鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ は日本AALAが発行する「AALAニューズ」https://www.japan-aala.org/category/aala-news/ 編集のための作業日誌です。主として外信の短報記事を掲載しています。旧来のHP「ラテンアメリカの政治」https://shosuzki.jellybean.jp/ はアーカイブとして利用可能です。(サイト名は変更になっています)

2016年08月

ウィキペディアの「記憶装置」の項目をお勉強。 定義 コンピュータが処理すべきデジタルデータを保持するのに使う、部品、装置、電子媒体の総称。 「記憶装置」は「メモリ」と呼ばれ、キャッシュメモリや主記憶装置などに用いられる。これに対し、補助記憶装置は「記録装置」 ... もっと読む

20時30分現在、室温32度。これは北海道ではない。熱帯夜そのものだ。昨夜は12時過ぎまで30度超えだった。雨が降ってはやんで、しかも雨が止むと風も止まる。生温かい風がそよぎ始めると雨が降り出して、吹き込むから窓を締めるしかない。眠れないからアルコールが ... もっと読む

「“海馬”を究める」より「海馬の基礎知識」 池谷裕二さんという方が教室員とともに英語の教科書を翻訳したもののようです。ありがたい話です。 8-1 海馬と記憶・学習 1953年 HMという男性のてんかん患者が、両半球の海馬体とその周辺の脳部位を切除する手術を受けた。 ... もっと読む

ということで、「海馬イコール人間の記憶装置」という割り切りにはかなり抵抗を覚えつつ、とりあえず海馬の勉強に入る。 まずは素人向けの解説から 日本学術会議 おもしろ情報館  というページ 最初の部分は、マクリーンの三位一体説がそのまま ... もっと読む

アルツハイマーと記憶障害 アルツハイマーと記憶障害 まずはアルツハイマー病で記憶障害が起こるメカニズムについておさらいしておく。 2015年09月23日 アルツハイマー病 研究の歴史 から、記憶障害に関する事項を拾っておく。1901年 精神科医でクレペ ... もっと読む

 どうも、齢70歳(1946年9月生まれ)にしてもう一つチャンスが巡ってきたようだ。 とりあえずお世話になった老健で、相棒の医者が病気で倒れたために、いろいろ責任が生じてしまったのが、来年3月でお役御免になりそうだ。 これを機会に色々と勉強をしたいと思った ... もっと読む

胸のすくような小気味良い論文である。著者の言いたいことは、「考古学屋さんも今やノンポリでいてはダメなんだよ」ということであろう。「全共闘」みたいな連中が考古学の都合の良い所だけ切り取って我田引水の議論を展開していて、「勝手にやっていて頂戴」と知らんぷりし ... もっと読む

さて、ここからが本論部分だ。思えばずいぶん長い前置きだ。 ❹……………「水田中心史観批判」の問題点②                ―考古学の研究成果をめぐる諸問題 (1)栽培植物種子の分析方法に関する問題点 現在では,厳密な方法に基づく信頼性の高い栽培植物種 ... もっと読む

安藤広道『「水田中心史観批判」の功罪』 というレビューが面白い。入り組んだ題名であるが、これまでの主流的歴史観が「水田中心主義」だったこと、それを批判する形で雑穀栽培に光を当てようというのが「水田中心史観批判」という流れとして台頭したこと、しかし「それにも ... もっと読む

昨日、北海道立埋蔵文化財センターというところに行ってきました。 ほとんど隠れ家的な場所で、探すのに苦労しました。その代わり環境は素晴らしく、建物の裏がそのまま野幌原生林の遊歩道になっています。入館せずにそのまま原生林の散歩に行ってしまいたい気分です。 1時 ... もっと読む

1844年 パティキュラー・バプテスト派、奴隷問題をめぐり決裂。奴隷制を支持する南部バプテスト信者が分離する。残された北部のグループが「米国バプテスト宣教連合」を組織。(バプテストにはジェネラル派とパティキュラー派があるらしいが良く分からない) 1873(明治6年 ... もっと読む

赤旗の8月15日号に掲載された「西南学院の平和宣言」は大きな反響を呼んでいる。この「宣言」はそもそも4月1日付で発表されたものだが、当時はまったく知られていなかった。 発掘した赤旗は偉い。 文章そのものはそれほど長いものではなく、全文が読めるのでそちらをご ... もっと読む

