以前(2014年10月08日) ワルターのブルックナー7番が泣ける という記事を書いた。基本は54年のニューヨーク・フィルとの演奏を褒めちぎったのだが、つけたしに61年のコロンビア交響楽団との演奏もいいよと書いて、さらに9番もあるよと付け足した。今回、たまたま9 ...
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2015年12月
FLACをWAVに戻すソフト
フォステックスのDAC(HP-A8)にはSDカードのスロットがついていて、ここに音源を入れるとパソコン無しで再生できることになっている。 SDカード1枚で1フォルダあたり30ファイルが入り、そのフォルダが15個作れるそうだ。つまり連続演奏であれば長さに関係なく450 ...
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生産設備の空襲による消耗
面白い表を見つけた。出典は杉野圀明「戦後期における日本資本主義と生産力基盤問題」という論文。立命館大学の先生らしい。 元ネタは経済企画庁の発行した「戦後経済史」という本だ。 前の記事でも書いたように、生産にはヒト、モノ、設備が必要だ。基幹産業であれば、人は ...
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「薔薇断章」への断想
書評欄に尾崎左永子さんの歌集「薔薇断章」が紹介されている。5首が紹介されているが、その中から3首引用する。いつの日も やがては海に吸われゆく 街川の水 冬日に光る茅原(かやはら)は光乱して吹かれゐき 蜻蛉(あきつ)は宙に とどまりながら禱(いの)るべきこ ...
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戦後経済復興についての「諸説」
戦後の経済復興・成長の土台についてどんな説があるのかを紹介してみたい。といっても難しい論文をいくつも読んで論評しようと言うのではない。教えて! goo の「解答」を並べてみただけだ。いわば床屋談義の集大成ということだ。「諸説」の「」はそういう意味だ。 文字通 ...
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引揚者は戦後の発展にどのように貢献したか
復員・引揚という形でわずか2,3年のうちに600万(国内人口の10%)の人口増加をきたした。更にそれに並行する形でベビーブームが起きた。 これらの人口増加が戦後の経済発展にどのように影響しているのだろうか。 少しネットで調べてみたが、あまりこの手の文章はない。 ...
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引揚者は祖国にどう受け止められたか
これまでの勉強で、①戦後引揚は空前の、ほとんど奇跡的と言っていいほどの民族大移動だったということ、②それがGHQの強力なイニシアチブのもとに行われた準軍事作戦だったということ、については理解ができた。 しかし3つめの問題、日本がそれをどのように受容したのかと ...
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戦後引き揚げを勉強してみて
戦後引き揚げを勉強してみて、いくつか初めて分かったことがある。第一に、これはすさまじい大作戦だったということだ。終戦時海外にいた日本人は、軍人350万人、一般邦人310万人であった。その殆どを昭和21年末までにほぼ引揚完了させている。ソ連軍管区はやや遅れ ...
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戦後日本はゼロからの出発ではなかった
こんな動画 と書いたのですが、実はこの前後に延々と映像が続いていて、すべて1946年5月の日本の情景です。 すべて“総天然色”。日がな見ていてすっかりハマりました。 感想を総じて言えば、この時点でも日本は廃墟どころではないということです。 アメリカがどのくら ...
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引揚者の手続き 佐世保市のホームページから
佐世保市のホームページから 引揚者は小船に乗りかえて浦頭(うらがしら)桟橋に上陸した。 引揚者は、し検疫(けんえき)を受けた。のみ、しらみ等の有害寄生虫(きせいちゅう)防除のため、DDTを身体中に吹きつけら れた。15歳から55歳までの女性は、婦人相談所で健 ...
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山口放送の「奥底の悲しみ」
本日のラ・テ面に、初めて知る事実が掲載されている。 記事そのものは、山口放送制作の「奥底の悲しみ~戦後70年、引き揚げ者の記憶」という番組の紹介なのだが、この番組が「特殊婦人」を知らしめた初物尽くしのすごいものだ。 引揚援護局は引揚者の中に「特殊婦人」とい ...
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秋月さん、あんまりだ
名前出していいのかわからないが、そういう名前でコメントしてくれたので、そういう人だということにして使わせてもらう。12月14日CDG利用しました。 喫煙所ありました。 K37横です。 JAlがK41から搭乗なのですぐ近くです。 ローマ(FCO)もありました。これでは流石に何のこ ...
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ベネズエラの選挙結果についての見解
ベネズエラの選挙結果について 1.選挙結果について 12月6日に行われたベネズエラ国会選挙で、故チャベス以来民族革命を担ってきた左派政党が大きな敗北を喫しました。政権を担ってきたマドゥロ大統領は、今後は少数与党のもとで難しい政権運営を迫られると思います。 2 ...
