鈴木頌の発言 国際政治・歴史・思想・医療・音楽

AALA関連記事は「aala_newsの編集日記」http://blog.livedoor.jp/aala_news/ に移りました(6Nov.2023) 中身が雑多なので、右側の「カテゴリー」から入ることをお勧めします。 「ラテンアメリカの政治」(http://www10.plala.or.jp/shosuzki/ )がH.Pで、「評論」が倉庫です。「なんでも年表」に過去の全年表の一覧を載せました。

カテゴリ: 73 オーディオ/パソコン・アプリ操作

最終カウントはこうなりました。
合計 : 303584
本日 : 172
昨日 : 218
ご苦労様でした

この2日間で、説明を読みながらブログの体裁を整えました。
カウンターにブログ内検索、のプラグインをくっつけることに成功。
ついでカテゴリーの再分類を行いました。
と言っても、1本1本の記事を再分類するところまでは行かず、
とりあえず、フォルダーの名称を変更して、二桁分類するところまでです。
これでも、以前よりはだいぶ探しやすくなったはずです。
コメント一覧も復活出来ました。
コメンテーターの皆さん、よろしくおねがいします。

やってみての感想ですが、
やはり機能はブローチより格段に優れているようです。
なんといってもスピードが早い。これは有難いことです。
カテゴリー分けが断然良い。
ふたケタ処理できるのはなんといっても素晴らしいです。
これで100種類くらいに分類できそうで、かつ検索も容易です。
ブローチのブログ内検索は、ネット用語で言えば「クソ」でしたが、
ライブドアではずいぶん拾うようになりました。
図形の処理がうまいのもありがたいです。
後は検索エンジンへの掲載率ですが、これは今ひとつという感じです。
まぁ、リピーターが多いページですから、だんだん上がっていくことと思っています。
チョコレートがどろりの体裁はいかにもネクラで、我ながら何とかしたいのですが、
そのうち、他のテンプレートを試してみたいと思っています。
まだ試してないのですが、YouTubeの画面が貼り付けられるようです。
「タンゴ名曲100選」など、画面を貼り付けたら良いと思うので、そのうちやってみます。

k-nakanishi さんからコメントをいただきまして、
Bug head emperor 
を聞き直しました。
たしかにASIOに変えて、音は見違えるほど良くなりました。
むかし初めてASIOを聞いた時の思い出が蘇りました。
色っぽいというか艶っぽいというか、音がなまめかしくなります。
音飛びも相変わらずで、かなりバッファーをあげています。
AudioGate とfoobar で聴き比べました。
AudioGate より音はいいと思いました。
AudioGate がクリアさを追求するのに対して、
Bug head emperor はASIOっぽさを強調するようです。
ただ、音量そのものが少し大きくなるみたいです。
音質改善効果はすごいです。
音質改悪ソフトとの非難は取り消します。
低音が伸びるので音はふくよかになり、高音もキンキンが減弱します。
さらに良いのは強音での音の荒れがマスクされることです。
これらの特徴はピアノ曲で生きてきます。
ゲイリー・グラフマンのプロコフィエフを聞いたのですが、
ささくれがとれて、元の音が生き返るようです。
もちろんバイオリンも良いので、ハイフェッツのグラズノフ協奏曲は、聞くほどに浸っていきます。

ここまでは褒め言葉。ここから先は文句たれ。

すごく良い録音の曲だと、これらが裏目になります。
コリン・デイヴィスとコンセルトヘボウのショスタコ5番だと、木琴の鋭さが角がとれて、聞こえなくなります。「火の鳥」冒頭のトレモロも聞こえません。
どれも同じなんですけど、鋭い音や弱音の粒立ちが犠牲になるのでしょう。

じつは私もfoobarのDSPマネージャーにresampler を入れていて、最近は標準のPPHS よりもっと濃いSoXを使っています。

慣れてしまうと、こっちのほうが甘くて良いのですが、せっかく良い録音なら外すべきだと思います。多少音は痩せますが、鋭さはそれを補って余りあるものがあります。

話が長くなりましたが、結論は相変わらずfoobar。ちょっと古い録音を気分良く聞きたいときは
、セカンドチョイスとして Bug head emperor ということになるでしょうか。

もうオーディオゲイトは不要となりました。

このところ1ヶ月ほどの間で、youtubeのダウンロードが格段に厳しくなっている。

定番のダウンロードヘルパーが効かなくなって、Craving Explorer もだめで、比較的最近のアドオンソフトであるEasy Video Downloader が使えたのでそれでしのいでいたが、このところこれも歯が立たなくなった。

探していたところ、下記のサイトを見つけた。事情もわかった上に、お助けソフトも紹介してくれている。

動画ダウンロードツール特集

最近は著作権法が厳しい影響なのか、Google Chrome+動画ゲッター、Firefox+Video DownloadHelper、Firefox+Freemake Video DownloaderでもダウンロードできないYouTube動画が多くあるようです。

 また、強力なダウンローダーだと思っていたVSO DownloaderやCraving Explorerもダウンロードできません。
 
 ソフトをインストールしないダウンロード支援サイト Vid-DL、みるみる動画もYouTube動画をダウンロードできませんでした。

 これはもうYouTubeダウンロードツールが総崩れ状態…

 恐らくYouTubeがダウンロード規制などの目的でYouTubeの仕様をダウンロードできないように変更しているのでは?と思われます。

 ダウンロードツールは数多くあるので色々と試した結果、YouTubeの規制にはかからず、ほぼ全ての動画をダウンロードできるのが存在しました。(但しこれもいつかは対策されると思われますが…)

