鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ は日本AALAが発行する「AALAニューズ」https://www.japan-aala.org/category/aala-news/ 編集のための作業日誌です。主として外信の短報記事を掲載しています。旧来のHP「ラテンアメリカの政治」https://shosuzki.jellybean.jp/ はアーカイブとして利用可能です。(サイト名は変更になっています)

2020年04月

今井佐緒里さんのレポート検証:ノーベル賞受賞の仏ウイルス学者「コロナは武漢研究所の人工操作」発言をどうみるべきかがすごい。これだけの報告を書き上げた集中力に心から敬意を表する。レポートの最初の言葉。この原稿を書くのに5日間かかった。一度は困難さに発表をや ... もっと読む

不勉強で、未だにHIVウィルスを発見したのはギャロだと思いこんでいた。今回突然、「新型コロナは誰か(中国)が作り出した」と主張して話題になった人物がいる。リュック・モンタニエという名前で、HIVウィルスの発見者としてノーベル賞を受賞している。常識ある人々の間で ... もっと読む

25日付け日経新聞の1面にローレンス・サマーズのインタビューが掲載された。オバマ政権で国家経済会議委員長を務めた人で、米国の典型的なリベラル派の見解を表していると思われる。1.先進国システムへの試練としてのコロナ危機グローバリズムの進行した世界では、相互 ... もっと読む

米国はWHOへの資金拠出を停止したが、今度はコロナ薬開発についても共同を拒否した。理由は同じで、EHOが中国寄りだということだ。どこまでこの考え方で突っ張るのだろうか。当然、学会や医療界はこんな考えを支持していないのだが、そのように総スカンを食らってでもトラン ... もっと読む

すっきりと一周忌 1年前の午後8時、痰が詰まって妻は死んだ。思いの強い人だったから、誰かに憑いたり、死んだ後に消火器を爆発させたり、いろいろあった。預金、生命保険、不動産…と、後始末にはいろいろ苦労させられた。が、それも半年でほぼ片付いた。そして今日、コ ... もっと読む

コロナショック、それとどう闘うか1.社会防衛システムの脆弱化との複合新型コロナはきわめて異例なスタイルでアウトブレイクし、パンデミックに至った。それ自体はいずれ様々な分析がなされるだろう。同じコロナウィルスによる感染であったが、武漢を発火点として東アジア ... もっと読む

ちょっと古い記事(20年03月26日)だがニッセイ基礎研究所のレポートでこんな物があった。「欧州の新たな危機-ドイツの大規模財政出動だけではコロナ危機は克服できない」というもので、筆者は経済研究部 研究理事の 伊藤 さゆりさんという方。要旨の要旨1.コロナ・ショッ ... もっと読む

本日の赤旗にコロナに関する大型特集が掲載されている。相当の調査に基づく気合の入った文章で、説得力が高い(何かネタがありそうな感じもするが…)23日の欧州連合首脳会議が、波乱要因含みとはいえかなり前向きな合意を実現したことが重要である。私も詳しくは知らない ... もっと読む

1.コロナ問題が金融危機に発展する可能性すでに実態経済の落ち込みは始まっているが、これが金融市場の混乱や金融機関自体の危機に発展するかどうかだ。焦点は二つある。一つはクレジットの市場の動向だ。外貨資金調達、米国債、社債がどう反応していくかだ。金融市場が実 ... もっと読む

新型コロナウイルス感染症対策に関するメルケル首相のテレビ演説(2020年3月18日)ドイツ連邦共和国大使館 ホームページより事態は深刻です。社会全体の結束した行動が、ここまで試された試練はありません。未だ、新型コロナウイルスの治療法もワクチンも開発されていません ... もっと読む

まことに暗然とする記事だ。日経19日付けでニューヨークとロンドンの特派員の共同執筆記事。基礎事実: 米国はコロナ対策で支援の条件に自社株買いの禁止を盛り込んだ。ドイツは旅行大手のTUI支援に際し、貸付期間中の配当停止をもとめた。フランスは支援の条件として配当 ... もっと読む

日経新聞19日社説「WHOの機能を低下させるな」1.課題はあるにせよ、いまは何よりも新型コロナの拡大防止に力を合わせるときだ。WHOの機能を低下させてはならない。2.WHOは新型コロナの情報を集め、対策を助言している。その役割は他に代えがたい。3.WHOは他にも積極 ... もっと読む

