地質時代の区分(概略)
開始年代
(年前)
概要
1万1700年第四紀完新世人類の時代。更新世末に、大型哺乳類大規模な絶滅氷期間氷期の繰り返し。大規模な氷河日本海が拡がり、弓状の日本列島となる[37]
258万年更新世
533万3000年新第三紀鮮新世パナマ地峡形成、ヒマラヤ山脈上昇、寒冷化、氷床発達。ヒトの祖先誕生。
2303万年中新世生物相はより現代に近づく。アフリカがユーラシア大陸と繋がったことで両大陸間の拡散。インド大陸衝突。孤立している南アメリカとオーストラリアは、異なった動物相。日本海となる地溝帯が細長い海となり島(古日本列島)が誕生。
3390万年古第三紀漸新世気候変動による大規模な海退哺乳類の進化・大型化。日本列島に当たる部分は大陸の一部、後に日本海となる地溝帯が拡大。
5600万年始新世現存哺乳類のほとんどの目(もく)が出現。
6600万年暁新世アフリカ、南アメリカ、南極大陸は分離。ヨーロッパと北アメリカはまだ陸続き。インドは巨大な島。絶滅した恐竜の後の哺乳類、魚類の放散進化。植物は、白亜紀に引き続き被子植物が栄え、この時代にほぼ現代的な様相

地質時代 - Wikipedia より

この表を改変して年表とする

霊長類の年表
開始年代
(年前)
概要
6600万年古第三紀暁新世白亜紀 8150万年前 DNA解析では、現生霊長類の起源がこの年とされる。食虫目の一種とされる。食虫目はもっとも原始的な哺乳類のグループで、ネズミ、リス、モグラに似ている。

6.5千万年前 地球への隕石の衝突。これにより恐竜が絶滅。これを以って中生代から新生代へ移行。

6.5千万年前 プルガトリウスが出現。(厳密には白亜紀後期からの生き残りらしい)ネズミ大で樹上性。北米・ヨーロッパに生息。霊長類の共通の祖先となる。(ナショナル・ジオグラフィック2012)
上記と同じ年代で
京都大学のHPではプレシアダピス類についての記載がある。厳密にはプレシアダピスは霊長類ではなく偽霊長類と呼ばれる。原猿類とはつながらない原始性を残しているが、食虫類とははっきり区別できる。などという記載がある。

いろいろ検索したがわからない。最後にこんな記載を見つけた。

約6550万年前 - 霊長類の出現。

約5500万年前に現れたアダピス類が初期の霊長類と考えられている。これより前の約7000万年前に北米に出現したプレシアダピス類のプルガトリウス(英語版)を最古とする考え方もある。(地球史年表

どうも両論がガチンコしていて、日本ではプルガトリウスと口に出すさえはばかられる状況のようである。くわばらくわばら。ここまでが白亜紀。
暁新世初期 霊長類の発生。食虫目に類似の動物から分化し,樹上生活を通じて適応放散した一群とされる。

拇指ぼしは平爪ひらづめをもち、他の四指と向かい合い、物を握ることができる。多くは目が顔の前面にあり、両眼で立体視をし、色覚の完全なものが多い。盲腸をもつ。〈モグラには盲腸がないらしい〉

暁新世初期 アダピス(後出)とプレシアダピス類が分岐。

5600万年始新世

5500万年前 米ワイオミング州でカルポレステス・シンプソニの完ぺきな骨格化石。体重は100グラム前後。体長は約20センチ。長い4本の指とそれに向き合った大きな親指。

5497万年前 中国で、この地層からカルポレステス・シンプソニの頭骨化石が見つかる。

5千万年前 北米の気候が寒冷化または乾燥化し、「原猿」は北米から姿を消す。(「このとき中南米に移動したサルは広鼻下目に進化し、ヨーロッパに移動したサルは狭鼻下目に進化した」という記載があるがどうも疑わしい)

5千万年前 プレシアダピスからアダピス類とオモミス類が進化。(プレシアダピスそのものは始新世末まで生存)

アダピスが原猿類(キツネザル他)となり、オモミスが真猿類+メガネザルとなる。(紛らわしいがメガネザルはオモミス由来だが原猿に入る。ということは原猿・真猿という分類は無意味ということだ。この世界、一体に無意味な分類が多すぎる)
4.5千万年前 ヨーロッパで旧世界ザルが出現。その後寒冷化のため、アフリカとアジアへ移動。(これが真猿だという記載があるが、ウソだろう。そもそも定義が違う)
オリゴピテクスは歯が32本あり,プロプリオピテクスはより類人猿に似た特徴をもつ。
4千万年前 真猿類の一部がアメリカ大陸にわたり新世界サルの祖先となる。(広鼻猿類と狭鼻猿類という分類が出てくるが、これも無意味だ。アフリカから南米に渡った真猿が鼻の穴が広がっただけのことだ)
3.4千万年前 アフリカに残ったサル(エジプトピテクス)は旧世界ザルと類人猿に分化。

3.5千万年前 始新世末 プレシアダピス類はこの頃までに絶滅。 

3390万年漸新世

3千万年前 類人猿プロコンスル(リーキーが発見)、ギガントピテクス(ケーニヒスワルトが発見)が誕生した。。一説では1.8千万年前。またインドで発見されたラマピテクスは,ヒトの祖先に直接つながる可能性が強いといわれる。

2303万年新第三紀中新世

中新世 ユーラシアにプリオピテクスが出現。テナガザルの祖先と考えられる。

533万年鮮新世

中新世〜第四紀には,現生大型類人猿の祖型とみなされるドリヨピテクス属が,ユーラシアに広く分布

258万年第四紀更新世
1.2万年完新世

ということで、とりあえず突っ込んでみたが、何が何やらさっぱりわかりませんね。本当にひどいものです。世界のサル屋さんはバベルの塔状態になっているようです。