鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ は日本AALAが発行する「AALAニューズ」https://www.japan-aala.org/category/aala-news/ 編集のための作業日誌です。主として外信の短報記事を掲載しています。旧来のHP「ラテンアメリカの政治」https://shosuzki.jellybean.jp/ はアーカイブとして利用可能です。(サイト名は変更になっています)

2014年09月

ベーム指揮 ウィーン交響楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団  テレサ・シュティヒ=ランダル(ソプラノ)   イーラ・マラニウク(アルト)   ヴァルデマール・クメント(テノール)   クルト・ベーメ(バス)   録音:1956年11月 ウィーンでのライブ録音(モノラルだが擬似 ... もっと読む

寡聞にして知らなかったのだが、南アルプスの真下をリニア新幹線が通ると、大井川の流量が毎秒2トン減るのだそうだ。「まぁ、そういう計算もあるのかな?」くらいに思っていたのだが、この推計はほかならぬJR東海の発表したものなのだそうだ。だから、少なくとも政治的には ... もっと読む

時節柄あまり良い例えではないので気が引けるが、「歴史を偽造するものは誰か」を読んだ感想。可愛い女の子がいて、近所に変質者がいたとする。この子をとっ捕まえて、嫌がるのを無理やり車に押し込んで連れ去る。これは立派な誘拐だ。しかしキャンデーをあげて、「もっと欲 ... もっと読む

 「浮浪児」について調べたり語ったりするのは、気の重い仕事である。明白に差別する側にいた自分の記憶が浮かび上がるからである。 「浮浪児」、あるいは「浮浪者」は歴史的な言葉で、今では死語ないし差別用語に属するものであろう。 私が子供の頃、浮浪児はかわいそうな ... もっと読む

前の記事で、戦災孤児というのがどのくらいいたかはわかった。しかしそのなかで浮浪児となったのがどのくらいいたのかは良くわからない。 戦災孤児の数字ですら、厚生省が正式に発表したものはないのだから、浮浪児の数など分かるはずはない。もっぱら警察の資料からうかがい ... もっと読む

“歴史を偽造するものは誰か―「河野談話」否定論と日本軍「慰安婦」問題の核心” という長大論文が出た。思わず身を引きかけるが、やはり読んだ上で中身を紹介しなければならないだろう。 要するに「吉田証言」問題と、これを利用した大キャンペーンへの反撃である。基本線 ... もっと読む

政池仁という人がいた。 戦前、キリスト教の立場から非戦論を唱えた人である。 松下芳男の「三代反戦運動史」の中で紹介されている。こういう読み方をしているから、読書がいつまでたっても進まない。 略歴を見ておこう。 1900年の生まれ。東大理学部科学科を卒業。在学 ... もっと読む

消費税再引き上げ反対  5つの使えるグラフ 消費税引き上げに賛成する人は、*社会保障が大事だから仕方がない。*財政が大赤字だからしかたがない。*国際競争力を守るために法人税の減税は仕方ないと思っているのだろう。それに対する有無をいわさないデータを示す必要が ... もっと読む

今朝、NHKの「お茶の間フォーラム」みたいな番組で、「消費税増税実施すべきか否か」の話をしていた。増税推進論の代表として大和証券のアナリストが出てきた。昨日大和総研を褒めたばかりなのに、とんでもないことをしゃべり散らしていて、かなり腹がたった。司会者が「消費 ... もっと読む

茨木のり子の「わたしが一番きれいだったとき」にピート・シーガーがメロディーをつけている。その曲がyoutubeにアップされている。ピートのお弟子さんが歌っている。解説によると、ピートが67年に来日した時、ある雑誌でこの詩を識り、曲とコードを書いてコロンビア・レコ ... もっと読む

大和の想定グラフはなかなか面白いので別掲する。 空洞化と原発停止が貿易収支に与える影響を見たものである。2013 年時点で 11.5兆円ある貿易赤字のうち、約 7 兆円が空洞化、約 4 兆円が原発停止に伴う輸入増の影響によるものである。というのが説明。「原発停止による」と ... もっと読む

政府の経済見通しが発表され、金融系の各シンクタンクがコメントを発表している。 まずは「みずほ」(9月9日)の見解 7~9月期には駆け込み需要の反動が徐々に薄れる、公共事業の執行が進む、ということで前期比年率+4.7%と強気の読み。 さらに年度後半は個人消費の持 ... もっと読む