 Download YouTube Videos as MP4 

YouTubeのダウンロードソフトは数多くあるが、このFirefox用アドオンのDownload YouTube Videos as MP4は、YouTube動画のほとんどをダウンロードできる数少ないダウンローダーだと思います。(ほぼ確実にダウンロードできます)

ダウンロード規制が厳しくなっている環境で、YouTubeも恐らく動画の環境や仕様を色々と変更されていると思います。現に以前活躍していた YouTubeダウンロードソフトでは半分くらいしかダウンロードできないと思うほどダウンロードが厳しくなっています。

このDownload YouTube Videos as MP4も、もしかすると短い命かもしれませんが、現時点ではYouTubeの動画をダウンロードするのに最適だと思います。
(同じFirefox用アドオンのダウンロードソフトVideo DownloadHelperでダウンロードできないYouTube動画をDownload YouTube Videos as MP4ではダウンロードできました)


それで試してみたが、ウソではなくちゃんとダウンロードできる。

ということは、このソフトもいずれ最後の日が来るということだ。

急がなくては…

このソフトはすでにエクスパイアしています。下記のソフト(Firefoxのアドオン)をお勧めします。

Easy Youtube Video Downloader Express
記事はこちらです

ウィンドウズのフォーラムにこんな記事があった。

MasterChief's Avatar Yes, you can copy cdrom.sys from C:\Windows\System32\drivers from one machine and put it in the same folder on the problem machine. BUT - if doing for 64 bit machine to fix - you must get the file from another 64 bit machine.

This will only work if you didn't delete the .inf file and other settings for it.

If you did that, then you might try to fix it by running this command from an elevated command prompt:

sfc /scannow

Reboot. Then do what the link says in my previous post.

本当にうまくいくだろうか、それより本当に壊れてしまわないだろうか。
目下思案中である。


内蔵CD/DVDドライブが壊れた。
最初は買ってきた空のCDRが読めないことから始まり、いじるほどに悪くなって、最後はまったく一切受け付けなくなった。
先週から休日はその対応に明け暮れしているのだが、未だもって解決できない。
診断ツールを使うとドライバーが悪いのだと出るのだが、そのドライバーが見つからない。
日本語ではマイクロソフトのページにもレノボのサイトにもない。それどころかドライバーに関する記事さえない。
仕方なく英語の記事を読んでいるが、あちらの人も苦労しているようだ。
Slimtype BD DS4E15 というドライバーで、メーカーのページというのが見当たらない。あったという情報があってそこへ行ってみるが、アクセスは出来ない。
ドライバーの修復屋というサイトがあって、そこだとオンラインで直してくれるらしいが有料だ。

変なところにカネだすくらいなら、外付けのCD/DVDドライブ買ってくれば済む話だが、それにしてもムカつく。

Foobar2000 の最新版がでたというのでダウンロードした。V1.3.1というのだそうだ。

どこが新しくなったのかは分からない。音はまったく変わっていない。

ブラブラと見ていたら、SOXというリサンプラーがあって、標準でついてくるPPHSより性能が良いそうだ。

とりあえずダンロードして使ってみた。ウーム、たしかに音は良くなった。要するにオーディオゲートとかフィデライザーに近い音だ。

19:00のニュース (北海道版) さんが、うまいことを言っていた。

くぐもった感じや音像のピントが合いきらない感じ、PCオーディオにしてから高域に感じていたシーシーといった安っぽい付帯音等が払拭され、艶のあるキレイな高域が出る。
つまり私が感じていたCDでの付帯音は、DACの性能上取りきれなかった折り返しノイズや量子化ノイズの音だったのだ。
それが非常に高性能で高負荷のアップサンプリング処理をされる事で、可聴帯域外にノイズが持ってかれ、聞こえなくなった訳だ。

そうことなんだな。

要は、フリーブオーディオも、オーディオゲートも、フィデライザーも要らなくなったということ、その時の気分でDSPマネージャーを開いて、SOXをかけるか、PPHSでいくか、リサンプラーなしで行くか決めればいいということだ。プレイリスト作りの煩雑さを考えれば、Foobar 一発でなんでも出来るというのは大変ありがたい話である。

Foobar の作者はそのへんはすごく厳密な人だから、PPHSのリサンプラーに固執していると思う。基本としてはモニター音声、せいぜいPPHSまでは許せるくらいの感じではないか。

タカーチ弦楽四重奏団のバルトークの5番を聞いてみた。大変高音の伸びが良くなって美音となる。しかしタカーチのササクレた軋むような鋭さは、その分消えてしまうようだ。

トリオ・ディ・バセットの演奏するモーツァルト「3つのバセットホルンのためのディヴェルティメント第3番」を聞く。これぞSOXの醍醐味だ。

ヴァレンティナ・リシツァのラフマニノフ「楽興の時」を聞く。じつに柔らかく美しい。1925年製ベーゼンドルファーなんだそうだ。ただ本音としては最新型のスタインウエイで弾いてほしいと思うが。

ハイポジションの倍音までしっかり出ている。聞いていて耳が詰まる感じがなく、目の前でピアノを聞いているようだ。

ところが、同じ演奏をリサンプラーなしで聞くと、音は平ったく、多少カサつくのだが、鍵盤押しこみ弦を打つ音が聞こえるのだ。本当の音がそこにあるという感じだ。

ホントの高音質の録音ならなにもしないで聞くのが一番良さそうだ。小じわやシミ隠しに使うのが一番効果があるのではないだろうか。

ただあまりひどい音源だと、むしろますます醜くなる。俗にババアの厚化粧というやつだ。朝起きてベッドの隣にいられるとあまり気持ちのいいものではない。(少々アルコールが過ぎたようだ)


