鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ は日本AALAが発行する「AALAニューズ」https://www.japan-aala.org/category/aala-news/ 編集のための作業日誌です。主として外信の短報記事を掲載しています。旧来のHP「ラテンアメリカの政治」https://shosuzki.jellybean.jp/ はアーカイブとして利用可能です。(サイト名は変更になっています)

2016年05月

 オバマ演説に対する論評がそろそろ出揃ってきた。グーグルで検索して、ヒット順にレビューしておきたい。1.ケート・ハドソンの主張最初はケート・ハドソンというイギリス人。核軍縮キャンペーン(CND)事務局長という肩書だ。(ハフィントン・ポスト 31日)見出しは「 ... もっと読む

ハフィントン・ポストのサイトに多くの写真が掲載されているが、その中の1枚は私がこれまで見たことがないものだった。 以下に無断転載する キャプションはこうなっている この写真は1945年7月16日撮影されたものである。最初の原爆実験後の空撮で、ニューメキシコ ... もっと読む

ノークラッチ車とかオートマ車なんて言葉が死語になって久しい。それと並行してクルマの暴走事故が増えている。そのほとんどが高齢者だ。私は以前の記事で、アクセルを右足・ブレーキを左足と分けてはどうかと提案したことがある。数年前までマニュアル車に乗っていたので、 ... もっと読む

赤旗労働面に面白い記事があった。 「最賃アップ 俗説 退治  米労働省HP」というもの。 外信の紹介ではなく、自社記事のようだが署名はない。 これは米国の労働省の公式ホームページの記事を紹介したもので、元の題名は「最低賃金伝説バスターズ」となっている。見出しと ... もっと読む

オバマ演説は「謝罪論争」への総括的結論 まずオバマの広島訪問について、私の正直な感想をいくつか上げておこう。 1.それは素晴らしいことであった。現職大統領として訪問したこと自体が大きな意義を持っていると思う。 2.演説は少々長ったらしく、少々抽象的なものだっ ... もっと読む

伊藤ふじ子 私の二大発見 二大発見というとマルクスの史的唯物論と剰余価値ということになるが、私のはそんなに大げさなものではない。 一つは、「空白の一時間」というもので、密かに自慢している。 これは窪川稲子のレポートが細部にわたってかなり正確であるにもかかわら ... もっと読む

上海歴史地図 その他より作成1840年8月 アヘン戦争が勃発。イギリス海軍は天津沖へ進出し北京政府に圧力。その後揚子江へ進入し京杭大運河を止める。清国軍は圧倒的な火力の差を目に為す術なし。 1842年 6月 アヘン戦争が終結。南京条約が締結される。上海、広 ... もっと読む

自然の弁証法について 以前、フランクフルト学派の哲学者でシュミットとかいう人の本を読んだことがあって、エンゲルス批判をしていたのが、ずっと頭の片隅に引っかかっている。 要するに、シュミットは弁証法というのは認識論・実践論に関わる理論なのであって、主体と客体 ... もっと読む

最初にお断りですが、たいへん読みにくい記事になってしまいました。ウィキペディアの抜粋から初めて、最後はウィキペディアのほぼ全否定になってしまいました。ただ、結果的には、世上流布された秋瑾像を見直すのには役立つだろうと思います。 上海の歴史を勉強していて、 ... もっと読む

恐るべし、ニコライ・メトネル リャードフ、リャプコフ、レビコフと聞き進んできてニコライ・メトネルに入った。 レベルが違うと感じた。一番の特徴は「駄作」がないということである。それだけで驚異だ。 もちろんYou Tubeで全曲が聞けるわけではないから、「駄作」率は分か ... もっと読む

アメリカの資本主義とリーマン破綻 小島 秀樹 (実業界2009年1月号所収) という文章がたいへん良い。 短い文章なので直接お読みいただきたい。以下は私の読後感。 1.グラス・スティーガル法の廃止の背景 この法律は32年、ルーズベルトの大統領就任直後のいわゆる「百日 ... もっと読む

ソロスが「中国が危ない」としゃべって、それをみんなではやしているようだ。どうもみな軽佻浮薄でいけない。つい1,2年前まで「これからは中国が世界の王者だ」とか「中国脅威論」を騒いでいたのは誰か。 少し頭を冷やして考えてみよう。 中国が急成長を開始したのは19 ... もっと読む

関裕二 「天皇家誕生の謎」を読んだ。 非常に面白かったが、疲れる本でもある。 基本的には「言いたい放題」の本だが、示唆に富む部分もたくさんある。 主要には蘇我氏と天武天皇に焦点があたっていて、私が目下興味をもつ部分より少し後の時代が中心となる。 多分一番大変な ... もっと読む

以前、2013年01月19日 日本書紀抜きの日本史年表 というのを作成していて、AD500以前に関しては、これが今でも私の基本的な時刻表になっている。 この年表のどこに仲哀天皇の闖入記が挿入されるのか、というのがとりあえずの問題だ。 3千年ほど前から朝鮮半島南部の ... もっと読む

