鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ は日本AALAが発行する「AALAニューズ」https://www.japan-aala.org/category/aala-news/ 編集のための作業日誌です。主として外信の短報記事を掲載しています。旧来のHP「ラテンアメリカの政治」https://shosuzki.jellybean.jp/ はアーカイブとして利用可能です。(サイト名は変更になっています)

2013年02月

決して、それを見るのが主目的ではないが、赤旗の訃報欄は、何故か目が行ってしまう。ひとつには、それが自分にとって最高の墓碑銘だからだ。訃報欄で知った名前はたくさんある。一つ一つ読むたびに、しばしの感慨に耽る。そして、自分の順番が近づいてくるのを感じざるをえ ... もっと読む

かつて近畿・東海から中国地方にかけて「銅鐸人」と呼ばれる集団が住み、銅鐸文化を形成していた。①彼らの宗教的シンボルは「銅鐸」であり、これは後ほど侵入する天孫信仰とは異なるものであった。しかし銅鐸そのものは九州北部から伝播したものが起源となっている。②銅鐸 ... もっと読む

井上議員が参議院での質問で、日米TPP共同声明の3つの問題を指摘している。第一は、共同声明の文言をめぐる問題。「一方的に、すべての関税を撤廃することを、あらかじめ約束することを、求められるものではない」これは素直に読めば、「交渉の場で例外を主張することを妨げ ... もっと読む

「低価格競争は体を蝕む」という記事で、海外での低価格競争が賃金デフレの原因であったとし、「海外支店の営業マンはそれなりに頑張ったという自負を持っているのだろうが、それが結局日本の体力を弱めたのではないか」と書いた。奥田碩会長以来、三代の経団連会長は海外志 ... もっと読む

サヴァリッシュが死んだという話だ。写真を見ただけでも「良い人だ」という感じは分かる。しかし音楽的にはパとしない人だったと思う。芸術家って、もっと自己中でアコギな人でないと務まらないのではないだろうか。楽譜から、そのエスプリをざっくりと切り出して、血の滴る ... もっと読む

医療保険がいかにおいしい商売か損保ジャパン総研クォータリーの2007年版に「米国における健康保険市場と保険会社のヘルスケア事業」というレポートがあってその中に表があるのだが、ちょっと細かすぎてこのブログにそのまま載せられない。興味のある人は、そちらに直接当た ... もっと読む

なるほどそう来たか 軽自動車優遇批判TPPへの動きが本格化するなかでアメリカが最初のジャブを繰り出してきた。叩かれてみて、自動車業界もそこがアキレス腱だったことがわかったと思う。これまで自動車工業会はTPP参加の旗振り役だった。おそらく他の業界が打撃を受けても ... もっと読む

それなりにボサノバにはまりつつある。ボサノバの立ち位置はすごく揺らぐんですね。基本的にはカルロス・リラの立っているところが真ん中なんだろうけど、彼はものすごいジャズ・コンプレックスなんですね。だからボサノバがブラジル的なものに行こうとすると感覚的にはすご ... もっと読む

共産党の賃上げ政策は非常に正確だと思う。現在働いている労働者の賃上げだけではなく、以下の4点を総合的に押し出しているからだ。①非正規雇用への不当な差別や格差をなくし、雇用のルールを守らせ、均等待遇を図るとともに、非正規から正規雇用への流れを作る。→このた ... もっと読む

経団連は「実質的な賃金は上昇している」、物価が下がっているのだから「生活水準が低下しているとの主張は適切ではない」と言っているそうです。(2013年版 経営労働政策委員会報告)これは、きわめて単純に給与総額の低下を物価指数で割れば答えが出ます。1997年 ... もっと読む

内部留保については前にもだいぶ調べた。「内部留保は工場や機械になっているから取り崩せない」という主張は、ほとんどデマ宣伝であることが既にはっきりしている。未だにそういう人がいたら、その人の言うことは信用しないほうが良い。平気で嘘をつく人間なのだから。とり ... もっと読む

もう一回グーグルで検索してみた。たしかにこのファイルは出てくるが、1年以内というフィルターをかけると消える。甘利さんのサイトで見ると、この人は以前の自民党政権時代にも通産大臣をやっているようだ。したがって、これは3.11前の出来事かもしれない。たしかに今 ... もっと読む