Bug head green

という「音質改善ソフト」を見つけて早速使ってみた。
やたらとCPUを食うらしいのだが、なにせ私はCore i7、そんなことは気にならない。
ファイルを突っ込んでPlay ボタンを押す。待つこと5秒、その間に計算しているらしい。
これはきっと夢の様な音が出てくるとおもいきや、なんともひしゃげて潰れた音しか出てこない。
歪み増強・音質改悪ソフトだ。

ネットではヨイショの記事が散見されるが、だまされないぞ。



このところ大量の迷惑コメントが送られ、困っています。
中身はエルメスやグッチなどを買えとすすめるもの。
いろいろ調べたところ、分かったのは、迷惑コメントを弾くのは不可能だということ。
理由は向こうのほうがはるかに頭がいいからだということです。
「掲示板」の意見に従い、下記のごとく設定しました。
1.まず、迷惑コメントを綺麗に削除する。
2.「ブログの設定」から「コメントの設定」画面に入る
3.コメントの公開を「一時保留」にする
4.「コメントの編集・削除」画面で、これまでのコメントに一括してチェックを入れる。
5.画面一番下の「自動公開リストに追加」をクリックする。
6.あとは定期的にたまった一時保留のコメントを、「コメントの編集・削除」画面で一括削除する。

これでうまくいくだろうか。
閲覧のパスワードを設定するという方法もあるようだ。横に「SHOと入れてください」とか答えを書いておけば、人間には何の苦もないこと。
根本的には、Broachさんの方でコメント投稿に画像認証を入れてもらうのだろうが。

それにしても、エルメスやグッチなど、私にも、そしておそらくは私のブログの愛読者にも無縁の存在だろうが…

Word2007使用してます。上線をつけたいんです。
Vの上に横線をつけたいんです。
下線はわかるんですけど;;

教えてください!!!

という質問があって、下が答えだ。

ikutawasabiさん

V を選択して、
[Alt]、[O]、[L]、[U]キーを順に押します。

[ルビ]ダイアログボックスが開きます。
[ルビ(R)]の枠内に、
よこ
と入力し、─ または、 ━
を入力します。

[OK]ボタンをクリックして閉じます。

Vと ̄の間隔を狭くしたいときは、
その前側にカーソルを置き、
[Shift]+[F9]ファンクションキーを押して、
フィールドコードの表示に切り替えます。

{ EQ \* jc2 \* "Font:Century" \* hps10 \o\ad(\s\up 9(─),V) }
\s\up 9
の9
を、7 または、8
に編集して、
[F9]ファンクションキーを押して下さい。


たしかにこれでばっちりだ。

でこれをコピー&ペーストする。

ところがFirefoxもHTMLエディターもこの字を表現できない。これはSTIX フォントというらしくて、なにか細工をしないとダメなようだ。


 フルーツチョコレートパフェ というブログに 「Firefox で STIX フォントを使う方法」という説明があったが、サッパリ歯が立たず断念。

firefoxのアドオンにMathML-fonts 1.1というのがあって、

Mozilla MathML プロジェクトが推奨する数式用フリーフォントの WOFF 版を同梱し、適切な CSS ルールを適用することで、数式を正しく表示できるようにします。

と書いてあるが、日本語はここまで、後は英語だけ。ダウンロード実績もゼロなのでやめておく。

高村吉一さんのサイトでインストールの方法が書いてあった。かなり分かりにくい説明だが、Fonts for MathML-enabled Mozilla

というインストーラをダウンロードして実行すれば良いようだ。
とりあえずやってみる。

ダメだ。「適切な CSS ルールを適用」しないとダメなのか?
それともこのブローチというブログのフォームの問題なのか?
今日は諦める。

これはYouTubeの話なので、音楽のジャンルに入れておくが、音楽の話ではない。
先日、AALA連帯関係のパーティーである人と知り合った。
「思い出のビデオ」を作成するベンチャーの人で、たとえば結婚式などをビデオに落とす。今まではこれをDVDに落として頒布していたが、どうもDVDの保存というのがなかなか難しくて、結構壊れてしまう。
DVDそのものはただみたいな原価だが、それなりのパッケージが必要でそちらがバカにならない。
それに今はハイビジョンの時代。ブルーレイにすればさらに金銭的リスクは高くなる。
そこで、会員制の動画サイトと契約して、アクセスキーを販売することにしたのだそうだ。ところが主たる購買層である団塊の世代は、未だに活字とかハードとかにこだわって、もはやネットについていけなくなっている。
現在はDVDと抱き合わせで商売しているようだ。
「DVDも素敵ですが、ネットに繋げばハイビジョンで見れますよ」ということだ。
今のところ苦戦している。わざわざメモリースティックに落として、客の家のテレビにつなげて、「どうです。簡単でしょう。綺麗でしょう」と教育しているようだ。
まぁこれで固定客をつかめばそこそこ食ってはいけるだろうが、そのうち客が独り立ちしてしまえばおしまい、という危うさも秘めている。

ただ団塊の世代は適度に物好きで、適度にずぼらだから、案外やっていけるかもしれない。これでうまいこと企業でもつかめれば、一生安泰だな。

という状況のもとで、YouTubeがダウンロードに対してどういう態度を取っていくのかは注目される。まぁ他のYouTubeもどきが進出してきて、シェアを奪われるのが落ちでしょうが。


下記のダウンロード用ソフト(Firefox用アドオン)はまだ生きています。
最近のアプリなので、使い心地はほぼ同様です。
むかし、使っていたソフトもまだ使えますが、こちらは遅いのと、ダウンロード時にファイル名が変更できないのが難点です。

