今日、シンポジウムに参加した北海道の4人で感想会をやったのだが、議論している最中に、「どうもインドネシアのアルムタキさんの発言(とくに前半部分)は、インドネシアにおける“ASEAN神話”なのではないかという話になった。 一見きわめて理路整然としていて、もっとも ...
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2015年05月
インドネシアが提供したASEANの基本的視座
2.インドネシアとASEANの教訓 もっとも注目の講演。 ASEANというよりも、インドネシアがスカルノ時代・スハルト時代・ポスト・スハルト時代という正反対みたいな動きの中で、どこが変わらずに引き継がれているのかということが、私の興味でした。 演者はイブラヒム・アルム ...
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バンドン会議の精神(平和、独立、連帯)を受け継ぐ東アジア共同体
赤旗にシンポジウムの要約が載った。 要約の要約を紹介しておく 緒方さん(共産党副委員長)の発言 東西、あるいは南北という国際関係が変わり、東アジアが経済の中心になろうとしている。 東アジア共同体を展望することまますます重要な政治的・理論的課題となっている。 “ ...
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シンポジウム「東アジア共同体」 その1
8千円も払って授業を聞いたのに、そのまま放って置くのももったいない。基本的にはケチだからなんとか多少でも元はとっておきたい。 ということで、シンポジウムの発言のまとめ。 1.地域協力のアイデアとメカニズム 最初は南京大学の歴史学者の発言。正直、国連の連中がよ ...
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石原慎太郎、生涯の汚点
「新銀行東京」(通称 石原銀行)がついに消滅するようだ。東京TYフィナンシャル・グループ(Tは東京都民銀行、Yは八千代銀行)に吸収合併されるらしい。ちょっと経過をおさらいしておこう。「新銀行東京」は2004年に設立された。石原慎太郎の鶴の一声で決められた。即断 ...
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“戦争反対!戦争するな!” と “憲法守れ!平和を守れ!”
最近はデモのシュプレヒコールも変わって来て、短いのがはやりのようだ。たしかにそのほうがいいと思う。昔も沖縄を返せとか安保反対とか短いのが良かった。短いと、それだけに、結構モメることもある。沖縄闘争では、返還協定反対なのか、返還協定粉砕なのか、でやりあった ...
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ヴィゴツキーの経歴と業績
ということで、 羽田に2時間も逗留。お陰で前から読みきれずにいた「ヴィゴツキー入門」を一気に読破しました。 といっても、正確に言うと、読んだのは全8章のうち第2章と第3章のみ。後は発達論とか教育論であまり興味はないので省略。新書版でちょうど50ページ、4分 ...
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共産党主軸にしないと反ナチ闘争は見えてこない
反ナチ「抵抗」考 ――グラス・ルーツ的視点 という星乃治彦さんの文章があって、そこに下記のように記載されていた。 東西ドイツの研究に共通していた傾向は、その党派性が強い故に、グラス・ルーツとして「反ファシズム」をとらえるという発想が弱いことであった。 … ...
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投票の分析(という名の老人・弱者の罵倒)
投票の分析(という名の老人・弱者への腹いせ) 1.年齢別分布: 20〜60代は賛成が多く、反対票が多かったのは「70歳以上」だけ。 2.年齢別・性別分布: 反対票が多かったのは「70歳以上の女性」と「50代の女性」だけ。 ただしこれは投票の分析ではなく「出口調査の分 ...
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日本で知られていないドイツの反ナチ闘争
ドイツ国内における抵抗運動の評価は、旧東独において「ナチ時代において首尾一貫して断固たる抵抗運動を敢行したのは共産主義者のみだった」というドグマへの批判とも結びついている。 ということになっているが、日本では逆に非共産主義者の抵抗ばかりが拡散して、共産主義 ...