これってなんだろうhttp://www.enecho.meti.go.jp/policy/nuclear/pptfiles/080610_1.pdfていうファイルだ。親元を辿って行くと のサイトに突き当たる。7日というのが何月の7日なのかもわからないが、グーグルで 原発、日米共同声明、1ヶ月以内、とやって検索したらこ ... もっと読む

書き方が不正確だった。日米共同声明が出されたのはTPPに関する項目だけで、他の点については「1時間半の会談のなかでこういうことが触れられました」という時事通信の報道であった。以下が時 事通信の伝える会談の「骨子」である。 日 米 首 脳 会 談 骨 子 ... もっと読む

時事通信の報道では、共同記者会見のなかで、「原発再稼働」首相 2030年代に原発稼働ゼロを可能にするとの民主党政権の方針はゼロベースで見直す。と書かれているのみだ。赤旗の山崎特派員は、さらに安倍首相の発言を補足しています。「米国とは原子力協力のパートナー ... もっと読む

毎回首相が変わるたびに日米首脳会談が開かれ、共同声明が発表される。しかし今回の日米共同声明はそういうレベルをはるかに超えて、日本の進路を決めるような重要な内容をふくんでいる。衆議院選挙の時、重大な争点として以下の4つが示された。①消費税と一体改革②原発ゼ ... もっと読む

ボサノバの名曲百選を作ろうと思ったが、タンゴほどにはうまくいかない。タンゴは基本的には過去のものである。例外はあるが基本的には1950年代に終わっているジャンルだ。しかしボサノバを広くとると、現在もまだジャンルとしての生命は終わっていない。たとえば私の好 ... もっと読む

自分でもいい加減さに呆れるが、先日セル・クリーブランド管弦楽団のイタリアが最高と書いたのに、こっちのほうがすごいと思えるような演奏を見つけてしまった。ロリン・マゼール指揮のベルリン・フィルの演奏だ。1960年4月 ベルリン、イエス・キリスト教会での録音というか ... もっと読む

円高デフレというのはおかしい。なぜならデフレ兆候は円高が進む前から出現していたからだ。97年事態の後、企業は一斉に輸出拡大に狂奔した。新製品が出現しない限り商品の競争力は価格で決まる。シェア獲得のために出血大サービスも厭わなかった。そして血を流したのは下 ... もっと読む

「働くみなさんへのアピール」で、おやっと思った記載がある。日本企業全体の経常利益は1.6倍に増えたが、働く人の所得(雇用者報酬)は9割以下に減少しました。という“従来通りの”記述の後に、輸出は1.25倍になりましたが、国内需要は約1割減少しました。「国際 ... もっと読む

「働くみなさんへのアピール」への補強資料で非正規労働者の分析を行ったが、はっきりしているのは①非正規労働者の圧倒的多数はパートタイム労働者である②パートタイム労働者の圧倒的多数は女性労働者であるということだ。この二点から、国際的に見た日本のパートタイム労 ... もっと読む

正しいマクロ指標と言ったって、そんなものはない。結局は恣意的なものになる。一つは、境界域の数値のうちのどれをとりどれを捨てるかということであり、もうひとつはガチガチの主要指標のうち、どれに重きを置きどれを軽視するかという選択である。これを仮にAセット、Bセ ... もっと読む

去年は、南米にとって選挙の年だった。選挙を前に、随分南米の民族主義政権に対する批判が集中した。「赤旗」さえ、ベネズエラのチャベス政権が誤った経済政策により危機に瀕しているかのような報道をしたくらいだ。その根っこには日本のエコノミストによる歪んだマクロの評 ... もっと読む

全労連のシンクタンクにあたる労働総研の労働者状態統計分析研究部会というところが論文を掲載している。去年1月のものなので、ちょっと古いがその中に面白いシェーマがあった。大変わかり易く流れを書いてくれているので、紹介させていただく。これは実体経済をめぐる「悪 ... もっと読む

雇用者報酬とGDPについて少し数字に異同があるようだ。これは志位さんが国会での質問で用いた図表「働くみなさんへのアピール」に付けられた図表と少し数字が異なる。GDPの方は名目GDPと実質GDPの違いなのだろうか。私がネットで調べた数字は以下のようになっている。  GDP ... もっと読む