Video Downloader pure



これを機会に、一度立ち止まって考えてみるべきかもしれない。
世間を騒がせた数々の機密漏洩事件。あれはほとんどファイル交換ソフトのウィニーに絡んで起きた事件だ。
実は私もファイル交換にアクセスしたことがある。自分パソコンだが回線はオフィスのものだ。
ラテン音楽のファイルが欲しくて始めたのだが、自分の登録した音楽ファイルに他人が入ってきてモニョモニョやっているのが分かる、それを見ている気分は、かなり吐き気を催すものだった。

とにかく通信速度が遅い。ピポパのダイアル音のあとトントンジャーとサンドノイズが入って、それが止まると「つながりました」、ということになる。「ADSLってすごいね」という時代である。

ホームページもほとんどは「我家の猫です」という写真を載せておしまいというものばかりだった。その画像がたかだか数百KBのものでも数秒かかった。音楽とかまして動画など夢のまた夢であった。これは97年ころの話、私がホームページを立ち上げてまもなくのことである。

私の同僚に好き者がいて、日本未公開の「ハリーポッター」をどこからかダウンロードしていたが、ADSLの威力をもってしても24時間かかったという。これが2003年ころの話。

そのうちiTuneが音楽配信を開始した。1曲あたり200円とか300円とかしたから、そんなものに見向きもしなかったが、それがこれからの主流になるのだろうと思っていた。とにかくネットを介してでもお金はかかるものだと思っていた。

最初はYouTubeなど目ではなかったが、5、6年前から気になりだした。その前に、ネットラジオの時代がある。あの頃の音楽再生ソフトはネットラジオが聞けて、それをストリーミング録音できるのが売りだった。
連続録音しておくと、1曲が1ファイルになって、同一フォルダーに積み上がっていくのだ。これでラジオタンゴを録音しまくって、なんと4千曲以上になった。そのほとんどは未だに聴いていない。

ス トリーミング放送のクオリティーは結構幅があって、ひどいものは50kb、高音質のものは250kbくらいの開きがあったが、高ければいいというわけでも なく、通信速度が低下すればぶつ切れになってしまう。その辺りの兼ね合いが難しかったが、一般的にはMP3ファイルで96ないし128kbというところ だった。これは小型ラジオで流し聞きするにはなんとか間に合うが、大型の再生装置ではとても満足のいくものではない。

既成放送局の亜流に飽きたらない人はポッドキャストというのを開設していて、そこにいくと事実上音楽ファイルがただで拾えたのだが、必要な音楽ファイルを探すのはかなり難儀だった。

もう遅くなったので、続きはまた明日。

YouTubeが大変なことになっている。
ダウンロードソフトを受け付けなくなっている。
今まではFirefoxのアドオンのFlash Video Downloaderというのを使っていたが、これがうんともすんとも言わない。
アプリが不調になったのかと思い、以前使っていたVideo DownloadHelper に切り替えたが、こちらもまったく反応しない。
焦ってネットを当たってみると、どうもYouTubeがダウンロード・ソフトのアクセスを拒否したようだ。
まぁニコニコ動画ではよくあることで、そのうちソフトのプログラマーの人が対応してくれるだろうと、今のところは甘い気持ちでいる。
ただYouTubeが本気出したら怖いだろうなと思う。
基本的に悪いのはこちらなので、あまり大きな口を叩けるものではないが、YouTubeがダウンロード出来ないとなれば、世界中の人々のメディア・リテラシーが脅かされる事態といえなくもない。盗人猛々しいと言われればそれまでだが。




YOUTUBEでは、最近は凄まじく長いファイルが登場してきている。オペラの全曲もあるが、こちらはあまり趣味ではない。
目下すごいのはタルティーニのバイオリン協奏曲全集というのがあって、CD1枚分がひとつのファイルで、全部で16ファイルになっている。
とてもヤヴァイと思うのだが、とりあえずダウンロードしてしまった。これを通しで聞くことは一生涯ないだろうが、やはり1曲毎に分割して保存しておきたい。
こういうソフトがいままではなかった。やろうと思えば、Audacity でWAVファイルに変換して、分割した上であらためてMP3 ファイルあるいはAACファイルに変換して保存という手はあったが、さすがに面倒だし音質の劣化は避けられない。
なんとかAACファイルのまま分割保存する手はないかと思っていたところ、ついにそれが可能になった。
意外なことにもう過去の遺物と思っていたMP3DirectCut というソフトがそれだ。
Version1.16 以後可能になったということで、最新版は1.19 だから問題なく動く。

ところが、この新バージョンについての日本語の解説が見当たらない。しかたがないので手探りで始めてみた。

最初ダウンロードして立ち上げようとしたら、何やら恐ろしい文字が出てきたが、調べたらインストール用のEXEファイルを右クリックして管理者権限で実行するようにしたら良いと書いてあって、そのとおりにやったらちゃんと立ち上がった。

ついでAACを動かすDLLを組み込む。これはAudacity でも Foobar でもやった操作だから難なくこなせる。
MP3DirectCut ではlibfaad2.dll というプログラムで、 http://www.rarewares.org/aac-decoders.php
から拾ってくる。これを解凍して、DLLファイルをMP3DirectCut.Exe ファイルの入っているフォルダーに落とす。

後は起動画面で言語=Japanese とすれば、見事に動く。音も出るしやり方はMP3ファイルと同じだ。

デフォールトで保存先は元フォルダーだから、チョチョイのチョイだ。(チョチョイのチョイというは誰のセリフだったかなぁ)
見事に分割されたAACファイルが出現する。再生してみたがまったく音質は変わっていなかった。

これでミッシング・リングが埋まった。
1、YouTubeから画像もろともダウンロードする。
2,EcoDeco でAACファイルを剥ぎ取る。
3,MP3DirectCut で分割保存する

以前はファイル名が長いと、勝手に後ろが切られたが、最近は相当長いファイル名でも受け付けてくれる。
しかし分割してフォルダーに収納したほうが使い勝手は良い。フォルダー名は日本語でも相当融通がきくのでそのほうが良いと思う。

