鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ は日本AALAが発行する「AALAニューズ」https://www.japan-aala.org/category/aala-news/ 編集のための作業日誌です。主として外信の短報記事を掲載しています。旧来のHP「ラテンアメリカの政治」https://shosuzki.jellybean.jp/ はアーカイブとして利用可能です。(サイト名は変更になっています)

2011年09月

昨日は圧倒的な量の事実に圧倒されて、飲み込むのが精一杯で咀嚼できませんでした。肝心なことは現在の税体制、そしてこれからやろうとしている「一体改革」の評価です。A.シャウプ勧告をどう見るかシャウプ税制は良くも悪しくも戦後日本の原点の一つです。ニューディーラー ... もっと読む

税大ジャーナル 2008.10 「シャウプ勧告の再考」 神川和久シャウプ勧告について歴史的背景、階級的性格、現時点での意義など非常に総合的に分析された文章で、参考になりました。さまざまな租税特別措置がいかに税制を阻害しているかもよくわかりました。また税制 ... もっと読む

シャウプ税制骨抜きの歴史1.占領軍の「逆コース」*税制改革の骨抜きに最初に関わったのはほかならぬ占領軍。*講和条約の締結後、最初に行ったのが富裕税の廃止。また金融所得が分離課税となる。2.日本租税研究協会*池田勇人蔵相を先頭とする大蔵省が財界人などを結集 ... もっと読む

静岡大学名誉教授の安藤さんが「税金から見えてくる民主主義」と題して戦後税制について語っています。私たち「団塊の世代」は戦後民主主義の教育を受けて成長してきました。学校時代に習った戦後民主化の柱は、①新憲法・軍備解体、②財閥解体、③農地解放 でした。これによ ... もっと読む

G20会議に向けOECDとILOもアピールを出した。昨日載せた労働運動団体の訴えに次ぐもの。とくに両者が連名でアピールを発表したことに、この問題の緊急性がうかがえる。アピールではまず失業者の状況を報告している。*主要20カ国では08年金融危機以降、2千万人があら ... もっと読む

厚労省が被災地求職者に対し失業手当の給付日数を90日間延長すると発表した。とりあえず、正月は越せるということだ。しかし厚労省としてはこうやって尻拭いをさせられるのは面白くなかろう。速やかに補正予算を執行させ、仕事起を急がなくてはならない。とくに漁業ではイ ... もっと読む

政府の原子力委員会が国民の意見の集計結果を発表した。これによると原子力発電を廃止すべきだという意見が98%を占めた。このうち直ちに廃止が67%、段階的廃止が31%というから驚き。…と思ったら、これは国民から寄せられた意見の集約だ。原子力委員会に送られた意見書 ... もっと読む

すっかり風邪を引いたようだ。何をする気も起きない。「淡き光に」のヨウツベあさりをして一日過ごした。「淡き光に」というのは名訳であるが、本当は上品過ぎる題名だ。コリエンテス通りという高級マンションが並ぶ町の二階に居を構える超高級娼婦の歌だ。大正末から昭和は ... もっと読む

24日の赤旗に「国際労働団体の共同声明」が報道されている。国際労働組合総連合(ITUC)、国際金属労働組合連盟(IMF)などが、G20雇用担当相会合に向けて発表したもの。声明の趣旨声明の趣旨は、雇用創出を政策の基本に据えるようもとめているところにある。08年の世界 ... もっと読む

まずはIMFの発表。 ユーロ危機は欧州全体に波及し、銀行は2千億ユーロ(20兆円)の国際関連損失を計上することになる。さらに危機国との取引に伴う損失を含めれば3千億 ユーロに達する可能性があるとしている。ただしIMFはアメリカの立場を代弁しており、危機感をあお ... もっと読む

2010-06-01 13:25:57牧田吉明が死亡しました。これをご覧になったお知り合いの方、牧田と縁のあった方にお知らせします。もう1年以上もたつんだ。岐阜に居たんだね。最後は生活保護を受けて、心筋梗塞になって入院して、入院先から脱走して家に帰って、死んでいるところを発 ... もっと読む

