鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ は日本AALAが発行する「AALAニューズ」https://www.japan-aala.org/category/aala-news/ 編集のための作業日誌です。主として外信の短報記事を掲載しています。旧来のHP「ラテンアメリカの政治」https://shosuzki.jellybean.jp/ はアーカイブとして利用可能です。(サイト名は変更になっています)

2015年11月

広井良典さんの「定常型社会」(岩波新書)という本ほど、何回も挫折する本も珍しい。 パラパラと読む分にはなかなか面白いのだが、身を入れて読もうとするとたちまち字面が負えなくなる。 なにか話が変な方向に行ってしまうのである。「おいおい、ちょっと待てよ。そこから ... もっと読む

陸軍が警察を抑え、権力を集中させるエポックとなった事件。5.15事件とコインの両面を形成。 ... もっと読む

篠田謙一さんの「DNAから見えた日本人の起源」は、やはりどう考えても時代遅れだと思う。 弥生がベタになっているのが致命的だ。人類史的な考えから言えば、弥生時代という考えがそもそも雑駁すぎる。1.食事対象で時期区分する必要がある 土器は主要な生活資源ではないし、 ... もっと読む

フランスでのテロに対する私の感想ですが、いささか不穏当かも知れません。つぶやきとして聞いておいてください。 1.国内の独裁者、イスラエルをふくむ国外列強の干渉のもとで、塗炭の苦しみ にあえぐ中東諸国の人々に心から同情する。また、その中で民主主義を もとめ 苦 ... もっと読む

北星大学 植村さんの去就で一歩前進 マケルナ会からメール(27日付)が届いた。ここに転載しておく。 「負けるな北星!の会」賛同人の皆様 植村さんは3月から、韓国ソウルに本部があるカトリック大学で勤務することに なりました。これにより、北星大学の雇用は来年3月 ... もっと読む

浜矩子さんの 「通貨を知れば世界が読める」(PHP新書 2011年) という本を読みながら、途方に暮れている。そもそも、謳い文句が「1ドル50円時代の到来」ということになっているから、意地悪い言い方をすれば、浜さんは円安時代を読めなかったことになる。すなわち ... もっと読む

と、とりあえず並べてみたが、これだけでは内務省とはなんぞやというのがちっとも分からない。とくに軍隊とのダイナミックな関係がまったく見えてこない。とにかく分かったのは、共産党の綱領に書いてあった絶対主義的天皇制とか、軍事的・封建的帝国主義とかいう規定(32 ... もっと読む

内務省の歴史 1873年(明治6年)  5月 岩倉使節団が帰朝。副使、大久保利通はプロイセン王国の帝国宰相府をモデルに、強い行政権限を持つ官僚機構の創設を目指す。 11月 明治6年政変により大久保が政府の実権を握る。内務省が設置され、初代の内務卿に大久保が就 ... もっと読む

昔とったYouTubeの田川寿美の音源が、流石にひどいので、新しい音源を探してみた。最近はそれなりにメジャーになっているようで、はるかにたくさんの音源がアップされている。実感として言えば、田川寿美は美空ひばりになりつつある。違うところは、美空ひばりはともすれば下 ... もっと読む

「企画展示 大久保利通とその時代」という展覧会が開かれているそうだ。場所が千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館、展示資料の大半が書簡だそうで、とても見に行くほどの食指は動かない。赤旗の文化面に短い紹介が載せられていて、その一節が面白かった。慶応元年(1865年) ... もっと読む

京都精華大学の白井聡さんという方が、赤旗のインタビューに登場し、鮮やかな切り口を見せてくれている。77年生まれというから私より30歳も年下だ。文脈から判断すると、多少民主党に肩入れしているようだ。「たしかにそういう人でないと切れない切り口だな」、と感心す ... もっと読む

日本人の起源 ミトコンドリアDNAによる分析 久しぶりの赤旗かため読み。16日と本日付の科学欄に見逃せない記事。 題名が「DNAから見えた日本人の起源」、篠田謙一さん(国立科学博物館)のインタビューをまとめた間宮利夫記者による相当な分量の記事だ。ただしDNAといって ... もっと読む

ワシントン中東政策研究所のサイトの PolicyWatch 2356 Explaining the Turkish Military's Opposition to Combating ISIS Ed Stafford January 15, 2015 という文章の要約 日本語にすると「トルコ軍がISISとの闘いを嫌う理由」ということか。   リード部分 アンカラの政 ... もっと読む

ディノラ・ヴァルシの全集が出るそうだ。 Legacy summarizes this collection with 40 recordings, divided into the categories live, studio, talk, and film. Promotion price until December 31st 99,- €, afterwards 119,- € で Here you can find the complete trac ... もっと読む

衝撃のニュースだ。一番見たくないニュースだ。 年金財源の一つである年金積立金に一時、巨額の損失が発生した。その額は約8兆円という試算もある。 積立金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)は昨年来、運用益を増やそうと、株式での運用比率を高め ... もっと読む

11月12日 朝日新聞 放送倫理・番組向上機構(BPO)放送倫理検証委員会の川端和治(よしはる)委員長は「放送法を根拠にした 放送への政治介入は認められない」と主張した。 BPO放送倫理検証委員会は、NHK「クローズアップ現代」の放送倫理違反を指摘した。この ... もっと読む