ブルームバーグのちょっと前(去年9月)の記事が面白いので紹介します。 全国の雇用者報酬(名目、季節調整後)は1991年以来の低水準となった… 東京電力 から輸出企業のパナソニックやシャープに至るまで、多くの日本企業が経費削減に取り組んでいる。 ということ ... もっと読む

共産党がこのほど「働くみなさんへのアピール」を発表した。非常に説得力のある文章で、ぜひ広げていく必要があると思う。そこで、当然発せられるであろう質問に対応すべく、データを補強しようと考えた。補強になっているか、かえって足を引っ張っているか、分からないが… ... もっと読む

加賀さんの本の中に“いじめ論”に関する物がありました。一言でいえばいじめは決してなくならない。いじめに負けない心の力を上げていくべきというものです。以下はその一部いじめ絡みの悲劇が起こるたび、どうすればいじめをなくすことができるかという議論がしきりになさ ... もっと読む

パソコンが壊れたついでに、溜まっていた本に手をつける。加賀乙彦さんの集英社から出した新書本。この人は未だにどういう人か分からない。昔「フランドルの冬」という小説を読んだが、かなりイラツイた。知識は豊富、理路整然として、語り口はうまいのだが、本心が分からな ... もっと読む

銅鐸文明ノート 余話以下は酒飲み話になるが…饒速日命の家系は、天孫族の異系である大国主の末裔で、出雲を追われて近畿に落ち延びてきた可能性がある。「倭国の大乱」が倭国と出雲王朝の対決をふくんでいるとすれば、時期は合う。その後大和王朝の実権を握った物部氏は、 ... もっと読む

勤務先で使っていたパソコンが壊れた。原因ははっきりしている。しかし言えない。言わずに修理に出したが、開ければすぐ分かるだろう。これで久しぶりに読書だと張り切ったが、悲しいことに字が読めない。+2.0の老眼鏡では歯がたたない。+2.5を買ってきたが、このくらいに ... もっと読む

民医連は決して徳洲会のような崩れ方はしないだろう。民医連は攻めには弱いが守りには強いのである。民医連は中央集権制で独裁制で、テッペンがやられると瓦解するのではないかと思われている。これは逆だ。なぜなら民医連は中央集権でも独裁でもないからだ。中央集権で独裁 ... もっと読む

ネットで漏れ伝わるところでは、生え抜き派が主義・主張を貫こうとしたのに対して、経営現場が我が身大事と反旗を翻したところにあるようだ。どちらが正しいかというのは難しい。具体的・個別的には問題ははっきりしている。生え抜き派のかかげる「主義・主張」が間違ってい ... もっと読む

徳田毅って徳田虎雄の息子だったんだするってぇと、だいぶ風向きが変わってくる。ちょっとネットを調べたら、徳洲会そのものが潰れるか潰れないかの大騒動になっていいて、そこから魑魅魍魎が飛び出してきていて、今回の問題も、そういうとばっちりの一つらしい。そうなると ... もっと読む

メンデルスゾーンのイタリアが無性に聞きたくなる時がある。YouTubeにはゴタゴタ取り混ぜて10種類くらいの音源がある。しかしどういうわけかまともな音質の演奏はほぼ皆無である。カラヤンもヤンソンスもぺけだ。唯一、セルとクリーブランドの演奏だけが素晴らしい音質であ ... もっと読む

その3 銅鐸文化の変遷 ①銅鐸の原基 すでに記したように、銅鐸の原基となるものは長江流域で生み出されたと考えられる。それが朝鮮にわたり、九州北部まで到達した。 この時点では、小型で無銘の実用的器物であり、「カウベル」類似のものであった。しかし実用的に必要と ... もっと読む

予想外に長くなってしまったので、少しポイントごとに分けて整理していく。 銅鐸を見る視点 まず、銅鐸に注目したきっかけだが、普通の人とちょっと変わっている。 この間、遺伝子から見た「日本人の起源」からずっとはまって調べているうちに、縄文人に二系統あって、 ... もっと読む