最近では、コロンビアの前大統領アルバロ・ウリベが右翼勢力の極となり、チリ、ペルー、コロンビアの統合を図っているようである。10年12月、サンチァゴで彼らの会議がもたれた。ノーベル賞受賞者マリオ・バルガス・リョサ、スペインのホセ・マリーア・アスナール前首相 ... もっと読む

時代が変わるのだろうか?   これからの10年、南米地域はどの方向に進まなければならないのだろうか? それを考えるということは、この10年を推し進めてきたプッシュ要因をあらためて分析することを意味する。そして、10年かけてここまでしか進めなかった原因を分析する ... もっと読む

政治的変革の前線 経済の変化はマクロ・レベルにとどまるものではない。南米地域はマクロの変化に加えて持続的な経済成長を行ってきた。この経済成長を支えたのは、生活必需品の輸出増加であり、貧困率の低下であり、若干の国での国内市場の拡大である。 これらの指標が新 ... もっと読む

南アメリカの新たな枠組み 米州自由貿易地域協定(FTAA)はブッシュ政権の地域方針の枢軸をなすものだった。これらの変化なしでFTAAを拒否するのは不可能だっただろう。 2005年11月の米州サミットは、統合主義にもとづくワシントンからの提案を葬り去った。そして南アメリカ ... もっと読む

2011年1月 Raul Zibechi 「大陸を変えた10年」 The Decade that Transformed a Continent © 2011 Upside Down World   はじめに いろいろな意味で、南アメリカにとって、21世紀の最初の10年間は20世紀の最後の10年間の裏返しであった。多くの目覚しい変化があった ... もっと読む

(31)エル・チョクロ (El Choclo)HP: もちろんラ・クンパルシータと並ぶ超有名曲で、演奏もピンからキリまでごまんとあります。私はソブラール(Jorge Sobral)という人の歌を初めて聞いたのですが、余りにもうまいので、ついほかの定番演奏を全部捨ててこちらにして ... もっと読む

気仙沼のサメがそんなに有名とは知らなかった。ムラタの社長さんのインタビューが赤旗に掲載されている。全国で年間1万トンのサメ漁のうち、気仙沼はその8,9割を占めていた。たとえば、最大業者「ムラタ」の冷凍施設には、日本の年間漁獲量に相当する8千トンのサメが貯 ... もっと読む

共産党の政策委員会の垣内さんがバフェットの税金をいろいろ計算してくれた。これだけの苦心はもっと広げないといけない。以下引用する。*バフェット氏の税負担を1ドル80円で計算すると、32億円の年間所得に対して5.5億円の連邦税を払った計算になる。*連邦所得税 ... もっと読む

ジェトロ世界貿易投資報告(各国編)よりベネズエラの経済・貿易・直接投資動向 2011年版     2008 年   2009 年 2010 年 ... もっと読む

 これがネタ本のようだ。それにしてもこんな文章が日本を代表する銀行の情勢評価の基礎になってしまうんですね。 アジ研のレポートで題名は「ベネズエラ: ボリーバル革命に立ち込める暗雲」筆者は坂口安紀さんという人である。 コピペ禁のため、箇条書きにして紹介する。 ... もっと読む

「ベネズエラ経済の現状と今後の課題」と題するレポートがある。09年12月執筆のものだ。三菱UFJ調査部の堀江さんという方が書いている。一読してフムフムとうなづいたが、コピー禁止のため泣く泣く摘要を作り始めた。やっているうちに何か変だぞと感じるようになった。正 ... もっと読む

いま大事なのは、大企業の未来と日本の未来を分けて考えることだ。「国際競争力」についても大企業の国際競争力と、日本の国際競争力を分けて考えるべきだ。大企業の国際競争力を強化すれば、日本の国力は衰える。現にそうなっているではないか。現実を直視せよ。大企業と一 ... もっと読む

(29)ラ・モローチャ (La Morocha) HP: 歌入りの演奏もあって、捨てがたいのですが、エクトル・バレーラのバランスのとれた品の良い演奏が光ります。モローチャは褐色の肌の女性のことで、ムラータという表現と近いのかもしれません。 Víctor Lavallén Q ... もっと読む