厚労省の切り替え遅延が大流行を招いた現場で頑張っている人には申し訳ないが、行政機構におけるクラスター対策からPCR励行策への切り替えの遅れが、大流行をもたらしたと言わざるを得ない。北海道保険医会その証拠が北海道保険医会の会員アンケート調査だ。この会は医師会と ... もっと読む

姜尚中の「在日」(集英社文庫 2008)を読んだ。彼がそこまで語ったのなら、その上で一言言っておきたい。それは、彼にはまだ語っていない部分があるということである。それで良いと思う。彼がある意味で饒舌であればあるほど、それは語りたくない部分を語らないで済ますため ... もっと読む

竹之下芳也 『エンゲルスの唯物論・自然弁証法は時代遅れだ』というまことに挑発的な論文があって、正直のところ面白い。少し、つまみ食いしてみる。1.序論 自然哲学の歴史ケプラー、ガリレオ、ニュートンの評価がほとんどされていない。三者を通じた認識の進化を分析した ... もっと読む

まさしく危機なのだから、医者や疫学者が危機あおりをするのに別に反対はしませんが、危機管理プロパーの専門家が、「医療崩壊を防ぐことが最重要課題だ」と強調するのには違和感を感じます。 患者さんの命を守ることこそ最重要課題であり、そのためにご協力願います、と頭を ... もっと読む

「米国はベネズエラを孤立させようとたが、 みずからが孤立した」 アラン・マクレオド   Venezuelanalysis 1.米国の政権転覆の動き米国はベネズエラの政権転覆を長い間計画してきた。これは公然の秘密である。トランプ大統領は18か月以上にわたって、軍事侵攻をほのめ ... もっと読む

ジョセフ・スティグリッツ 「大恐慌より困難だーコロナ・ショックの特殊性」1.未曾有x未曾有アメリカのコロナ感染は未曾有だが、その前に所得格差の程度と労働者の窮状ぶりも未曾有で、災難は未曾有x未曾有になっている。しかも社会保障制度が欠如しているので、まことに ... もっと読む

新興国で金融危機の兆し英「エコノミスト」誌から引用したものらしい。今年に入ってから、ブラジル・レアル、メキシコ・ペソ、南アフリカ・ランドは対ドル価値が25%近く下落した。世界の資金は新興国の株式と債券を売って安全資産にシフトしている。この結果、新興国のあ ... もっと読む

コロナと貧困Diamond On Line にイチロー・カワチさんのインタビューが掲載されている。河内さんはハーバード大学の社会疫学の教授である。4月5日の発行なので、ある程度最新状況を踏まえていると思われる。NYの死者が多いのは格差が大きいからNYでは死亡者の多くが糖尿病や ... もっと読む

前の記事の時刻表内に組み込んだが、あまりに長いので、別記事として再掲する。ファウチ問題をまとめて掲載する。詳しくは東京新聞をアンソニー・ファウチ博士 Anthony Stephen Fauci (79歳)は免疫学・感染症学の専門医である。イタリア系移民の子孫としてブルックリンの ... もっと読む

トランプのWHO攻撃の経過            東京新聞より1月1.22 トランプのツイッター、「我々にはウイルス対策の計画があり、中国も順調だと思っている」1.24 トランプのツイッター、「中国は多大な努力をしている。アメリカは中国の努力と透明性に深く感謝してい ... もっと読む

現在、ニューヨーク州などがロックダウンされており、それがいつまで続くかが焦点になりつつある。いうまでも都市封鎖をふくむ緊急対策の司令官は各州知事にあり、それは憲法で規定されている。これがトランプには気に入らない。14日の記者会見で、トランプは都市封鎖(ロッ ... もっと読む

またも驚きのニュースコロナ騒ぎの最中にトランプがWHO拠出金停止を表明した。赤旗・池田特派員によれば、発言の内容は以下の通り① WHOの批判: WHOは基本的な義務を果たしていない。新型ウイルス初期拡散について深刻な不手際を行った。具体的には、中国からの渡航制限に ... もっと読む

コロナ 一国主義をどう乗り越えるか“我ら”と”彼ら”の社会史“我ら”の社会と”彼ら”の社会は先史時代から存在している。それらの集団は、ほとんどは小さいままだったが、一部が大きくなり連合を形成し、単一王国を形成し、中には大陸をまたがるような巨大な帝国となる ... もっと読む