「女性問題」一般では辞任の理由にならない。徳田毅国土交通・復興政務官が辞職した理由がどうもよくわからない。 一般的にはへそから下の問題と不問に付されるのがオチである。それが良いか悪いかは別にして、辞任に至った理由は女性問題プラスアルファがあるのでは、と思 ... もっと読む

ところでこの「告発文書」なるもの、内容が明らかにされていない。 とりあえず、1月31日の「スポーツ報知」で“関係者からの取材”というかたちで内容がうかがわれる。(この読売・報知報道以外に暴行の内容に関する記事が探せなかった。これも不思議だ) 現場を目撃した複 ... もっと読む

多分まもなくニュースの世界から消えてしまうと思うので、少し情報を集めて経過上のポイントを整理しておきたい。なお私はここではパワハラという言葉を使わない。そんな横文字は使わないほうが良い。これはただのハラスメントではなく、明白な暴行事件なのだ ... もっと読む

紀元前5万年ころに、第一次の南下があったとしよう。氷河期の寒さを逃れてイルクーツクあたりから旧石器時代人が降りてくる。A.内蒙古から黄河流域に降りた人々が主流派で、中国の主部に分布した。この内最も南方まで進んだ人々が1万年前に長江文明を築いた。B.もう少し ... もっと読む

南沙諸島をめぐる一連の流れを見ていると、中国軍はかなりの程度で「関東軍」化していると思う。革命以来、中国軍は政府の管轄下にはなく、共産党の統制下にある。薩長同盟の私兵みたいなものだ。だから政府としては「それは共産党の方で考えてください」ということになる。 ... もっと読む

何か戦争ニュースで見たことがあるが、飛行機の上からレーザーで人影を補足して、機体を固定した後、ボタンを押すと対象がボンと煙を上げて消えてなくなる。それを見たら、「レーザー画像上に固定されたら、それはほとんど死と同じだ」と思う。だからレーザー照射はミサイル ... もっと読む

あまりこの話は絡みたい気がしないのだが、NHKニュースに出た以下のクダリは記憶しておいてよのではないか。第三者委員会の委員を務めた、教育評論家で法政大学教授の尾木直樹氏の談。「どの教師もいじめを見過ごそうと思っていないし、親も気付きたいと思っているの に、な ... もっと読む

やはり、反論が出てきた。これはイスラム系通信社の“Cii”の発信したもの “Cii Broadcasting is a global Islamic media brand”と称している。 2013年1月28日 南アフリカのエブラヒム外務次官は、フランスのマリ軍事介入に対する南アフリカ政府の姿勢を明らかにした ... もっと読む

AFP・時事の配信。南アのズマ大統領は、フランス放送局とのインタビューで、フランス軍のマリ介入を支持した。理由について問われると、「マリ軍にイスラム過激派を止める力はない」と突き放し、「他に選択肢はなかった」と現実的な判断を強調 した。以下英文Zuma however ... もっと読む

1日の赤旗に下記の記事中国共産党中央対外連絡部(中連部)のアジア二局副局長が共産党の緒方副委員長と懇談。訪日中の趙世通副局長は、緒方副委員長、森原国際委員会事務局長と「夕食を共にしながら懇談」した。懇談では日中両国関係の問題や両党関係、アジアの情勢などに ... もっと読む

赤旗の「朝の風」で艾青(がいせい)が紹介されていた。中国語読みするとアイチンとなるようだ。記事では「広島 お前は最も信ずべき証人だ」との一節が引用されているが、いかにも情報不足で、紹介になっていない。そこで少しネットをあたってみた。日本語の文献はほとんど ... もっと読む

たしかに、いったん悪循環に陥ってしまえば、どちらが原因かと言われても“卵が先か鶏が先か”という状況にはなる。このへんは時系列的な分析が必要なのだが、97年ショックというのは消費税増税をふくめた8兆円の国民負担増と、金融危機の複合によるものだから、なかなか ... もっと読む

デフレ脱却等経済状況検討会議 第一次報告 はじめに~デフレの現状と背景~ デフレの判断基準: 内閣府の月例経済報告では、消費者物価指数、特に基調を示す「生鮮食品、石油製品などの総合」(いわゆるコアコア)を重視している。日本銀行は消費者物価指数の前年比上昇率 ... もっと読む

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