オバマ大統領は19日、先日議会での演説で検討中としていた総額3兆ドルの赤字削減案を発表した。共和党幹部はこの提案を「階級闘争だ」と非難した。1.5兆ドルを富裕層増税などの税制改革で削減。①富裕層に対するブッシュ減税の打ち切りで0.9兆ドル削減。②税の抜け ... もっと読む

国際通貨基金:IMFが世界経済見通しを発表した。報告は、緩慢ながらも回復を続けてきた世界経済が「新たな危険局面に入った」と警告。特にユーロ圏の債務危機について、「政策決定者による制御を超えて進行している」と強い調子で指摘している。ただ方途としては7月のユーロ ... もっと読む

震災で仕事を失い、失業手当を受けている人は、被災三県で7万人いる。特例で4ヶ月延長されたが、それが10月11日以降切れ始める。もっとも長い人でも来年1月までにはすべて打ち切りとなる。7万人が手に職なく路頭に投げ出されることになる。その子供・家族を含めれば ... もっと読む

この報道には、正直、唖然とした。これが人間のやることか、ここまで人間は冷酷になれるものなのか。恥ずかしながら、「情報収集衛星」の実態についてほとんど知らなかった。赤旗が、17日付社会面で報道してくれた。まずは今回の問題。共産党の吉井議員の話: 大地震、津波 ... もっと読む

ずいぶんと振りかぶった題名のレポートがあった。「世界経済・米国経済における新たな動きと諸問題」、筆者はみずほコーポの専務執行役員チーフエコノミストの中島厚志さんという人 2010年11月5日の日付だから若干古いが、まずまずアップデートだ。1.金融危機後の世界経済 ... もっと読む

デンマークで社会民主党を中心とする中道左派が選挙に勝った。社会民主党政権はこれまでも多数誕生している。しかしそれらの政権はネオリベラリズム推進という立場では保守党と変わりなかった。今回の勝利の特徴は、金融危機と不景気に直面し、これをどう打開していくかとい ... もっと読む

同じく市田書記局長の質問から…手続きの遅れが目にあまる。共同利用漁船等復旧支援対策事業、養殖施設復旧支援対策事業、漁港関係等災害復旧事業: 第一次補正予算の対象事業が、8月末現在一円も支出されていない。 というのでびっくりして調べてみたが、どうも原因がは ... もっと読む

市田書記局長の代表質問は最初に、「復旧・復興の究極の目標」を掲げている。①これまで被災地で暮らし、あの大津波から生きながらえたすべての人々が、これからも安心してその地で住み続けることができるようにすること、②子や孫たちの世代に地域社会を残すことであります ... もっと読む

日本経済には二つの隘路があると思う。一つはデフレ・円高のスパイラルだ。国際競争力を目標にする限り、円高は必至だ。「因果は回る、火の車」だ。世界はギブ・アンド・テーク。誰かがもうかれば誰かが埋め合わせしなければならない。企業が輸出でもうかれば、円の評価は上 ... もっと読む

本屋へ行ったら、中央公論が平積みになっていた。何かと思ったら、「災後の“空気”がおかしい」という大特集。「“本音”も“正論”も言えない社会」という副題がついている。以下が所収の論文名。黙る良識派、跋扈するエセ専門家  原発不信増幅の構造 澤昭裕 既得権益者 ... もっと読む

「大地の侍」を見てきました。見た感想は一言では言えません。言いにくいものがあります。 ぎゅっと言葉をつめて言えば失敗作でしょう。しかし「思いのぎっしり詰まった失敗作」であり、「負けたけどいい試合だったね」という感じです。 映画のあらすじは「日のあたらない ... もっと読む

バフェット発言について勉強すると書いたが、その結果を以下に記しておく。 バフェットの発言というのは、そもそも「ニューヨーク・タイムズ」紙への寄稿であり、それは8月15日の紙上に掲載されている。 題名は Stop Coddling the Rich  (金持ちを甘やかすのはやめろ ... もっと読む

今日の赤旗に、非常に分かりやすいグラフがあった。年度ごとに山谷はあるが、この20年の全体の動きを見ると、所得税が横ばいで法人税が半分になってその分を消費税が穴埋めしたことになる。これは数字でも裏付けられている。89年度の法人税をそのまま維持したとすれば、 ... もっと読む