フランシスコ法皇が4月12日に発した手紙が報道されている。大要は以下の通り皆さん(中南米の教会活動家)へコロナとの闘いがひとつの戦争なのだとすれば、皆さんは前線で闘う兵士です。皆さんは連帯と希望と共同体精神だけを武器とする軍団です。皆さんの粘り強さに、私は大 ... もっと読む

新型コロナと人種差別1. アジア人と白人今となっては笑い話みたいな話だが、3月中頃までは欧米の白人たちはアジア人を見下していた。「アジア人はみなコロナ持ちだ」と思っていた。典型的なのはトランプの「中国ウィルス」呼ばわりだが、生活の現場でもときにあからさまな差 ... もっと読む

コロナは「人間の安全保障」を問いかけている 1.パンデミックが我々に問いかけるもの韓国のNGO『参与連帯』はこう論評しています。(4/9 徐台教記者による)新型コロナウイルスのパンデミックは、世界大戦に匹敵する危機となっている。これに対応して、「ニュー・ノーマ ... もっと読む

日経の18日紙面にビル・ゲイツの提言が形成されている。非常に示唆に富む発言なので私なりに解釈して紹介したい。1.新型コロナに国境はないしかし各国政府は自国の対応に集中してしまっている。2.低開発国で新型コロナを抑え込まれなければパンデミックは終わらない世界 ... もっと読む

フォーレピアノ四重奏団 ブラームスがすばらしい。You Tubeでアップされている。多分ヤバそうな音源だから早く見ておいたほうが良い。Dec 2014, Toppan Hall, Tokyoと書いてある。これと同じ演奏家の同じ曲が2007年の発売だから、まだ現役だろうと思う。CDの方の謳い文句は ... もっと読む

大変ありがたい話で、最近は日本書紀も今昔物語もネットで読めてしまう。関係者のご努力に心から感謝する次第です。というわけで、今回は今昔物語集175「陸奥国の安倍頼時、胡国に行きて空しく返りし語」というもの。今は昔、と始まるが、これでは困る。解説では11世紀 ... もっと読む

知人から、用事があるときはここにメールしてくれと手紙が来た。この “上付きハイフン” がわからない。たぶん半角チルダが文字化けしたのだろうと思うのだが、いろいろな字種を試したがすべてはねられる。むかしはメールアドレスに使うよう推薦された時代があったのだろう ... もっと読む

志村けんのだいじょうぶだぁ けんと陽子の就寝コント 22がめちゃくちゃ面白い。ほとんど予言みたいだ。こういうのを「濃厚接触」というのだろう。こんな人を持ち上げちゃいけないが、こき下ろすばかりでもいけない。それにしても、夫婦の力関係ってあの頃はこうだったんだ。 ... もっと読む

田中克彦「言語学とはなにか」(岩波新書)を読んで昨日、酔いに任せて一気に言語学ルサンチマンを撒き散らしたが、あらためて読み直すと結構恥ずかしい。実はこの本読み切っていない。途中で投げ出したのだ。第2章の終わりから第三章のはじめにかけて頭が朦朧としてきた。 ... もっと読む

もう疲れたのでロシア旅行の話はやめます。とハイっても旅行の話はほとんど書いていません。さいごにマリンスキー劇場と「眠れる森の美女」の話だけ書いておきます。後はどうでもいい話ばかりです。強調しておきたいのは、「これは旅行会社の出血大サービスだ」ということで ... もっと読む

リャードフを聴いています閉じ込められて、大好きなリャードフ(Lyadov)を聴いています。リャードフほど生粋のペテルブルクっ子作曲家はいないでしょう。ペテルブルクの音楽院を出て、そのまま学校にダラダラと居残って、リムスキー・コルサコフの叱正を浴びながら、大して ... もっと読む

独ソ戦とソ連側犠牲者に関する年表概要独ソ戦の犠牲者(戦死、戦病死)は、ソ連兵が1470万人、民間人が1200万人の計2700万人。これに対しドイツ兵が390万人、民間人が300万人と推計される。ソ連の軍人・民間人の死傷者の総計は、人類史上全ての戦争・紛争の中で最大である。 ... もっと読む

前の記事でエジンバラ大学が「新哲学」としてニュートン理論を導入し、その影響を受けたスチュアートが「経済学言論」を書いたとあった。どうもこの辺の経緯がよく分からなくて、ネットをあたってみた。とりあえず西脇 与作さんのブログに「微積分の背後へ」という記事があっ ... もっと読む

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