むかし、デートというのは歩くことだった。思えばすさまじい距離を歩いたものだ。とにかく行くところなどないから、ただひたすらに歩いたのだった。新幹線で京都まで行った。彼女は同志社に行っていた。駅からバスに乗って、彼女が好きだという大徳寺に行った。門を入ると広 ... もっと読む

倭国大乱から神武東征まで、私の古代史解釈を図にしてみた。神武東征から倭国大乱までではない。 1.倭国大乱 倭国大乱とは、九州連合による出雲の占領である。 出雲は九州連合を形成する天孫族(天照大御神)と同系である。私は神話に詳しくないが、スサノオはアマテラス ... もっと読む

AALAの機関紙に載せるために柳原白蓮の文章を一本化しました。 いくさは遠く根の国へゆけ 白蓮(柳原曄子)の戦後 1.下二句の力強さ 白蓮、やんごとない点では別枠だ。なにせ大正天皇の従兄弟という雲上人。 この犠牲が 世界平和の道しるべ わがをとめ等よ泣くのでないぞ ... もっと読む

道東地方の酪農経営について、赤旗によくまとまった記事がある。独断で編集して紹介する。1.酪農家の離農が加速している。「JA道東あさひ」という大規模農協があり、根室管内の別海町を中心に583戸の酪農家を組織している。この農協で昨年だけで22戸が離農した。最近 ... もっと読む

井上議員の質問で提示された自民党のポスター。質疑応答は下記のアドレスで閲覧可能である。https://www.youtube.com/watch?v=7Ouad-t0KWUウソつかない TPP断固反対 自民党若干字余りだが、みごとな川柳ともとれる。このポスター、次の選挙ではそっくり共産党のポスターに拝 ... もっと読む

赤旗に「若手弁護士の会」が急拡大しているニュースが載っていた。 略称を「あすわか」というのだそうだ。正式名称は「明日の自由を守る若手弁護士の会」だ。 まことに失礼ながら、「あすわか」と聞いて「明日がわからない若手弁護士の会」かと思った。若手弁護士による一種 ... もっと読む

消費税増税後の落ち込み 1.経済落ち込みの現況 A) GDPへの効果 日本のGDPはおよそ500兆円、その9割が内需になる。消費税を3%アップさせれば(増収分をすべて財政赤字補てんに回せば)、2.7%のGDP押し下げ効果になる。これをまず念頭に置こう。 4~6月期GDPは、実 ... もっと読む

あるブログにこういう記述がありました。 1000兆円を超える膨大な国債の残高や、少子高齢化に伴う社会保障財源増しを放置することは、対外的な国の信用の低下や国民の将来に対する不安感 を増幅するであろうことは想像に難くありません。消費税率を据え置いたがために、国債 ... もっと読む

この記事を書き始めてからとてもつらい。私にとっては戦災孤児という言葉で浮かぶイメージと、“浮浪児”という言葉で浮かぶイメージの間に乖離があるからだ。それを客観視できるだけの座標軸を持てずに漂流してきたのがいままでの私だ。漠然と、いつかは整理しなければとは ... もっと読む

 「戦争孤児」という膨大な個人のHPがある。「戦争孤児の会 金田茉莉」さんといいう方が作られている。 大変な労作である。ぜひご覧頂きたい。 この内、厚生省の「孤児調査」の紹介 厚生省が昭和22年末に「全国一斉孤児調査」を行っています。  ... もっと読む

CDデッキというのはほんとに壊れやすいもので、もう何台買い替えたか分からない。3万円だろうが5万円だろうが、結局読み取りが悪くなってイカれるのはおなじだ。一度壊れたものは修理してもダメで「どこを修理したのだ!」と気分が悪いだけ。壊れればただのクズだ。もう高 ... もっと読む

dondokodokodon さんのサイトでトゥオネラの白鳥が見られる。今年のNHK交響楽団の定期演奏会らしい。尾高忠明の指揮で、コールアングレエを吹く池田昭子さんの姿がたっぷり眺められる。熟女の風格が漂ってきた。最後の方は息が上がった表情だがだいじょうぶか。しばらくテレ ... もっと読む