ファイルの量が増えてくると、TagEditor も結構面倒臭い。フォルダー名に曲名、作曲家、演奏者が全部入っていたほうが良い。かなり長くなるようなら、テキストファイルにして、フォルダーに入れておけば字数制限はなくなる。

探すときには検索ファイルで引っ掛けるようにすればよい。FileSeeker3 というソフトで、驚きのスピードで一覧表が出来上がる。

まだMP3DirectCut を使いこなせているわけではないので、中間的な総括になるが、とりあえずこんな所でしばらくやっていこうと考えています。

追記 May 2020
mp3Directcut AAC再生の悩みはみな同じで、このページにもいまだに多くの方が訪れているようだ。
このページには書かなかったが、大事なことがある。libfaad2.dll は32ビットでないと動かないことだ。私の場合はそうだった。今は違うかもしれない。

を御覧いただきたい。

2017年04月24日 チョチョイのチョイではなく、ホホイのホイだ
エノケンの歌った「渡辺のジュースの素」

ホホイのホイともう一杯
渡辺のジュースの素ですもう一杯
憎いくらいにうまいんだ
不思議なくらいに安いんだ
“渡辺のジュースの素です!”

ヨウツベに元歌がありました


これは大したことなかったが、サイダーの素はうまかった。
お金持ちは三ツ矢サイダーだろうが
庶民の夏には粉末サイダーとマクワウリだった。

勤務先で使っていたパソコンが壊れた。
原因ははっきりしている。しかし言えない。
言わずに修理に出したが、開ければすぐ分かるだろう。

これで久しぶりに読書だと張り切ったが、悲しいことに字が読めない。+2.0の老眼鏡では歯がたたない。+2.5を買ってきたが、このくらいになると安売りメガネでは歪みがきつくなってくる。レンズも悪いのだろうが、乱視もありそうで、しかも左右の度数が違うから、30分と持たない。
睡魔が襲ってくる。ほとんど「夢か現か幻か」という世界だ。

もっとも、読んでいる本もイポリットの「ヘーゲルの精神現象学」だから、視力が正常でも眠くなるだろう。

人間が死んで、最終的に残るのがご位牌とお骨だ。
スピリチュアル系の人はご位牌が大事だが、ものに執着する人はお骨が気になる。
考えてみれば遺体を焼いた瞬間に、魂は煙となって、風になって流れていくのだから、お骨などどうでもよいのだ。人間の中のカルシウム成分にすぎない。遺体を焼くというのがそもそもそういうことなのだ。まるごと残したいのなら焼いてはいけない。物理・化学的には同じ事なのだが、気持ちの問題としてはそういうことだ。

本当は焼き場の人がそのまま処分してくれればよいのだが、御大層に壷に入れて返してくれる。しかたがないから引き取るが、これが始末におえない。一番クリアカットなのは、燃えないゴミの日に黄色い袋に入れて出してしまえば済む。しかしさすがにこれは忍びない。

一番いやなのは、そこにつけこんでお寺や葬儀屋や有象無象が刺さり込んでくることだ。とにかく国民的マニュアルを作らなければならない。我々の下の世代はカネがない。連中には絶対迷惑をかけてはいけない。死ぬのが不始末というわけではないが、死んで下の世代に迷惑かけるのは不始末だ。

くたばりかけたジジババがいろいろ言っても、聞いてやろう。あんた方もそれなりに苦労してきたんだから。だがそれを下の世代に押し付けてはならない。俺達の死を理由にして、下の世代が寺や葬儀屋や墓地会社にふんだくられるようなことがあってはならないのだ。そんなことでGDPを上げる必要はない。

まず、お骨を本人の形見と考える風潮をやめることが必要だ。私なら一番の形見はこのブログだ。このブログを入れたハードディスクを位牌代わりにしてほしい。そこにアルバムの写真もすべて突っ込んでくれれば、そこに私の生きた証はほぼすべてアップロードできる。
永代供養が数百万円だというが、それだけの金をサーバーの会社に入れておけば、数百年は私のページは消えないで残るだろう。

いま私の脇に500ギガのハードディスクがUSB接続されている。色といい形といいご位牌にピッタリだ。消されるのが嫌ならブルーレイに焼き付けておけばいい。

所詮、人間の一生なんてせいぜい100ギガの世界だ。


SSDというのは見たことないが、最近の流行らしい。
早い話がメモリースティックの大容量版ということで、手持ちのメモリースティックは4ギガしかないが、いまは500ギガのSSDまで出てきているようだ。
これに対抗してHDDは果てしなき大容量化の道を突き進んでいる。
うちのかみさんは、さすがに最近は飽きてきたようだが、韓流ドラマのファンで、DVDが何枚もある。しかし東芝のレグザを買ってからはHDDになんぼでも落とせるので、さすがにやらなくなった。当然、膨大な量のDVDにも見向きもしない。
買いっぷりのいい人で、数年前に出始めの1テラを数万円で買ってきて、それに溜め込んでいる。

ところがタイの水害以来、HDDの大容量・低価格化がストップしているらしい。そこへSSDが低価格化攻勢をかけてきた。私などは恐ろしくてやらないが、パソコンの裏ブタを開けて、HDDを外してSSDに取り替えることも出来るらしい。(メモリーの増設はやってもらったことがある)

熱は発生しないし、アクセスも早いと、言うことなしのようだ。

これからは内臓記憶媒体はSSDで、HDDは外付けの大量記憶装置というすみわけになるのかもしれない。ただメモリースティックと同じで寿命があるらしいが、短くても数年は持つから、その頃にはパソコンごと買い替えになるだろうと書いてある。

