鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ は日本AALAが発行する「AALAニューズ」https://www.japan-aala.org/category/aala-news/ 編集のための作業日誌です。主として外信の短報記事を掲載しています。旧来のHP「ラテンアメリカの政治」https://shosuzki.jellybean.jp/ はアーカイブとして利用可能です。(サイト名は変更になっています)

2011年07月

アマデウス弦楽四重奏団の録音はどれをとっても劣悪だが、モーツァルトのピアノ四重奏曲だけは素晴らしい。ヴァルター・クリーンがピアノを弾いている。クリーンと言えばずいぶん昔の演奏家だと思っていた。かつてウィーンの三羽烏と呼ばれたピアニストがいた。イエルク・デ ... もっと読む

このブログには、アーカイブ機能がないようで、一応入れてみたのですが、文字数オーバーとなり大変見にくい。そこでホームページのほうに7月までの3か月分の一覧表を掲載しました。そちらに一度移ってから戻ってください。すべてリンクされています。 ... もっと読む

共産党の宮本議員のブログに面白い記事が載っていた。ドイツ大使との会談で大使が語った話の内容。宮本議員は感銘を受けたようで、詳しく紹介している。その一部… 大使の話では、ドイツでは原発の安全技術という点で世界最高の技術を持つ国は日本だと考えられてきたと言う ... もっと読む

実は改正貸金業法(サラ金法)は大変実効性の高い法律なのです。よくもまぁこんな法律が通ったものだと感心してしまうほどです。特に有効なのが①総量規制: 借入残高を年収の三分の一以下に制限する、②金利規制: 金利の法定上限を20%以下にする、の二つです。施行以 ... もっと読む

第2面記事の三つ目、志位委員長が記者会見で、政局についての見解を表明した。「菅内閣の問題は明らかだが、首相がやめれば被災地の問題が解決する」というわけではないことを、まず示している。そして「誰が総理であれ」被災地の立場で解決の道筋を示していくポジションを ... もっと読む

参院復興特別委員会で債務買い取り法案が可決された。変わった成立で、自公案に共産党が賛成。与党は反対に回るという採決。公的機構が2兆円規模の債務買取を行い、二重債務の解消を図るというもの。民主党も賛成はしなかったが、政府閣僚は積極的で、財務副大臣が「二次補 ... もっと読む

本日の赤旗は二面が面白い。まず最初は松本で開かれている国連軍縮会議で、菅谷市長が講演。「地球規模での原子力政策について立ち止まって再考する必要がある」とした上で、「私たちは産業経済優先か、いのち優先かその岐路に立たされている」と述べた。これは原発について ... もっと読む

先日トヨタをほめて、ソニーは爪の垢でも煎じて飲めと書いたが、取り消す。トヨタの爪は結構汚いようだ。2008年のリーマンショックのときには、トヨタは期間従業員を6000人以上雇い止めした。ただ震災の被災者の生首を切るのとは次元が違うが…トヨタで生きるという日本共産 ... もっと読む

6月にペルー大統領選挙の結果を報告した。左派のオジャンタ・ウマラ候補が、右派のフジモリ候補を僅差で破り勝利した。そのとき好景気にもかかわらず左派候補が勝利したのはなぜか、という答えとして、これはオジャンタ・ウマラの勝利というよりは南米諸国連合(UNASUR)の ... もっと読む

7月20日、経済同友会の長谷川代表幹事が記者会見を開いた。例によって「原発再開、さもなくば海外移転」の脅しだったようだ。終了後の記者の質問。「それほど簡単に海外に出ることができるのか。受入国の電力供給が確保できるのか」長谷川氏の答え。「ご指摘の点はごもっ ... もっと読む

南沙諸島(スプラトリー)に関する中国の主張には道理がない。「疑いもなく固有の領土だ」とするが、疑いは大ありだ。これらの島は歴史的には無住・無有の地である。初めて領有を主張したのは日本であり、第二次大戦前にこの地を占領し、台湾に帰属せしめた。しかしこれは帝 ... もっと読む

「潮流」に紹介された女子サッカー宮間選手の動きが下記の動画で見れます。【サッカー】アメリカのキーパー・ソロ選手となでしこ宮間選手のちょっといい話いい話を聞かせてもらいました。 ... もっと読む

