ペルム紀大量絶滅

ペルム紀は古生代の最後の時代(第6時代)である。3億年前から2億5千万年前とキリが良く覚えやすい。

ペルム紀の最大の特徴は大量絶滅であり、これをもって古生代が終了し、中生代までの長い闇を迎える。

あまり面白くはない時代であるが、こういうときほど生物の進化において重要なエポックとなる。これは生き延びた生物による急激な適応放散がおきるためである。

なおペルム紀という名前は、ウラル山脈西麓のペルミという都市から名付けられている。以前は二畳紀と呼ばれていた。

大陸

赤道付近に存在していたユーラメリカ大陸を中心に、ゴンドワナ大陸が南極地域、北半球にはシベリア大陸があった。

まずユーラメリカ大陸と、南半球から北上してきたゴンドワナ大陸が衝突し、パンゲア大陸と呼ばれる超大陸が形成された。

ついでシベリア大陸もパンゲア大陸と衝突し、ウラル山脈が形成された。

パンゲア大陸は赤道を挟みC字形をとった。

気候

初期には寒冷だったが、末期には激しい気温上昇が起こり、地球の平均気温は23℃にも達した。
超大陸の内部では乾燥化が進んだ。

生物

両生類や爬虫類が繁栄。現生爬虫類の始祖となる双弓類、哺乳類の祖先である単弓類が誕生。
昆虫は完全変態を行うようになる。

植物はシダに加え乾燥に強い裸子植物も登場する。

大量絶滅

ペルム紀の終わりに地球史上最大規模とも言われる大量絶滅が起こった。

地球史上もっとも激しい火山活動が起きた。メタンガスが海底から放出され、海中の酸素が枯渇した。地球温暖化が進行した。

しかしどれが主要な要因かは分かっていない。諸説入り乱れている。

海洋生物のうちの96%。全ての生物種の90%から95%が絶滅した。

ペルム紀末絶滅の特徴は、生命の回復に1000万年という長期間を要していることである。

双弓類、単弓類は姿を消し、生き残った恐竜と哺乳類が次の三畳紀を担うことになる。