HDDもそのまま安楽死を迎えるわけには行かないと、あの手この手の対応を試みている。そのなかに、ハードディスクのケースをまるごとヘリウムで充填するというのがあるようだ。

たしかに抵抗は落ちるし、熱も発しなくなるだろう。ただそれで一桁二桁の改良が測れるかというと、どうもそうはならないようだ。

まぁ、このデジタル時代に、円盤をぐるぐる動かすなんていう前世紀的なものは消えて行くしかないのだろうとは思うが。

何でこの話になったかというと、朝のラジオでヘリウムが国際的な品不足で、ディズニーランドでは風船の販売を中止したというのを聞いたからである。
それでヘリウムって、どんなになってんだろうと調べ始めたら、けっこう泥沼。
そもそもの物性論から、宇宙の歴史、核との関係、超伝導理論からマーケット動向と、大変幅広い。
読んでは見たものの、どうまとめたらよいかと、目下は思案投首である。

foobar2000_v1.1.11でずっと使っていたんだけど、
ふと最新版を見たら17になっていた。
何気なくヴァージョンアップしたが、何かしら音が良くなった気がする。
そもそも、11でWASAPIが標準仕様になって、突然音が良くなってびっくりしたが、そのときほどの驚きではないが、なにか音に艶が出た感じがする。
11のときはとにかく低音が鳴るようになって、一気に音に厚みが出たが、今度は中高音のざらつきがなくなってみずみずしさがある。たぶんWASAPIとの相性を微調整したのではないか。

以前は無理やりfoobarにASIOを載せて聞いていた。正直、あまり音質改善は見られず、しかも始終ハングアップした。他のソフトでは明らかにASIOで音質が改善したから、foobarとの相性が悪かったのだろうと思う。

何かこのことでコメントがないかと、ネットを当たってみたが、いまのところ反応はないようだ。

ただfoobarがこういう方向で音作りをするのはいかがなものか、という感もある。


いまfidelizerが音質改善の本命として人気だ。
基本的には悪く言う人はいないようなので、私も入れてみた。
最初は度肝を抜かれる。いままで聞こえてこなかったような音が聞こえてくる。音が粒だってびっくりするほどきれいだ。一年間拭かなかった窓ガラスを拭いたようだ。
音の定位も良くなり広がりも出る。これはすばらしいソフトが出たと思っていろいろ聴いてみた。聴いているうちに、だめなものはだめだということがわかった。
もともとの音が高音がだめだと、だめさ加減がむしろシャリシャリと強調される。
そのうち大変なことが分かった。管弦楽から弦の音が消えてしまうのだ。
たとえば小沢指揮シカゴ交響楽団の「展覧会の絵」、弦の音がまったく聞こえず、ブラスバンドになってしまう。スペクトログラフを見ているとコントラバスがガンガン鳴り響いているはずなのに、耳にはまったく届かない。
このプログラムはおそらく音の立ち上がりに微分計算でエッジをかけ、強調するのだろう。それはそれでよいのだが、それは変わらない弦の持続音を犠牲にして行われるようである。
よく「芸術写真」で白黒のコントラストを強調して、毛穴の一つ一つまで見えるような超くっきりの写真があるが、あんな感じである。あるいは超高速シャッターで、飛び散る汗の粒まで見える写真である。
第一、聴いていて疲れる。高音ちょんぎれのキンキンの音とは違う疲れ方である。テレビのシャープネス調節と同じように、音源に応じて微調整できればよいのだが、それが不可能な今は、使わないほうが無難であろう。
ただこれは、foobar+WASAPI で聞いた感想なので、AudioGate や Frieve Audio+ASIO だともうすこし違ってくるかもしれない。

つけくわえると、Firefoxはまちがいなく壊れる。youtube のダウンロード・ソフトは消え、再起動しても戻らない。再インストールが必要になる。ウィルスに近いソフトである。誰かが書いていたが、オフラインのオーディオ再生専用のパソコンがあったほうがいいのかもしれない。

AudioGate への賞賛を多少割り引かなければならない。
たしかに高音は伸び、輝きを増す。低音は唸るように迫る。ダイナミックレンジは広がり、弱音も手にとるように聞こえる。
しかし細かいパッセージは消えてしまう。切れ込むような鋭い音もカドが取れてしまう。バイオリンの弱音でのかすれるようなため息も聞こえない。
ようするに音色は派手になるが、ばばあの厚化粧で、濁りが出てしまうのである。

このところムーティ指揮バイエルンRSOの演奏するシューマンの交響曲第4番が気に入っていて良く聞いている。この録音はコンサートライブで、ダイナミックレンジも押さえられ、高音も詰まる。しかし中音弦がよく聞こえて、室内楽を聴いている趣があって、これはたぶんムーティの演出なんだろうと思うが、とても興奮させる。

これをいつものfoobarでなくAudioGate で聞くと、もうまったく違う演奏を聴いているようだ。肝心の中音弦のトレモロやグリッサンドがどこかに消えてしまっている。つまりシューマンではなくなってしまっているということだ。

ところが、モーツァルトのバイオリンソナタを聞くとこれが猛烈にいい。ギル・シャハムのK305もお気に入りの演奏だが、AudioGate で聞くとクリームのように濃厚だ。アンネ・ゾフィー・ムターのボディコン・ドレスを思い浮かべてしまう。

AudioGate の編集→設定でレイテンシーという項目があって、デフォールトでは1024になっているが、これを下げるとだいぶ事情は改善するようだ。もちろんWASAPIはオンにしなければならない。