21日、EU首脳会議が18兆円相当の追加支援を決めた。同時に大手銀行にギリシャ国債の割引をもとめ、新発債へ乗換えることで資金回収の先送りを容認する、という内容だ。さらに欧州中央銀行(ECB)も4兆円の信用保証に合意した。昨年5月の第一次支援より規模も大きく、内 ... もっと読む

帝国データバンクの調べによれば、被災地三県+山形の9銀行で“貸倒引当金繰り入れ積み増し額”が984億円に達した。これは貸出残高に対して0.92%を占める。ということだが、“貸倒引当金繰り入れ積み増し”というのが良くわからない。ネットで調べると次のような記載 ... もっと読む

内閣府が年次経済財政報告を発表した。内閣府といってもなじみが薄い。というか私は今日まで経企庁が内閣府に統合されたことを知らなかった。担当大臣はあのミスター財界の与謝野である。ウィキペディアを見たらこう書いてあった。戦前の企画院の流れを汲み経済白書の編纂・ ... もっと読む

しかたがないので2チャンネルなど掲示板を見回ってみる。明らかにソニーの回し者と分かるメールは、あまりの下劣さに相当胸が悪くなる。非正規労働者と共産党に対するその“上から目線”は、いつから身につけたのだろう。たとえばこんな記事がある。「内部留保の意味も知ら ... もっと読む

共産党の山下議員がソニー多賀城の首切りについて質問した。youtubeで見たが、「彼らは雇用の姿こそ非正規だが、仕事の中身と志はプロフェッショナルだ」と、胸のすくような質問だった。ただ質問時間があまりに短く、衝いてほしい問題が展開できなかったことが残念だ。それに ... もっと読む

新自由主義者が、結局はジャングルの掟の信奉者・唱導者に過ぎないことは良く知られている。彼らはある意味で自然主義者であり、自然のおきてに従うことを「科学的」で「客観的」であり、したがって「合理的」な態度と信じている。その限りではナチの生物学・優生学主義と似 ... もっと読む

いま世界の運命を決するような重みをもって語られているニュースが二つある。ひとつはアメリカの財政赤字問題であり、もうひとつはEU内後進国、とくにギリシャの債務問題である。ギリシャの債務問題は、ラテンアメリカを研究するものにとっては2001年12月のアルゼンチ ... もっと読む

共産党の笠井議員が福岡で講演会。参加者の感想でこの言葉が出ている。ルールなき資本主義では、こと原発問題については対処できないというのがこれまでの私たちの論調であり、これに対して財界はあくまで資本の論理、コストの論理を原発問題にも押し通そうとしているという ... もっと読む

1973年9月11日、ピノチェトによるクーが起こった。ピノチェトはアジェンデのこもる大統領宮殿を爆撃した後突入した。アジェンデは最後まで抵抗した後、遺体となって発見された。これが自殺なのか軍による射殺なのかについては、長年議論が交わされてきた。この論争に ... もっと読む

ソニーの首切り事件の続報が出た。多賀城の正社員280人を広域配転、基幹社員150人を全員雇い止めする計画に変わりはない。分かったのはこれらの期間社員が「09年に労働局から偽装請負の是正指導を受けて直接雇用に切り替わった人たち」だということ。つまり最初から ... もっと読む

トヨタ自動車の豊田章男社長が新小型ハイブリッド車の生産工場を岩手に建設すると発表した。ものづくりより金作りに精出した奥田時代から見ると夢のようだ。年産10万台規模。被災地の復興支援が狙いで、人材確保に向け、若手技術者を養成する学校を設立することも明らかに ... もっと読む

赤旗に乗った放射性物質の流れ図。九州大学と東大の研究グループの作成したもの。放射性物質は上昇気流で巻き上げられ、ジェット気流に乗って1日3千キロのスピードで移動。3月18日には米西海岸に到達。22日には欧州各国に到達した。海水汚染については原子力研究開発 ... もっと読む