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ヒトラーと橋下・維新……住民投票勝利の意義
ドイツにおける反ナチス抵抗運動について、ネットで少しあたってみたが、白バラとヒトラー暗殺未遂事件を除けば、正直のところ、さほどのものはない。 戦前の日本と比べて当時のドイツの共産党の勢いは大変なものであった。それだけの活動家がいたなら、多少の抵抗運動はむし ...
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色素とマンガン 光合成研究の勘所
次は 日本藻類学会創立50 周年記念出版という本の中の「酸素発生型光合成の起源」という文章。三室守さんという方が書いたものだ。 主として酸素発生のメカニズムについてのレビューなので、当面の関心領域とは少し外れるが、面白い論文である。 * 地球上のほぼ全ての生命は ...
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視覚と光合成過程の類似
ちょっと一休みして、知識を反芻する。 これまで動物の定義をして、その後一気に脳の勉強に進んできた。 とくに視覚の動画化と処理の問題に重点を置いて学んできた。 その中で視覚は動物の中枢的・本質的機能であることを確認してきた。 ではどうやって動物は視覚という能力 ...
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光合成―初期過程(明反応)―光化学系Ⅱの過程
http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/Labs/wata_lab/photosynthesis.html というページに「光合成の初期過程」の説明がある。 良く整理されているが、決して分かりやすいとはいえない。 光合成とは 1.光合成とは、「光エネルギーを利用して有機化合物を合成する生理作用」である ...
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動物(的生命)は植物(的生命)から誕生した
「動物は植物から分離し進化した」というのは、これまでの私にとって一種のセントラル・ドグマであった。 これまでは、なんとなくうまくそれで説明できていた。 しかし単細胞生物の世界に入ると、この確信は大きく揺らいでいる。 単細胞の世界では、他の生物を“ミトコンドリ ...
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光合成の機序と葉緑体
光合成の機序と葉緑体 光合成とは、水を分解して酸素を放出し、二酸化炭素から糖を合成する過程を指す。 しかしこれでは最初と終わりしかわからない。肝心の光のエネルギーへの転化の過程は、もう少し詳しく学んでおく必要がある。 こちらにとってだいじなのは、「動物が視覚 ...
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強制収容所での強制売春
本日の赤旗に重い記事が載っていた。ドイツの強制収容所での強制売春問題だ。中心事実はこうだ。男性収容者(彼らは収容所内の軍需工場の労働者でもあった)のために、収容所内に売春宿が造られた。女性専用の収容所から女性が連れて来られた。女性は飢えと疫病のなかで死ん ...
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ミドリムシと、その視覚について
前の文章で 単細胞とか原生動物などでは、両刀遣いみたいに植物の能力も捨てていないような動物がいるのではないだろうか。 と書いたのは、ミドリムシのことだが、どうもあまり深い知識がないのでそう書いておいた。 しかしやはり気になる。そこでミドリムシの視覚について調 ...
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目のルーツは植物 大胆過ぎる仮説
NHKスペシャル「シリーズ生命大躍進」という番組が放映された。紹介記事にはおよそ5億年前、生物が突如として目を持つようになったのは、生命史上最大の謎とされてきました。最新の研究が可能性として示すのは、目は個体のなかで長い時間をかけてできたものではないというこ ...
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電源別コスト 唖然とするグラフ
ひどいとは聞いていたが、まさか経産省が平気でこんな数字を出すとは。赤旗には立命館の大島さんのコメントが載っているが、それより前にまずグラフそのものを見てもらいたい。さすがに原発のコストを下げるのは気が引けたのか1.2%挙げている。しかしこのくらいで済むと ...
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「検証 介護保険の15年」から
ものすごい安直な記事ですみません。「介護保険白書」という本が出されて、その編集にあたった立教大学の柴田先生という方が、インタビューに応じています。そのさわりを紹介します。1.介護保険の功罪介護保険は国民の介護に対する意識を変えました。それまでは介護をした ...