たぶん一定の時間幅の音を重ねて、それから演算してFレンジやDレンジを稼いでいると思うのだが、その分時間分解能が犠牲になっているのだろうと思う。

もう少しいろいろな曲・演奏・録音で聞き比べて見なければならないが、曲や演奏の性格にあわせてfoobar とAudioGateを使い分けしていくことになる化も知れない。どちらが基本かといわれれば、当面はfoobar ということになるのだろう。

ふと目にした音楽再生ソフト、AudioGate がすごい。これまで遍歴を重ねてきたが、その苦労が何だったのかと思ってしまう。このソフトの再生音は、Frieve Audio とか foobar とか Lilith のレベルとは段違いだ。とんでもないソフトが出てきたものだ。
もうなんと言ってほめてよいのか分からない、そのくらいすごい。
能書きはいろいろあって難しい。DSMとか1ビットだとか書いてあって、そもそもただの再生ソフトではないらしい。しかし単純に音楽再生ソフトとして、とにかくすごい。
以前Frieve Audio というのが良いソフトだとほめた。しかし重い、音が飛ぶ、なによりもWAVかMP3しか再生できないというのが致命的だ。私のようにyoutubeをダウンロードして只聞きしている人間にとってはAACが再生できないソフトは無意味だ。foobarも「聞けますよ」というレベル。

ところでこのソフト、暗証番号を獲得するのが意外に難しい。お酒が回ってからの操作だから、何をやったか憶えていないが、とにかく1時間くらいは時間がかかって、あきらめた頃にやっと番号が出てきた。

youtubeから漁っているうち、すごいサイトに当たった。
hkpvlifeguardさんという人のサイトで、hkは香港、pvはおそらくPeople's Vanguardではないか、つまりいわゆる「民主活動家」の方のようだ。ファイルもそれらしきものがたくさん並んでいるが、それはとりあえずさておいといて、いくつかある音楽ファイルの音が信じられないくらいすごい。

★BEST POSSIBLE SOUND BY YOUTUBE★

Audio presentations here are selected from the best possible source available, if necessary, audio is remastered, for these YouTube presentations. Un-compressed Stereo LPCM data are directly encoded into the uploaded raw video files which may be renderred in High Definition 1080p video codec (6MB/sec).

The whole process means to produce the BEST POSSIBLE SOUND by the YouTube streaming.

と書いてあるから、すごい自信だが、それだけのことはある。高音の弱音など思わず震え上がるほどの音だ。

クラシック音源は、ほとんどヤバイ。日本なら即刻アウトだろう。

びっくりしたのは54年のトスカニーニ=NBCのワーグナーだ。カーネギーホールでのステレオ・ライブ録音とある。2,3年前NHKのBSで放映したものと同じだろうか。しかもそれをリマスターしたと称しているが、さすがにそこまでは眉唾。弦の音はやはり貧弱だ。しかしダイナミックレンジはたしかにすごい。

もう一つはマーラー・チクルスと称して、交響曲全曲をアップしている。それぞれ演奏家が違っていて、自選ベストなのだろう。まだ全曲聴いたわけではないが、ジュリーニ指揮シカゴSOの演奏はぞくっと来る。バルビローリ指揮ベルリンPOの演奏も64年の録音というが古さを感じさせない。

リヒテルのバッハ・プレリュードもモノ音源だが、美しい音色だ。シューベルトの弦楽五重奏曲は目の前で弾いているような臨場感。とにかくすばらしい。一聴をお勧めする。

シューマンのピアノ協奏曲を、バックハウスのピアノで聞いているのだが、実にいい音だ。
うp主が良い音でアップロードしてくれたせいだと思うが、60年代初めの録音とは思えない。ヴァントとウィーンフィルがバックを支えているが、これがまた良い。
音がいいのにはもうひとつ理由がある。foobarにWASAPIを導入したからだ。高音の伸びがべらぼうに良い。こういう環境だと60年頃のデッカの音が理想的に響く。

あのころは英デッカ(ロンドン盤)の低音、EMI(エンジェル盤)の中音などといったものだ。いま考えてみると、EMIは低音が出せなかっただけの話だ。独グラモフォンはもっとひどかった。テレフンケンは絹漉しサウンドといったが、電話機の音に絹をかけたものだった。ウェストミンスターやERATOは、ソニーの家庭用テープレコーダー並だった。
そこへいくとアメリカの音はすごかった。とくにRCAヴィクターのボストン交響楽団、シカゴ交響楽団はいまでも優秀録音だろう。CBSコロンビアやRCAヴィクターは、バーゲンセールでもない限り、貧乏人に手が出せる音源ではなかった。


一時はfoobarからの離脱を真剣に考えた。やせた愛想のない音は、リリス+ASIO、フリブオーディオ+ASIOを聞いてきた耳にはいかにも貧相に聞こえた。MP3だけでなくAACファイルも聞けるというのがfoobarの最大のメリットであり、そのためにやむを得ずに使うというのがその理由であった。

しかしいまや音はリリスよりもフリーブオーディオよりもはるかに上だ。ASIOの不快な音とびもない。意外なのは、これまでさっぱり分からなかったリサンプラーの効果がでて、低音まで生き生きとしてきたことだ。こうなったらもうfoobarしかない。さようならASIOだ。

シューマンのピアノ協奏曲を、バックハウスのピアノで聞いているのだが、実にいい音だ。
うp主が良い音でアップロードしてくれたせいだと思うが、60年代初めの録音とは思えない。ヴァントとウィーンフィルがバックを支えているが、これがまた良い。
音がいいのにはもうひとつ理由がある。foobarにWASAPIを導入したからだ。高音の伸びがべらぼうに良い。こういう環境だと60年頃のデッカの音が理想的に響く。