多分、読者の皆さんより少し前に行き過ぎたようだと思います。 FATCAについてわかりやすく言うと、「外国の銀行の口座の金にも税金をかけますよ」ということだ。 と言っても、これは米国の話。 「アメリカ人が世界中に持っている口座をすべてチェックして、アメリカの財務省 ... もっと読む

FATCA(所得主義)とCRS(発生主義)の相補と相剋 という前の記事の題名は思いつきでつけたんだけど、 どうやらとりあえず、FATCA・CRS以外の道はなさそうだ、というのが現在の感想。そもそも税というのはなんだろうか、というところから出発しないとならんなぁと、そういう ... もっと読む

大和総研の下記のレビューがとても分かりやすい。ご一読をおすすめする。 国際租税回避への対応と 金融証券取引 - 大和総研 国際租税回避への対応と金融証券取引 ~金融口座の自動的情報交換とBEPSプロジェクトを中心に~ 2015/03/02 吉井 一洋/是枝 俊悟 1章 国際 ... もっと読む

いろいろあるにしても、FATCAはすごいと思う。初めて富裕層に網がかかった、そんな気がする。これから見れば、「金融取引税」などちゃちなものだ。やはりアメリカがやってもらわなければ困る。CRSもアメリカが言い出しっぺだからこそ迫力がある。もちろんアメリカは自分がか ... もっと読む

FATCA(米国外国口座税務コンプライアンス法)とCRS(OECD自動的情報交換の共通報告基準)の経過 主として重田正美さんの「米国の外国口座税務コンプライアンス法と我が国の対応」を参考にさせていただきました。 2009年10月 Foreign Account Tax Compliance Act(外国口座 ... もっと読む

パナマ文書問題で一番衝撃的だったのは、実は菅官房長官の「調査する意思はない」発言ではなかったろうか。世界中の政府が真剣に考え、調査に着手するとの発言を繰り返す中で、菅官房長官の発言は国際的に見ても、いかにも奇異で唐突だった。しかしそこをつく報道はほぼ皆無 ... もっと読む

JBプレスの2011年6月の記事で、下記のものがあった。 FATCAの危険な賭け 谷口 智彦 法成立前後のもので、「うまく行きっこない」というニュアンスの、やや醒めた見方となっている。 その中に、「The Banker 5月1日号」の「FATCA法案の解説」が紹介されている。 1.F ... もっと読む

どうもFATCA(外国口座税務コンプライアンス法)が分からないと、事件としての「パナマ文書」の意義はわからないようだ。 そこでFATCAと入れてグーグル検索をかけてみる。 出てくる出てくる。すさまじいほどのファイルが引っかかってくる。上の方に出てくるのはほとんどが銀 ... もっと読む

半藤さんの本の「マッカーサーと日本占領」の一節 マッカーサーの圧倒的とも言える強い信念のもと、GHQの民主化は稲妻のように敗戦日本の上を走り抜けていく。 マッカーサーを支持するアメリカ本土の保守派やウルトラ右派は、マッカーサーのあまりの進歩性に唖然として見守る ... もっと読む

パナマ文書の重大性はどこにあるか 今回、最初に書いた「パナマ文書を打ち上げ花火に終わらせないために」の冒頭にこう書いた。 最初にこのニュースを聞いたとき、正直、またかという感想で見ていた。 これまでもウィキリークスで何回かのスッパ抜きがあって、脱税の規模・手 ... もっと読む

ブログを書いていると、ときに身辺些事に筆及ぶことがある。きわめて話が具体的なだけに、迂闊には書けないが、どうしても書いておきたいことがある。今日の話はあまりに見事だったが、どう書けばよいのだろう。例えば、長年の恋を実らせた、そろそろ世間的には“若い”とは ... もっと読む

どうやら少し事情が飲み込めてきた。 租税回避について、結局アメリカが本気になり始めて、タックスヘイブンつぶしに本腰を入れ始めたこと。 それはテロリスト対策や麻薬カルテルの資金洗浄対策を名目として行われていること。したがって超法規的なやばいやり口をとっている ... もっと読む

「パナマ文書」、何が重要か? ニューディールをやっているうちに、「パナマ文書」に関わる材料を消してしまったようだ。 この種のネタはスピードが命だ。ニュース記事は日にちが経つとどんどん消えていく。とくに日本の新聞はスピードが早い。まだ間に合うか? ウィキリーク ... もっと読む

The Four Freedoms(1941) Franklin D. Roosevelt 1.前置き 「すべての国の権利への敬意」が土台 国内問題について…と全く同じように、国際問題に関する我が国の政策は、大小を問わずすべての国の権利と尊厳(the rights and dignity)に対する decent respect に基づ ... もっと読む

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