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「為せば成る」こともある
赤旗のジェームス三木さんの連載が面白い。やや露悪趣味気味の脱線もふくめて、「アカハタだから詳しくは書けない」ぎりぎりのところまで書いている。以下の行は、思わず膝を打つほど痛快だ。私は「なせばなる」という格言が嫌いである。なせばなるなら誰だって東大に入れる ...
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武寧王の背後にいた倭国
462年 武寧王が生まれる。墓誌によれば「寧東大将軍百済斯麻王」とされる。(武寧は諡号) 461年 日本書紀によれば、軍君昆伎王が倭国の人質となり、赴く途中に筑紫の各羅嶋で生まれたとされる。 478年 倭王武の上表文。これが倭王の上表の最後となる。この時点で倭国は百 ...
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許せないバファローズ監督
9回表、10対5でリードするファイターズの攻撃。まぁ試合はほとんど終わったような状況だ。ここでバッファローズのピッチャーが大荒れ、続けざまに3人連続デッドボールだ。これは怒る、ファイターズの選手がグラウンドに出た。バファローズも負けじとフィールドに飛び出 ...
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ベースロードの“議論”はだいじだ
きょうの赤旗に下記の記事が載っていて、勉強になった。というより勉強させられた。「2030年の電源構成比率 どう考える」という題で、中身は関西大学の安田陽さんという人のインタビューだ。紹介と言っても難しすぎて(多分佐久間記者の端折りすぎ)、要約のしようがな ...
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武寧王は決定的な人物の一人だ
最近、韓流ドラマは歴史物づいているようだ。その一つとして「武寧王」も取り上げられているらしい。 娘の「スベクヒャン(手白香)」という人物が主人公らしいが、よく知らない。 ただ、日本の古代史を語る上で、武寧王は決定的な人物の一人だ。なぜ決定的かというと、彼の ...
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毛の君は松浦を支配していた
古代日本には「君」と称されるポストが3つある(私の知る限り)。 筑紫の君、毛の君、そして火(肥)の君である。これらのうち毛の君だけが天武天皇の体制に抱合され生き残る。「君」という位階は大和朝廷のものではないと思う。百済では武寧王の4代前の王である蓋鹵王が即 ...
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商船隊全滅の責任は海軍にある
mototchen さんの文章で、「目からうろこ」の部分があったので紹介します。 商船のほとんどは潜水艦により捕捉・雷撃を受け沈没しています。なぜ捕捉されるのか。 捕捉される側から言うと、捕捉は「会敵」です。 データによると、時と共に会敵率が増加し、1944年8月、9月 ...
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戦争になれば民間人も敵だ
戦争というのは20世紀の二度の大戦以来、総力戦と相場が決まっている。個々の戦闘が限定的であっても、思想としての総力戦に変わりはない。国民はすべて軍事力・戦闘力として換算され、撃滅の対象となる。時には赤十字や国連すらも敵の手先と認識されるのである。ここで第 ...
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米・キューバ関係改善を目指すこの間の動き
米・キューバ関係改善を目指すこの間の動き 2014年 12.17 オバマ米大統領、キューバとの国交正常化に乗り出すと発表。キューバ国民と米国民、そして全半球と世界のために、米国は過去の足かせを緩めることを選ぶ。 米国は長い間キューバの民主化促進を唯一の政策と ...
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オバマ政権、キューバ政策転換の特徴
キューバ政策転換の特徴 今回の一連の動きは、ローマ法王などの努力があったとはいえ、基本的には米国側のイニシアチブによるものです。その根底には米国の外交姿勢の転換があります。 だから、「双方の思惑が一致した」などというのはおよそ分析の名に値しません。これらの ...
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米・キューバ関係改善の世界史的常識
いま米国とキューバの関係改善が着々と進んでいます。 これに対して、日本のいわゆる専門家と言われる人々の見方があまりに皮相であることを知って、あらためて驚いています。 まず強調しておきたいのは、今回の事態は世界史的なエポックであるということです。だから世界史 ...
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