Korg の AudioGate のニュー・エディションが出た。早速試聴してみる。結論は前のものと同じだ。時間分解能の問題は解決されている。ぺったりした感じはなくなり、音はシャープになった。高音の伸びと、唸るような低音は前と同じだが、さらに強調されている。ベートーベンの ... もっと読む

 ジェノバの利子率革命というのは、F・ブローデルの『地中海』という本からの引用らしい。注によると、藤原書店の〈普及版〉で1~5巻におよぶという。とても手が出るものではなさそうだから、とりあえずネットで分かる限りの情報で我慢しよう。 まずはこのページから ジ ... もっと読む

私は信じやすいというか騙されやすいタチだから、古事記や日本書紀に書かれたことはすべて本当のことと思っている。神武東征も、継体天皇の政権転覆も信じている。ただ年代については信じていない。それは大和の方で決着つけてくれという話だ。「日本史」の本線とは関係ない ... もっと読む

倭国大乱は九州王朝と出雲王朝の対決であったと思う。そこには二つの置き土産があったはずだ。ひとつは内乱の間に著しく発達した武器である。とくにこの時期には鉄製武器が革命的でった。それ以前は弓と石礫と竹槍と棍棒くらいだったろう。青銅の剣なんてものは見かけは良く ... もっと読む

纒向遺跡の勉強をしていて気づいたことがいくつかある。 「石野博信によれば、「2世紀末に突然現れ、4世紀中頃に突然消滅した大集落遺跡」である」(ウィキペディア) これは征服者により建てられ、さらに後続する征服者により消滅したことを示すのではないか。 纏向は人工 ... もっと読む

大学生の学力低下についてアゴラに説得力のあるグラフが載っている。尾藤 克之 学生の学力低下はウソであるというもの。 いまの18歳人口は120万人で、1990年と比較して約6割に減少しています。しかし進学率は、58.7%(約70万人強)に増加してます。18歳の受験 ... もっと読む

日本書紀の作者は魏志倭人伝を読んでいた。当時からそのくらい有名で人口に膾炙していたのだ。日本書紀の作者の右手には、神武以来の歴代の天皇の系図がある。ただし彼らが何年頃の人なのかは分からない。そこで魏志倭人伝を見ながら適当な名前を見繕ったのだ。それが神功皇 ... もっと読む

この本で一番説得力のある考古学データがこれだ。「弥生時代後期および邪馬台国の時代における列島各地の鉄器出土数」というグラフ。これを見ると、弥生時代というのがもし終末を迎えたとするのなら、それに代わったのは鉄器時代だということがしみじみ分かる。鉄器というの ... もっと読む

前項の書物に邪馬台国の時代とはいつか。考古学では弥生終末、古墳時代初頭と考えられてきました。という文章があった。まずこれに噛みつきたい。“古墳時代初頭と考えられてきました”というのが気に食わない。誰が考えてきたのか、あんたでしょ。どう考えたって近畿でしか ... もっと読む

連休の後の赤旗をまとめ読みする。日曜日の読書欄には、食指をそそる言葉がいくつか登場する。ひとつは「スノーデン・ファイル」という本の紹介。NSAは世界中のデジタル通信のサーバーや光ファイバーに直接アクセスしてその大半を入手している。これには米国の秘密裁判所FISA ... もっと読む

私は囲碁はまったく不得手でどうも上達しない。未だに井目風鈴付きでけちょんけちょんにやられる。見るのは好きで、日曜の午後は囲碁番組を子守唄にうたた寝している。新人王戦というのがあって「赤旗」が主催する棋戦だが、相当注目されているらしい。今日の記事を見ると、 ... もっと読む

お盆で柄にもなく、というか、いやいやお付き合いでお墓に行くことがある。市営の共同墓地に妻の実家の墓があるのだが、途中の一角にとんでもない墓があって、ひとつの墓で10区画分くらい使って、高さ5メートルはあろうかという立派な墓を立てている。それが1つ2つでは ... もっと読む

前に、赤旗の記事を転載したが、詳細が不明だった(2014年09月08日アメリカ トップ3%が富の54%を)。本日の記事でグラフが載せられ一目瞭然なので再掲する。 FRBの「消費者の所得・資産・債務などに関する調査」の結果である。真ん中のカラムの「階層 ... もっと読む