バカチョンカメラで診察室の窓から撮った麦畑です(写真の上でダブルクリックしてください)。雲は手前から奥へと進んでいきます。ここは広い野原で落雷の名所です。数年前に右側の電柱に雷が落ちて燃え上がる瞬間を、私はしっかりみました。この後1週間ほどで刈り取られました ... もっと読む

いよいよ記憶の問題に入ろうと思うのだが、ためらってしまうのは記憶というのが心理学的に、あるいは哲学的に扱われており、ともすれば課題が散漫になってしまうことだ。 それはこれまでの「記憶」の探究が、いわば五里霧中の中で行われており、群盲象を撫でるのたぐいの議論 ... もっと読む

「下げりゃいいじゃん」という糖尿病治療 もう十年も前になるか、循環器学会で「糖尿病と冠疾患」みたいなシンポがあった。そのとき、糖尿病の専門の先生がこう言ってくれた。 「下げりゃいいんですよ」 これを聞いて、溜飲が下がった。 自分の病院では糖尿病の先生が何十種 ... もっと読む

前の前の記事で、初歩的な疑問として3つあげた。狩野さんの主張(実験データではなく)は、その疑問を強めさせる。オギャーと生まれて1週間から2週間の間というのは、ほとんどプログラム行動であろうと思う。「強者が唯一生き残る」というのも、所詮はそのDNAプログラムの一 ... もっと読む

前項の記事で東大の上阪さんと狩野さんと書いたが、 東大の「記者発表一覧」というサイトに「小脳のシナプス刈り込みの仕組み解明」という記事があって、発表者が東大医学部神経生理学教授(昔風に言うと)狩野方伸となっているから狩野教授のご指導のもと上阪さんという人が ... もっと読む

レファレンス協同データベースというサイトがあって、小麦の中国からの伝来について説明されている。 かなり詳しく説明されているので、抜粋して紹介する。 1.小麦の起源 コムギはイネ科のコムギ属。コーカサス地方からイラクにかけてが原産地とされる。野生種は中央アジア ... もっと読む

赤旗の科学面に「シナプス刈り込み」に関わる記事が2つも掲載された。 「シナプス刈り込み」などというのはまるっきりお初。どんなものかとグーグル検索してみたら、あるわあるわ5千件以上もヒットする。 これだけ記事があると、例によって時系列で整理しなければならない ... もっと読む

2009年の時点で、北海道には旧石器時代以来の3万年間にわたる遺跡が11,801カ所確認されている。その8割は縄文時代に関わるものである。 縄文遺跡のうち、特に学術的価値が高いものは、国指定の11史跡(集落跡2、貝塚4、墳墓2、環状列石3)と、道指定の6史跡である。 ... もっと読む

「広義の失業率」統計が始まる 昨日の赤旗の記事。 例によって読みにくい記事だが、整理して紹介する。 これまでの失業率は完全失業率で、さまざまな問題が指摘されてきた。 これに対し米国では、「広義の失業率」が用いられてきた。 今回は、内閣府が米国の「広義の失業率」 ... もっと読む

すみません。吉見俊哉さん、どんな人かも知らずに批判していました。 ウィキペディアで肩書だけ見ると専攻の分野しか記載されていません。著書の題名を見ると、周回遅れのポストモダンみたいで正直ゾッとしません。本屋の書棚で背表紙を見ても、食指が動くことはないでしょう ... もっと読む

たしかに言われてみると面白い。「その通り」と叫びたいほどだ。日本における反米運動の中核をなす人々(私を含めて)は例外なく親米だ。建国の精神であるメイフラワー号とピューリタニズムに限りない共感を抱く。アメリカの独立宣言と合衆国憲法を素晴らしいと思う。アメリ ... もっと読む

前項の続きになるのだが、中途半端な「文系“遊び”論」は論理建てとしては危険だ。 「遊ぶ」ことをいろいろ考えるのはいいのだが、普通の日本人にとって「遊ぶ」という言葉はあまりポジティブな語感がない。だからどうしても比喩的なものの言い方になってしまう。そうすると ... もっと読む