東電による賠償の遅れがはなはだしい。本来、処理委員会に入るようなケースは例外で、当然ただちに支払うべきケースが滞っている。率直に言って東電には事務処理能力がないし、その気もない。法に照らせば一次責任が東電にあるのは当然だが、それを言っていても始まらない。 ... もっと読む

厚労省の国民生活基礎調査が発表された。赤旗の報道では世帯当たりの所得が15年間に114万円も「ガタ減り」したとされている。ただしこの間に核家族化と高齢化が進行しており、世帯の概念はかなり変わってきているので、「一概には言えないな」と思ったら、さすがに「児 ... もっと読む

ラテンアメリカの転換の年となった2002年、ブラジルでどういうことが起きたかを振り返ってみたい。この頃ベネズエラではチャベス政権打倒の運動が激しさを増していた。アルゼンチンではキルチネルが債権者を相手に丁丁発止のチャンバラを演じていた。アメリカではブッシ ... もっと読む

赤旗にドイツの原発代替計画が報道されている。簡単な内容で、風力に期待した計画のようだが、興味あるのはそこではない。まず第一に、ドイツの原発依存度はそれほど低くはないということだ。現在のドイツの原発は稼働中のものが17基あり、発電量の22.5%を占めている。 ... もっと読む

2002年のパンチはより直接的で暴力的だった。ベネズエラでは石油会社を直接統制しようとしたチャベス大統領が、4月にクーデターにより倒された。しかしこのクーデターは実行者の不手際で混乱し、チャベスを支持する民衆と軍のチャベス派の逆襲により頓挫した。しかしこ ... もっと読む

シャキーラがアントニオ ・デ・ラ・ルアと離婚した、とのニュースが流れた。ルアはデ・ラ・ルア元大統領の長男で、弁護士としてもマドンナやU2などの契約を仕切る大物。昨年8月には既に別れていたという。 そんなことはどうでもよいが、興味を引いたのは彼らが11年も付 ... もっと読む

6月29日の記事で、中国とベトナムの南シナ海での紛争が解決の方向に向かい始めたと書いた。その後、フィリピンとの交渉なども始まり、事態は改善しつつあるものと考えていた。その矢先の7月5日、中国海軍の艦船がベトナムの漁船を漁場から強制的に排除する事件が発生した。AF ... もっと読む

ラフマニノフの前奏曲ト短調という曲がある。作品番号は23の第5.YOUTUBEで何気なしに集めてみたら15種類も演奏があった。何となしに聞いてみたが、そんなに良い曲だとは思えない。こけおどし的なところがあって、コンサートで聴けばそのすさまじい音量で圧倒されるかも ... もっと読む

安全のコストについての文章が舌足らずになっています。さらに書き込むのも面倒なので、09年11月に書いた更進記録を転載します。  健康という言葉はきわめて多義的でそのとき、その人の思いによってニュアンスが随分変わって来ます。最大公約数で言えば、健康とは「不健康 ... もっと読む

自販機の記事を書いていて思ったのだが、日本は本当に安全な国である。外国なら自販機の半分はぶっ壊されるだろう。自販機は利の薄い商売だから、とても持たない。よく右翼が憲法改悪=交戦権実現を持ち出すとき、「護憲論者は“平和ぼけ”だ」と言うが、平和ぼけはむしろ右翼 ... もっと読む

赤旗文化面にデュラン・れい子さんというエッセイストが、日仏の文化の違いを書いている。その中で次のように自販機について触れている。日本の自販機の設置台数は560万台、1台で家庭の電力消費量と同じだといわれています。ちょっと気になったので、ネットで調べてみた。冷/ ... もっと読む

原賠法の審議が本格的に始まった。共産党高橋議員の質問を紹介する。*東電は請求相手に「立証責任は被害者が行うのが原則」とし、21枚の書類を求め支払いを遅らせている。これまでの仮払額はわずか1064億円、事態に対しあまりにも遅い。相手企業がつぶれるのを待っているの ... もっと読む

殺人と過失致死、どこが違うのか。人が死んでしまったわけで、人の命の重さはどちらにしても変わりはない。両者の違いは加害者の意識の問題だ。ともに悪意はある。片方は殺意であるのに対し他方は未必の故意だ。ただこの未必の故意には相当の幅がある。この場合、個別の案件 ... もっと読む