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ベネズエラ国会選挙 第二報
下の図は、前項記事につけられたものである。 「ベネズエラ革命が何を残したのか」を、何よりも雄弁に物語ってている。 テレビ番組ではないが、まさに「劇的変換! ビフォア・アンド・アフター」である。 ちょっと見にくいので説明しておく。 左の灰色がチャベス革命の前、 ...
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ベネズエラ国会選挙 第一報
ベネズエラ 選挙後どうなる? 迫り来る民営化 テレスール国際リサーチ部(ベネズエラ政府が出資する国際通信社) 12月14日 1.右翼連合(MUD)の圧勝右翼の連合(MUD)は12月6日のベネズエラの下院選挙で圧倒的多数を勝ち取った。 それは過去17年にわたる左翼政権の政 ...
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あまりにむごい 伊方原発
あまりにむごい 伊方原発 伊方原発が再稼働に向けて動き始めている。すでに外堀は埋められたようだ。 地図を見てみると、2つの点に気付かされる。 ひとつは、伊方原発が見事に中央構造線の直上に建てられているということだ。中央構造線は南アルプスに始まり、四国を横断し ...
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「安」は「不安」の安
毎日新聞16日朝刊編集長のこだわり(松木健)この1年の世相を表す「今年の漢字」に「安」が選ばれました。今年成立した安保関連法の「安」であり、同法で集団的自衛権を行使できるようにした安倍晋三首相の「安」でもあります。「安心、安全」の「安」というより、「不安 ...
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5人組とチャイコフスキー 文章化
年表の二度にわたる増補に伴い、2015年12月16日 5人組とチャイコフスキー 文章化も、だいぶ実像とのズレが生じてきた。今回、補筆改訂する。なお、このレビューはピアノ小曲をあれこれ聴き比べながら作成したもので、作者の全体像は必ずしも浮かび上がって来るわけでは ...
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チャイコフスキーは5人組の6人目
とりあえず分かったのは、チャイコフスキーは5人組のあとの6人目だったということです。ただしそれはあくまで出現順の番号としてそうだったということであって、5人組の思想とは別のところにチャイコフスキーの目標はあったのでしょう。技術的に言えば、5人組の思いをも ...
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5人組とチャイコフスキー 年表
ウィキペディア「ロシアのクラシック音楽史」国本静三「チャイコフスキーの生涯」中林 曜子「チャイコフスキー≪ピアノ三重奏曲≫作品50について」からの出典を重ねています。煩雑化を防ぐため、アントン・ルビンステイン、バラキレフ、チャイコフスキー、ムソルグスキーの4 ...
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19世紀後半のロシア音楽を取り巻く状況
盲蛇に怖じずというか、酒の勢いでつい知ったかぶりをしてしまったようだ。 少し勉強をしていくうちに、チャイコフスキーと5人組の関係はさほど単純なものではないことに気づいた。 19世紀後半ロシアの枠組み まず大枠を確認しておきたい。チャイコフスキーが生まれたのが ...
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チャイコフスキーと5人組のねじれ
私は中学時代に音楽の授業でこう習った。 チャイコフスキーは親西欧的な性向で名声を博した。これに対しロシア5人組はロシア民族主義を押し出し、これがロシア音楽の二つの流れを形作った。 今では、これは大嘘だと言える。少なくとも事実は相当ねじまがって伝えられている。 ...
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アルツハイマー病を哲学的に考察する必要はない
とは言いつつも、大井さんの文章をそのまま読み飛ばすのは惜しい。 いくつか拾っておく。 まず大井さんは、認知症の機転の基本として、記憶障害を取り出す。これにより社会との疎通が失われ、その代償機転としてヴァーチュアルな世界が形成される。 この「擬似世界」は虚構で ...
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大井玄「痴呆老人は何を見ているか」への密かな不満
大井玄「痴呆老人は何を見ているか」(新潮新書 2007年) という本を読んだ。というより最後の方は飛ばし読みだ。 書き出しは至極快調で、「ふむふむ」と頷いたり、赤線を引きながら読み始めたのだが、途中から何か変になってくる。 臨床症例の観察は臨床心理学に収斂し ...
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東芝 粉飾決算 その後の時系列経過
東芝 粉飾決算 その後の動き 2015年07月11日 東芝 粉飾決算への経過 を書いて以来数ヶ月が経過した。この間あまりまじめにフォローしてなかったので、かなり分からなくなってきた。 8月12日に下記の記事をまとめてアップした。 2015年08月12日 ウェスティングハウス ...