アルゼンチン議会が「債務交換法」を可決したとの報道。一方、米地裁はこの計画を違法と裁定したそうだ。 まずは情報を収集してみる。 11日のロイター。 アルゼンチンの下院は11日、債務再編問題をめぐり、海外で保有されている同国国債をアルゼンチン法に基づく国債に交 ... もっと読む

朝日出版「研究最前線 邪馬台国」というのを読んだ。 思いつくままに感想を書く。 「所在地論争は決着したのか?」というのが帯の見出し。 中身を見ると、九州でほぼ決着ということになる。ヤマト派の根拠は鏡くらいで、三角神獣鏡がダメなら別の鏡でという具合。ほとんどい ... もっと読む

このままでは、収まりがつかないので、私なりに議長権限で、強引にまとめさせていただく。まずは、コリオリ力など地球の引力と回転スピードに比べれば微々たるものだ。重力は赤道の空気がゼロになって、すべての空気が北極に溜まってしまうことなど許さない。コリオリ力には ... もっと読む

別のアンサーではこう書いてある。風は、北半球では、進行方向に対して、右向きの力(コリオリ力)を受けます。 赤道方向に向かって吹こうとする風は右に曲げられ東風(西へと吹く)になり、極方向に向かって吹こうとする風は右に曲げられると西風(東へと吹く)になります。 ... もっと読む

偏西風の原因は「コリオリ」力と言うんだそうだ。赤道のどこかに経っていると、地面ははすごいスピードで動いていることになる。地球の直径は12,742 kmだそうだ。だから赤道の総延長はπD=40,010 kmになる。これが24時間で1周するわけだから、時速は ÷24=1, ... もっと読む

考えているうちにわからなくなった。偏西風というのは地球の自転の影響で発生する風だというのだが、これがどうしてなのかということだ。我々が生活している日本では、太陽は東から上って西に沈む。これはつまり地球が西から東に向かって回転しているからだろう。これは分か ... もっと読む

カンデルは「あめふらし」の神経細胞の研究で、2000年のノーベル賞を受賞した人物。記憶がシナプスの接合という形で形成されることを明らかにした。 当時の新聞報道ではこうなっている。 ウミウシを用いて、シナプスにおける信号伝達の制御メカニズムを明らかにした。そ ... もっと読む

アーサー・ピナードさんという人が、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を英訳したそうだ。 下記のページで、その出だしの部分が読める。 780万人の絵本ためしよみサイト | 絵本ナビ Rain won’t stop me.Wind won’t stop me.雨ニモマケズ 風ニモマケズNeither will driving sno ... もっと読む

そう言えばこんなニュースがありました。ソニーとパナ、有機EL事業売却へ コスト減難航 2014年5月25日 朝日新聞 一時は共同開発まで行っていたソニーとパナソニック両社が撤退することで、有機ELテレビが発売される可能性は事実上なくなりまし た。"売却"と言っています ... もっと読む

本日は、何年ぶりかに由緒正しい休日を送った。すなわち、ヨドバシ・カメラ、古本屋、食堂で豚肉生姜焼き定食、紀伊國屋、クラシックな喫茶店というコースである。ヨドバシ・カメラでは1万5千円のしゃべる犬のおもちゃ、これは嫁さん用。孫に線路付きの機関車トーマス。次 ... もっと読む

途上国の「開発」の失敗はケインズのせいではない。 前節ですでに、「開発」政策の評価をめぐり、中山さんとの食い違いが生じたのだが、それは次の節で拡大する。 中山さんはブレトンウッヅに始まり、先進国での戦後の復興・発展が60年代後半に壁に突き当たったこと、途上 ... もっと読む

無駄な規制などない方が良い、というのが規制緩和論者の言い分である。 たしかにそのとおりだが、彼らは実際には無駄であろうと有効であろうと、とにかく規制イコール悪なのである。本音は規制緩和ではなく、規制撤廃、なんでもOKなのだ。 しかし冷静に考えてみよう。本来、 ... もっと読む

水谷千秋「継体天皇と朝鮮半島の謎」(文春新書)を読んだ。継体の闘いが詳しく着されていて非常に面白い。その分、近畿でこれだけ必死の闘争をやっていて、筑紫の君磐井の乱を鎮圧する暇などあったのだろうかという思いがますます強くなる。大伴や物部に加えて、近江の何某 ... もっと読む

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