とりあえず、朴大統領の発言の経過を拾ってみました。
12年10月 アセアン+3のもとに設立された第2次東アジアビジョングループ(EAVG II)、「2020年までの東アジア共同体構築」を中核とする報告を発表。(韓国のイニシアチブと言われる)
朴槿恵大統領は、大統領選挙で以下の公約を掲げた。
①東北アジアの歴史対立について、主権が侵害されることを容認しない。
②韓中日政府及び市民社会が和解、正しい歴史認識の定着をはかる。
③東北アジアの持続可能な平和と発展のため、『東北アジア平和協力構想』を推進する。
④韓米関係を包括的戦略同盟に発展させ、韓中関係を戦略的協力パートナーにふさわしくアップグレードする。
4.24 朴大統領、北東アジア平和協力構想の枠組みを明らかにする。
①6カ国協議参加国を中心とする。北朝鮮もこの枠組みに参加できる。
②気候変動問題やテロ対策、原子力の安全管理など「非政治的な分野」での協力を行う協議体をつくる。
この構想を、5月の訪米時にオバマ米大統領に提案する。
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①朝鮮半島平和と統一環境構築、北東アジア地域の平和協力体制構築、世界平和と繁栄への貢献、は韓米両国の共同目標である。 |
5月8日 朴大統領、米議会で演説。(演説要旨は民団ホームページ参照)
| 韓米両国が描く3つのビジョンがある。 第一に、韓半島の平和と統一基盤の構築。南北間の漸進的交流・協力を通じて信頼を積み重ね、平和統一の基盤を構築していく。 第二に、東北アジア地域に平和協力体制を構築すること。域内国家の経済的力量と相互依存は日ごと増しつつあるにもかかわらず、過去の歴史から始まった葛藤はより一層深刻化している。いわゆる「アジア・パラドックス」現象の克服に向けて東北アジア平和協力構想を推進したい。 第三に、地球村の隣人たちが平和と繁栄を享受できるよう寄与すること。 |
5月24日 朴大統領、メディア幹部との会合でソウル・プロセスを説明。(内容は米議会での演説とほぼ同じ)
5月29日 朴大統領、米上院外交委員会メンバーと会談し、平和協力構想について説明。
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ソウルプロセスは韓米両国が主導し、非政治的な分野から安全保障分野に対話の段階を引き上げる構想で、北朝鮮にも門戸を開放する。 |
6月27日 朴大統領、中国を訪問。朴プランへの理解をもとめる。習主席はこの構想を歓迎し、南北関係の改善、和解と協力の実現、自主的・平和的統一の最終的実現を支持する。
①朝鮮半島信頼プロセス: 対話や人道支援を通じ南北の信頼構築を目指す
②北東アジア平和協力構想: 非政治的分野から協力を重ねる地域の新たな枠組み
また両者は、国連、G20、APEC、中韓日、ASEANプラス3(中韓日)などの枠組みでの調整と協力を強化し、気候変動などグローバルな問題に共同で対処することで合意
7月1日 中韓未来ビジョン共同声明が発表される。
五、地域と国際事務提携 |
10月11日 朴大統領、ブルネイのアセアン+3首脳会議で演説。「北東アジア平和協力構想がアセアン共同体とシナジー効果を生み出し、最終的に2020年を目標とする東アジア共同体の形成に貢献するだろう」と述べる。
引き続き、東アジア首脳会議(EAS)で演説。「信頼外交」を提唱。
①アジアパラドックス: 北東アジア地域は経済的相互依存性と協力は進展しているが、政治・安保の協力は低い水準にとどまっている。②ソウル・プロセス: 域内国家がソフトな問題から対話を始め、信頼のインフラを構築していくことが必要」と訴えた。
11月14日 朴大統領、国立外交院で演説。北東アジアの共同の歴史教科書を編さんすることなど提案。このなかで朴プランを説明。
| 私は新政府の発足を機に、北東アジアを信頼と協力の場に変えるため、「北東アジアの平和協力構想」を提唱しました。 私が提案してきた北東アジアの平和協力構想は、地域の国々がちょっとした協力から始め、お互いに信頼できる経験を蓄積し、さらにそれを拡散させ、不信と対 立を緩和するというものです。核問題をはじめ、環境問題への対応や自然災害への対応、サイバー協力、資金洗浄防止などから始め、対話と協力を蓄積し、さら にその範囲を広げていくというものです。 このような過程が進むに従って、究極的にはヨーロッパの経験のように、最も敏感な問題も論議できる時期が来ると確信しています。 私は、北東アジアの平和協力のために、まず、地域の国々が、北東アジアの未来に対する認識を共有しなければならないと思います。目的を共有しなければ、小さな違いも克服できません。 しかし、目的が同じであればその差を克服することができるのです。ドイツとフランス、ドイツとポーランドがやったように、北東アジア共同の歴史教科書を発刊することにより、東西欧州がそうだったように、協力と対話が、蓄積されるかもしれないのです。 対立と不信の根源である「歴史問題の壁」が、崩壊する日が来るかもしれません。 北東アジアの平和協力に向けて、北東アジアは開放された場所になるべきだと思います。単なる北東アジアではなく、世界の中の北東アジアとなるべきなのです。世界とともに汗を流し、世界の平和と発展に寄与する北東アジアとなるべきなのです。 それは北東アジアが持続的に成長していく秘訣にもなることです。また、北東アジアの葛藤と対立はあくまで平和的な方法で解決されるべきものです。 軍事的手段が動員されることがこの地域で二度とあってはなりません。私たちはお互いの政策意図を透明にして、国家間に信頼をもたらす様々な措置を通じて、軍事的紛争を予防しなければなりません。 |
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