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侵略戦争を行なった責任とその戦争に負けた責任
「戦争責任」という言葉を考える 調べていくうちにだんだん「戦争責任」という言葉が分からなくなってきた。 一体これは何だ。 1.一般人の戦争責任 戦争の道義的責任という言葉が出てくる。そもそもそんなものがあるのか。 戦争そのものが絶対悪だということになれば、それ ...
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翁長さんの陳述書を紹介する
以前にも翁長知事の意見書を紹介したことがある。 2015年04月02日 翁長知事の農水省あて意見書 で、その意見書も素晴らしいものだったが、今回の陳述書はさらに歴史評価を踏まえ、正義を訴える格調高いものとなっている。前回の感想は「これでは政府は勝てない」とい ...
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ツィマーマンのショパン協奏曲に驚く
ツィマーマンのショパンの協奏曲といえば、ジュリーニ・ロスアンジェルス交響楽団かコンドラシン・ロイアル・コンセルトヘボウと思っていた。 両方とも立派な演奏でショパンのコンチェルトはこれで決まりと思っていた。他に小澤征爾とベルリン・フィルというのもある。 が、 ...
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あぁ、オレには英会話は無理だ
セキュラリズム secularism の意味が知りたくて、辞書を参照した。 というページに、“世俗主義”と記載されている。ただ語源的ニュアンスも加味すると祭政の“分離主義”と言う方がピッタリ来るようだ。 宗教を俗世界から切り離すこと、とくに政治の世界から切り離すのが本 ...
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「戦争責任論」を勉強して
赤澤史朗 「戦後日本の戦争責任論の動向」 立命館法学 2000年6号 宮田裕行 「戦後日本における戦争責任論」 千葉大学社会文化科学研究 2006年 を一応通読したが、正直いって相当うっとうしい。 こちらとしては「一体誰が悪かったんだ」というのを知りたいのだが、「戦後日 ...
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丸山真男の「戦争責任」論
丸山真男の「戦争責任」論は、基本的には実践論として読むべきだろう。 しかも時空を限られた集団の実践論だ。時期で言えば、それは戦前派・戦中派に限定される。空間で言えば知識人・エリート層にとっての、あるいはその候補たちの世界の中で語られるべき論理だ。 「戦争 ...
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内務省年表(とりあえず戦争責任との関係で)
内務省の歴史 1873年(明治6年) 5月 岩倉使節団が帰朝。副使、大久保利通はプロイセン王国の帝国宰相府をモデルに、強い行政権限を持つ官僚機構の創設を目指す。 11月 明治6年政変により大久保が政府の実権を握る。内務省が設置され、初代の内務卿に大久保が就 ...
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漢口特殊慰安所 その規模に驚く
以前の赤旗で、上海や南京の慰安所が取り上げられたが、今回は武漢の慰安所が記事になっている。(2013年04月16日 慰安所の確からしい数) 武漢というのは長江を南京からさらに遡ったところで、もともと違う3つの街が合わさって武漢を形成している。その中で漢口の街の中 ...
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フルヴェングラーのモルダウ
フルヴェングラーのモルダウ 1951年にウィーンフィルを振った演奏がYouTubeで聞ける。 テンポを遅くとって管楽器にたっぷり歌わせている。中間部はまるでローエングリーンを聞いているようだ。 51年の録音なのにどうして? というほどに音はひどい。元の音がひどいのか ...
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東芝 粉飾決算 その後の動き
東芝 粉飾決算 その後の動き 昨日の赤旗で、重い話題がふたつと書いたが、もう一つが東芝問題だ。 2015年07月11日 東芝 粉飾決算への経過 を書いて以来数ヶ月が経過した。この間あまりまじめにフォローしてなかったので、かなり分からなくなってきた。 8 ...
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日中歴史共同研究のリンク
日中歴史共同研究(概要) 平成22年9月 1.経緯 (1)2005年4月の日中外相会談において、町村外務大臣(当時)より日中歴史共同研究を提案、翌5月の日中外相会談において、詳細は事務当局間で議論していくことで一致。 (2)2006年10月の安倍総理大臣(当時)訪中の際、日 ...
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南京事件「論争」の経過
1938年 ニューヨークタイムズ、ライフ誌などが相次いで南京虐殺を暴露。 1947年 南京戦犯裁判軍事法廷の判決。30万以上とする。 1948年 東京裁判(極東国際軍事裁判)の判決。20万人以上とする。松井司令官に対する判決では10万以上とする。 1971年 ...
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南京大虐殺の遺産登録はなぜ非難されたか
本日の赤旗は、なかなか重い記事がふたつ載っている。両方とも、少し調べたうえでないと書けない記事になるが、とりあえず南京大虐殺の方は、記事の紹介にとどめておく。これは、ユネスコの世界記憶遺産に南京大虐殺関連の資料が登録されたことで、日本政府が攻撃し、ユネス ...
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