*哲学的な記述が延々と続くが割愛。*貨幣について: 貨幣は資本が実存するよりも前、銀行が実存するよりも前、賃労働が実存するよりも前から存在していた。なぜなら貨幣は単純な範疇であり、さまざまな段階の社会諸関係を表現できるからである。いっぽうインカ帝国では協 ... もっと読む

*経済学における「ロビンソン・クルーソー物語」の批判人間はアリストテレスがいう通り「ポリス的動物」である。たんに社会的な動物であるだけではない。それは社会の中でだけ自己を個別化することのできる動物である。大昔ほど個人は大きな全体に属するものであった。初め ... もっと読む

バスティア「経済的調和」*近代経済学はぺティとボアギュベールに始まる。そしてリカードゥとシスモンディに終わる。JSミルは諸説を折衷し融合して作った概論物に過ぎない。そのなかでアメリカ人ケアリとフランス人バスティアは例外をなしている。*アメリカはブルジョア社 ... もっと読む

日本語には非常に翻訳しにくい言葉がある。それも和言葉ではなく、漢字熟語に多い。われわれの関係する言葉でいうと、「医療」、「療養」、「技術」などがその典型だ。医療は、医療問題ならmedical issue, 医療機関ならmedical institutes とかなるが、「医療とはなにか」と ... もっと読む

あまり品のない文章は書きたくないが、7月5日のブログで、米倉会長の経営する住友化学の子会社がセシウム除去剤をドイツから輸入・販売という「うわさ」についてはっきりさせておきたい。米倉会長がこの件について承知していた可能性は低いと思われる。すくなくともそれを ... もっと読む

政府が原発再開の条件としてストレステストを義務付けるとして以来、マスコミがさらにやかましくなった。毎日新聞は、新たなハードルを建てたことが混乱を生んでいると批判している。余分なことをするなという論調だ。朝日、読売は辺りを見回して様子をうかがっている風で、 ... もっと読む

大企業も「思い切った再建策を」と叫びます。それは新たな投資に対するインセンティブです。税制面での優遇措置、地域限定の大規模な規制緩和です。 帝国データバンクが行った企業に対するアンケートの回答にこんなのがありました。 被災地域において投資促進税制・経 ... もっと読む

昨日、帝国データバンクの調査報告を赤旗から転載したが、気になって直接ホームページを当たってみた。この調査の良いところは、対象企業の数が膨大なだけでなく、相当の零細企業まで網羅しているところにある。そのため経済三団体のような大企業志向の意見ばかりでなく、現 ... もっと読む

帝国データバンクの調査に触れたが、その下のコラムには被災地企業の苦境が例示されている。 大船渡市では漁業協同組合の建物が全壊しました。船の90%が使用不能となりました。 船を建造・修理しようと思うのですが、造船所が動きません。漁業者の訴えによると、造船所は ... もっと読む

帝国データバンクの調査によれば、被災地に本社のある4280社を対象にした調査で、「事業を再開した企業」が2210社(52%)、これに対し「事業休止中の企業」が10%だった。 同時に、「震災前の本社所在地に建物が存在しない」、「代表者および会社関係者と連絡 ... もっと読む

かつて「原発是か非か」という問題が正面から取り上げられたことなどあったろうか。いままさに歴史が音を立てて流れようとしている。いまや原発廃止は震災からの復興という課題以上の歴史的課題となっている。ということを前提としつつ、運動論的にはこの課題は「震災からの ... もっと読む

経産省も白書を出した。今年のテーマは「震災を越え、グローバルな経済的ネットワークの再生強化に向けて」まず題名が気に食わない。そう簡単に乗り越えるな! いまは震災に面と向き合って救援から復興へと乗り出す時期ではないか。後段の「グローバル」云々は震災前から行 ... もっと読む

本日の経済面は情報てんこ盛りだ。まずは労働経済白書。バブル崩壊後の雇用について分析を行っている。*20代前半の完全失業率、非正規雇用比率が上昇。さらに完全失業者のうち長期失業者(1年以上の完全失業)が36%に達した。白書は「職業生活を始める入り口の段階が、 ... もっと読む

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