赤旗に吉見俊哉さんという人が登場した。初耳の人だ。 東大の教授で、副学長を務めている。1957年生まれというから、私とはひと回り違う。 専攻が社会学、都市論、メディア論。主著が「都市のドラマトゥルギー」というから、「そっち」系の学者のようだ。日頃共産党とは ... もっと読む

いまやレアード選手は日本ハム切っての人気者である。大谷選手というバケモノがいるから一番にはなれないが、人気では引けをとらない。この間の“レアード・デーでは”顔写真のお面が入場者に配られた。日本ハムは外人では泣かされてきたが、今度はとんでもない拾い物をした ... もっと読む

もう一つおまけに「南回り説」崎谷さんの所説で気になるといった、ハプログループOが東南アジアから中国に入ったというところ。これは2009年に言い出されたことのようで、それまではやはり北回り説が有力だったという。言い出したのは“Human Genome Organization”とい ... もっと読む

2008.04.24 15万年前、絶滅の危機に陥っていた人類 ウェルズらは、アフリカのサハラ以南の先住民族624人を対象に、ミトコンドリアDNAを調べた。 人類はおよそ20万年前に1つの独立した種として出現した。しかし15万年前に絶滅の危機に陥った。それはおよそ10万年間続いた。 ... もっと読む

Y染色体の研究は未だ黎明期ということができるだろう。 あれこれ言うにはあまりにもサンプル数が少ない。その点で現在進行中のジェノグラフィック・プロジェクトが数多くの論争に決着をつけることになるだろう。 ところが、ネットの文献にはこれに関わった文章があまりにも少 ... もっと読む

Y染色体ハプログループの話は、やはりハプログループOまで行かないと完結しない。 とくに長江文明と北方人の関係を知るにはO人の細かい前後関係が不可欠だ。 将棋の香車のように前にしか行かないというY染色体の性格はまことにありがたい。 ウィキペディア「ハプログループO ... もっと読む

テレビを見ていたら、「しおり」というFEPがいいと言っていたので調べてみた。どうも携帯の文字入力ソフトらしい。未だガラ携の私には縁なきソフトだ。そもそもFEPなどという言い方が古いので、今はIMEというのだそうだ。Windowsに負けたみたいで、使いたくない言葉だ。つい ... もっと読む

さて、Y染色体に関するさまざまな記述は下記の本を下敷きにしているようだ。 『人類の足跡10万年全史』 スティーヴン・オッペンハイマー (草思社) このオッペンハイマーというのがどういう人物か、日本語ではあまり紹介が見当たらない。ウィキペディアにも見当たらない。 し ... もっと読む

C1a1先着説を提唱する 1.C1a1スルスル説には無理がありすぎる C1a1が単独で中央アジアを飛び出して、途中下車することなくそのまま日本にいたり、定着してしまった。 「そんなことはありえない」と多くの論者がそう思っていることは間違いない。しかしそう考えないと理 ... もっと読む

まずはウィキペディアから「ハプログループC」の記事 UEPs M130/RPS4Y711, P184, P255, およびP260によって定義されるグループである。 と、のっけからわからない記述。 分類 C群はC1とC2に分かれる。 C1群がC1aとC1bに分かれる。 C1aはさらにC1a1とC1a2に分かれるが ... もっと読む

Y染色体によるアダムからの展開を文章にしてみた。「系統樹」を見ていると目が疲れていけないので、平文に翻訳したというだけの話。おそらくこれらの事項に「何万年前」という記載を加えることが可能と思うが、まだそのあたりの文献を探し当てていない。年表にしないと気がす ... もっと読む

以前、下記表題でに年表方式にしていた。既に3年半を経過しており、その後の学習内容も踏まえるとかなり不足している。 今回大幅に拡充することにした。 2012年12月30日 分子人類学の「日本人起源論」史 以前、下記表題でに年表方式にしていた。既に3年半を経過して ... もっと読む

Y 染色体による解析はきわめてクリアカットであり、強い説得力を持つ。 これから明らかになったことは以下の三点である。 1.現世人類は10万年前ころに出アフリカを果たし中近東に拠点を形成した。その一部はそのままアジアに進出し東アジア全体を覆い、数万年にわたって ... もっと読む

