa Mabhongo)は、ウクライナでの戦争について中立の立場を貫くことを明らかにしている。そしてロシアを侵略者とみなすことを遠回しに否定している

彼は、南アフリカがこの決議に棄権すると述べた。 なぜなら、それは時期尚早であり、国連人権理事会の判断を踏み越えてしまうからである。

以下はマボンゴによる発言の要旨

3月4日、国連人権理事会は国際調査委員会の設置を決めました。それはウクライナにおける人権侵害や虐待、国際法違反、関連する犯罪のすべての疑惑を調査するための委員会です。

このまま事態が進めば、今回の決議は国際調査委員会の調査結果を、予見によって先取りしてしまう危険があります。

この際、国連人権理事会を設立した国連総会決議60/251に留意するようもとめます。そこでは、「人権問題の検討において、普遍性、客観性、非選択性を確保することの重要性...」が強調されています。(人権問題は個別的であるがゆえに、恣意的解釈に陥ることがある。これはユーゴスラビア紛争の痛切な教訓である 編集者)

残念ながら、我々がいま検討している決議案は、検討するにあたって公正なプロセスを踏んでいるとはいえません。そのゆえに総会をさらに分裂させ、二極化させる危険があります。

人権理事会のメンバーの資格停止を検討するにあたって、南アフリカは次のように考えます。

その判断基準は、時と場合によって変わるのではなく一貫したものでなければなりません。そうでなければ、そこにはダブルスタンダードが持ち込まれることになり、総会と人権理事会の信頼性を損なうことになるからです。

また、南アフリカは戦争に対する深い懸念を表明するものです。私は人道的危機に対応するための第一歩として、敵対行為の停止を求める南ア政府の方針を繰り返したいと思います。そして対話、調停、外交が紛争を終わらせる唯一の道であることを強調したいと思います。

南アフリカは、ウクライナとロシアによる前提条件なしの協議開催への努力を歓迎するものです。総会は調停と対話を奨励し、その目的につながるような建設的な成果を実現しなければなりません。

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参考までに、この記事に対してコメントが寄せられています。


Bruce Sobey マンデラの国、ツツ主教の国の私たちは、今、恥ずかしくて頭を垂れなければならない。私たちのリーダーは、善悪の区別がつかず、正しいことのために立ち上がることができないからだ。

Winterlorinda 嫌悪感を通り越してる! ネルソン・マンデラは墓の中でひっくり返っているに違いない。

Elmarie Dennis 自称リーダーって、どんだけ南アフリカの利権に絡んでるんだ。恥知らずの政治家を恥じる

Rencia Cloete
私の政府は私の代弁者ではない! ウクライナの戦争に対する南アフリカの対応を恥ずかしく思う。

コテンパンですね。しかしこれらの怒りは、もし両者に和解の兆候が見え始めれば、霧が晴れるように消えていくでしょう。虐殺者とも手を握った妥協の天才、ネルソン・マンデラは小躍りするでしょう。