非正規社員が4割を超えたそうだ。 そんな中で、泣けてくるような笑い話。これは沖縄タイムスの記事だ。 とても良い記事なので、ぜひ元記事(2015年11月11日)を参照してください。 「官製ブラック企業」  ハローワーク職員の7割が非正規 沖縄では、安定雇用を働きかけるハ ... もっと読む

Ⅰ 道東勤医協退職から老健施設勤務までⅡ 老健と病院の違い   逃げられる嬉しさと、逃げられないヤバさⅢ 医者はお客さん   厳しい経営、それ以上に厳しい職員の生活   割り切りと、“見て見ぬふり”Ⅳ 老健の“医療”   厳密に言えば医療ではなく“保健” ... もっと読む

みんなが力いっぱいチャレンジして、時には危ない橋も渡って、成功して、お金をウンと儲けるというのは悪いことではない。それは否定しない。(ただ我々にはそんなチャンスはないから、それほど積極的に褒めそやすほどのことではない)中には、これを「社会の掟」と勘違いし ... もっと読む

『ノーマ・フィールド 憲法9条は第3章の精神を基礎に読み込め』でとりあえず、彼女の言葉をそのまま引用したが、一度整理して置かなければならないだろう。 これまで私はこう考えていた。憲法9条は割と価値中立的なところがあって、「武装放棄」が柱、その精神は憲法前文 ... もっと読む

下記の演奏を見たら、カール・ライスターが嫌いになること請け合い。https://www.youtube.com/watch?v=qBS7BC4aKGEブラームス クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115 2007年の紀尾井ホールでの録画=衛星放送のエアチェックだろうと思う。カール・ライスターのほかは加藤 ... もっと読む

赤旗の水曜エッセーが、今は「日本髪つれづれ話」という連載。 前進座で床山をされている谷川さんという方の文章だ。 これが初耳話満載。こんなことも知らずに時代小説を読んでいたのかと思うと、ちょっと恥ずかしい気分にさせられる。 風呂はなく銭湯通い。洗髪は月に1,2 ... もっと読む

済南事件から満州事変まで これは1928年から31年までのほんの3年余りの動きだが、ここですべて太平洋戦争への骨格が決まっている。 いずれもう少し詳しい年表を作りたいと思うが、この年表でもあらましはわかる。 1.現地軍の独断専行 最大の現象的特徴は、現地軍の ... もっと読む

蒋介石政権成立から太平洋戦争開始までの流れを追ってみた。両者が完全に一体化していることがよく分かる。日中戦争の15年間を抜きに日本の国内政治は語れないし、そこにアジアで大量殺戮を敢行した人物がすべて出揃っているはずだ。1928年 4月 第二次山東出兵。中国 ... もっと読む

川田さんの「昭和陸軍」を読んで以来、何か喉に骨が引っかかるような気がするのだが、一体誰が日本という国の権力を握って日本を戦争へと導いていったのかが分からない。らっきょの皮むきみたいなもので、何かするすると逃げられてしまう。みんな逃げていってしまう。「たし ... もっと読む

許すな! 憲法改悪・市民連絡会のホームページから ノーマ・フィールドさんのお話 (2003年11月) 法律を慈しむとは 憲法の抽象性と具体化への努力日本国憲法についての集まりをもてる日本の人々をうらやましく思います。第二次世界大戦という大変な代償を払って ... もっと読む

高株価の裏側には、税金や年金積立金がある。そこを群馬大名誉教授の山田博文さんがやさしく解説してくれている。株高は政府の買い支えが演出している。さまざまな策が講じられているが、代表的なのが次の二つである。A.株価指数連動型上場投資信託(ETF)これは要するに日銀 ... もっと読む

毎日新聞から高齢者事故の一覧表を転載する。 ◇高齢者による主な突入事故  発生日   場所              運転者    人的被害 <2012年>  4月21日 津市の電器店          男性(78) 3人軽傷 12月20日 西東京市の喫茶店 ... もっと読む

前の記事の元はこの表(産経) 10月16日、経済3団体の代表や企業経営者らが、政府から設備投資の拡大を求められた。首相を挟み、ズラリ着席した大物閣僚たちが、民間側に厳しく詰め寄った。 背景には、参院選を控えて、設備投資の鈍化が景気回復を足踏みさせているとの ... もっと読む

小規模デイサービスの閉鎖が凄まじい勢いで広がっている。赤旗が詳しく報道している。まずこれが衝撃のチラシちょっとひとひねりしたチラシだから、分かりにくいかもしれない。これが、札幌市や千葉市の小規模デイの事業所にFAXで送られてきているのだ。「売れるときに売って ... もっと読む

これは「週刊金曜日」主催の野党座談会で飛び出した言葉。野党共闘を渋る民主党に共産党の小池さんが持ちだした。黒澤明監督の映画「七人の侍」のセリフを引用したもの。以下、記事をコピペしておく。野党共闘の問題について、「七人の侍に“クビが飛ぶっつうのに髭の心配し ... もっと読む

赤旗を読んでいないわけではないが、ブログの記事にしていない。「そのうち、調べて」と理由をつけているが、年寄りに「その内」はない。今日は少しやっておこう。「主張」から麻生財相が発表した資料で、いくつかの数字があげられている。安倍政権発足後、大企業の経常利益 ... もっと読む

1.「植物人間」という言葉「植物人間」という言葉がある。これには二つのニュアンスがある。ひとつは生存機能が著しく障害され、さまざまなアシストを必要としている状態である。もう一つは、こちらの呼びかけに応答せず、コミニュケーション不能の状態で生きていることを ... もっと読む

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