Y 染色体ハプログループから見た縄文人 1.Y 染色体ハプログループとは何か Y 染色体のDNA配列を調べることにより、数万年にわたる父系のルーツを辿ることができる。 DNA配列を、特徴的な配列によりいくつかのグループに分類することができ、これらをハプログループと呼ぶ。 ... もっと読む

中村平八 「ソ連を殺したのは誰か」の全文がネットで読める。同志社商学 第52巻(2001年3月)というページでPDFになっている。 91年の事態は民衆とは関係のない宮廷革命であった 91年の時点で、ソ連の国家体制と民衆の間に決定的かつ敵対的な矛盾は存在しなか ... もっと読む

落ち穂拾いのついでに、レーニンとスターリンの対立点が二つ挙げられた箇所がある。ともに初耳の話なので紹介しておく。 1.国号問題 レーニンは国号問題で、国号に「社会主義」を入れたからといって、われわれの国が社会主義であるとは言えない、と主張しました。 これは ... もっと読む

ロシアの作曲家たちのピアノ小曲を、この半年間聞き続けてきた。当初の目標は「タンゴ名曲百選」みたいに良さげな曲をコンピレートすることだった。しかし結構分厚い。最初はYou Tubeだけで済ますつもりだったが、CDを買い足したりして、どんどん膨らんでしまった。同じ曲を ... もっと読む

マルクスの株式会社論と社会主義 安井修 1.課題設定 マルクスは,株式会社に「資本所有の潜在的な廃止」という位置づけを与えている。「資本所有の廃止」であるが,あくまでも「潜在的」である。 この意味内容の検討を通して,社会主義に株式会社制度を導入することの原理論 ... もっと読む

昨日の続きになるが、 1.レーニン・スターリンが間違っていたからソ連は崩壊した 2.計画・統制経済が間違っていたからソ連は崩壊した という非難のうち、2.の主張はかなり危うさをふくんでいる。計画経済は間違っていないという主張は今なお相当の説得力を持っているし ... もっと読む

大船遺跡 ネット探検 はずかしながら、まさか北海道にこれだけの文明があったとは知らなかった。とりあえず、ネットで当たれる限りの資料にあたってみることにする。 どんな遺跡か 驚いた。ウィキペディアに大船遺跡の項目がないのだ。ちょっとホッとする。「北海道・北東北 ... もっと読む

ユートピアとディストピアというのは親戚筋みたいなところがあって、二項対立図式を持ち込まれるみたいなところがあるから、遊民的人物にはどちらも住みにくさでは似たところがあるかもしれない。 世の中には三種類の人間が居るのであって、一つはまじめに額に汗して働く人々 ... もっと読む

ということで、非常に評価の難しい発言である。 ただ従来の我々の紋切り型ストーリーに厳しい、説得力に富んだ反論を行っていることは間違いない。 1.レーニン・スターリンが間違っていたからソ連は崩壊したのか? 2.計画・統制経済が間違っていたからソ連は崩壊したのか ... もっと読む

中村平八さんというソ連研究者が、「ロシア革命、ソ連社会主義とは何であったか」と題して語っている。 不破さんの論文で、「スターリン主義」としていわば投げ棄てられた形になっている「ソ連」評価を、それにもかかわらず歴史上厳として存在した「挫折したユートピア」とし ... もっと読む

以前の記事自然主義文学 年表的理解にくっつけようと思いましたが、ちょっとあまりにも無関係なので、別建てとしました。一応後編として読んでいただければと思います。この年表を作ったときの感想が次の記事です。啄木の「時代閉塞の現状」1908年(明治41年) 4月 啄木、 ... もっと読む

ということで、いよいよ啄木の「時代閉塞の現状」に入ることにする。(ということというのは前の記事 大逆事件と啄木 年表のことです) すでに我々には日本型自然主義の輪郭がおぼろげながら出来上がっている。 一方には急成長しつつある強欲な日本主義の姿と、そのあからさ ... もっと読む

いろいろ読んできてどうやら感じがつかめてきた。自然主義派というのは軟派なのだ。左派でも右派でもなく軟派なのだ。左翼運動が高揚すればそれに潜り込んできて、過激だが訳のわからないことを言って、情勢が厳しくなればさっと消えていく連中だ。運動の最初から居る人間に ... もっと読む

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