アジア開発銀行の「経済見通し」によると、アジア諸国の今年度の経済成長率は当初より0.3%低い7.5%となるとされた。中国は9.3%、インドは7.9%が見込まれる。主要貿易相手国である欧米の需要が鈍化していることが要因となっている。逆に消費者物価指数は0.5% ... もっと読む

米国勢調査局が米国民生活調査を発表した。一世帯の年収は4万9千ドルで、昨年に比べ2.3%の減というから相当なもの。円にすると78円換算で390万円、日本より大夫低くなる。日本の世帯あたり収入は400万円ちょっとだったはず。ついで貧困者比率。米国統計では4人 ... もっと読む

世界最大の投資持ち株会社のCEOのバフェットが資産家増税を提案した。前からバフェットという人はこういう傾向があったし、オバマの応援役もやっているので、議会演説を前に一発かましたのかと思っていた。しかし今日の赤旗は一面トップにこの記事を掲載している。これに ... もっと読む

続いては、「総合エネルギー論入門: 人はどこまで生きながらえるか」(1993年)の結論部分。「環境容量限界」の図を示した後…世界のエネルギー消費が地球流体エネルギーに近づき、あるいはこれを超えれば、燃料の如何を問わず、何らかの気象異変を起こす可能性がある ... もっと読む

大野陽朗先生の遺稿集をいただいた。立派な本だが、いつか読もうと思えば必ず本棚の肥やしになる。宇宙物理学の論文はテンで歯が立たないから、社会的発言のいくつかをここに紹介する。最初は「ストロンチウムと牛乳」という昭和32年の小論。…私たち物理学者は、この問題 ... もっと読む

生きているということは、すべてが“過程”のうちにあるということだ。それが止まる瞬間がある。それはストロボを炊いた写真のようだ。後になって突然震度5強の地震のよう襲ってくる。写真と違うのは、そのときのアドレナリン分泌を伴って海馬溝の底から噴出してくることだ ... もっと読む

「それでも原発やめられない、やめれば日本は破滅する」と絶叫していたのは誰だっけ。世論をミスリードした責任を明らかにすべきだ。経済同友会の行った経営者アンケートで、「生産量や売り上げへの影響はなし」とした回答が69.3%に達したそうです。とくに製造業では70 ... もっと読む

共産党の笠井議員が面白いことを言っている。「うそつきは原発の始まり、原発はうそつきのかたまり」だから原発廃止を、とつながって行く論理である。面白い切り口だと思う。原子力の安全性やコストを云々することももちろん大事だが、社会的に見ると、そこにありとあらゆる ... もっと読む

文芸欄にこんな記事が載るとは、赤旗も油断できない。石川巌という元朝日の論説委員が「検証 トモダチ作戦」という題名で寄稿している。おそらくネット版には載らないと思うので、紹介しておく。なお作戦全体に関する記述は「軍事研究」誌9月号に掲載されているそうです。 ... もっと読む

7月に中国が共産党の本格介入で南沙諸島問題の解決に乗り出したと書いた。その後一定のやわらぎが見られ、平和解決に向かい始めたと思っていたが、どうも違うようだ。9月に入ってから、400トン級の大型漁業監視船を配置した。これは南沙ではなく西沙諸島であるが、これ ... もっと読む

経済同友会の長谷川 閑史代表幹事が、来年度からの法人実効税率5%の引下げを主張した。この国の大企業というものがどういう精神を持っているかを象徴的する発言だ。経歴を見ると1946年山口県生まれ。1970年早稲田大学政治経済学部卒業後、武田薬品工業入社とある。私と同じ ... もっと読む

(27)ブエノスアイレスの冬 (Invierno porteno)HP: ピアソラにはクラシックの演奏家が多くチャレンジしていますが、その中ではクレーメルが出色です。これはクラシックのアンコール曲といわれてもまったく分かりません。ビバルディ「四季・冬」の一節が織り交ぜられ ... もっと読む

投機資本による金融市場の撹乱が、バブルを招きリーマン・ショックを招いた。深刻な反省が生まれているが、商業銀行の自己勘定取引が額から言っても大きい、これに次いで投資銀行(日本で言う証券会社)、さらに取引保険をあつかうヘッジファンドと並べて議論していかなけれ ... もっと読む

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