あのころは英デッカ(ロンドン盤)の低音、EMI(エンジェル盤)の中音などといったものだ。いま考えてみると、EMIは低音が出せなかっただけの話だ。独グラモフォンはもっとひどかった。テレフンケンは絹漉しサウンドといったが、電話機の音に絹をかけたものだった。ウェストミンスターやERATOは、ソニーの家庭用テープレコーダー並だった。
そこへいくとアメリカの音はすごかった。とくにRCAヴィクターのボストン交響楽団、シカゴ交響楽団はいまでも優秀録音だろう。CBSコロンビアやRCAヴィクターは、バーゲンセールでもない限り、貧乏人に手が出せる音源ではなかった。


一時はfoobarからの離脱を真剣に考えた。やせた愛想のない音は、リリス+ASIO、フリブオーディオ+ASIOを聞いてきた耳にはいかにも貧相に聞こえた。MP3だけでなくAACファイルも聞けるというのがfoobarの最大のメリットであり、そのためにやむを得ずに使うというのがその理由であった。

しかしいまや音はリリスよりもフリーブオーディオよりもはるかに上だ。ASIOの不快な音とびもない。意外なのは、これまでさっぱり分からなかったリサンプラーの効果がでて、低音まで生き生きとしてきたことだ。こうなったらもうfoobarしかない。さようならASIOだ。

①とにかく古いファイルは拾わない。2011年以降のアップロードだけを探すこと。これはyoutubeのホームページから検索するよりは、グーグルで1年以内の動画と絞り込んだほうがいい。youtubeの検索だと、発表会のマイビデオなど役に立たないファイルが多すぎて大変だ。

②これはと思うファイルがあったら、そのウp主のページに入ると、それなりのファイルが見つかる確率が高い。なかには数千曲もアップしているツワモノもいる。

③高画質と低画質では音質にも差がある。ダウンロード時に選択可能な場合は最高画質でダウンロードすべきだ。

④Craving Explorer などで音だけ落とすのはだめ。アップロードされた映像のほとんどはMPEG4方式であり、その音はAAC方式で圧縮されている。Craving Explorer ではこれをMP3にエンコードしながらダウンロードするため、かえって時間がかかる。

⑤しかもエンコーダーはLame ではないから、劣化が激しい。EcoDecoTool という剥ぎ取りソフトがあるので、ダウンロードした映像からAAC ファイルを剥ぎ取ってそのまま保存するのが良い。EcoDecoTool で剥ぎ取れないタイプの音源があって、それ用の剥ぎ取りソフトもあるが、これは古いタイプの圧縮方式で、100%低音質だから捨てたほうが良い。

⑤MP3プレーヤーソフトの中では、foobar2000 がAACファイルにも対応しているので、これをデフォールトのプレーヤーにするのが良い。音はそのままでは硬く、低音が伸びてこないのでResampler というDLLを有効にする。これで俄然音が良くなる。

⑥foobar2000 はASIO も使えるが、動作が不安定でしばしばトラブルを起こす。相性が悪いらしく、苦労して使ってもあまり音質の改善は得られないので、最近は使っていない。

⑦FrieveAudio やLylithなどのMP3 プレーヤーではASIOの霊験はあらたかである。ほこりを拭いたように音に“照り”が出る。しかし、残念ながらAAC ファイルには対応していない。最近、foobarではASIOの代わりのDLLとしてWASAPIが推奨されているようだ。

⑧通し録音のファイルは楽章ごとに切りたい。その際はAudacity が威力を発揮する。Core i7 にして一番ありがたいのはこの操作だ。ものの5分で、4楽章がファイル分けされる。AACファイルでも、正式版でないβ版では対応してくれる。

⑨Audacity はAACファイルもMP3ファイルもいったんWAV ファイルにしてから操作する。出来上がったファイルは無圧縮のWAV ファイルとなる。ffmpeg というDLLを導入すればAAC ファイルにすることも可能だが、汎用性から考えてMP3にして保存している。LAMEの正式版を導入すれば、可変方式でのエンコードが可能になる。150ビットくらいで十分だと思う。

⑩ひどい音だが保存するしかないという音源がある。この際はノイズとり、clip fix 、低域強調、圧縮、擬似ステ化を行う。

⑪ノイズの除去は、まずファイル全部にフィルターをかけて、ノイズ除去を行う。雑音そのものはほとんど取れないが全体にくすみがとれる。ライブ録音などの場合、“無音域”にフィルターをかけると本当の音も飛んでしまう。

⑫次にclip fix をおこなうと、つぶれた音が多少改善する。デフォルトの95%が限界で、それ以上では元の音がおかしくなってしまう。これが時間を食うので、依然はつぶれたところだけに絞ってやっていたが、それはそれでやればきりがないし時間がかかる。Core i7 だと全体に網をかけても1分くらいで終わる。

⑬たいていは音がやせているので、すこし低域を強調してやると音が落ち着く。デフォルトの16はきつすぎる、5が限度だ。

⑭圧縮をかけると音が聞きやすくなる。わざわざダイナミックレンジを狭くしてしまうことになるが、所詮それだけの音源だから仕方ない。圧縮の前に、あまり目立つトゲは抜いておく。拡大ボタンを10回くらい押すと点のつながりになるので、カーソルを消しゴムモードに切り替えてトゲを消してしまう。

⑮最後に擬似ステレオ、といっても左右のチャンネルに時差をつけるだけ。まずチャンネルを分離して。拡大ボタンを7回くらい押す。片方のチャンネルの先頭の無音部分を一目盛りだけ消して、チャンネルを再結合する。これで音が俄然柔らかくなる。G Verb というエコー装置もあるが、よほど原音がデッドでない限り使わない。

現在のyoutubeの音質を規定しているものは、ほぼ原音である。

youtubeへのアップロード時の音質の劣化はかなりなくなっている。以前は強音を切り、高音を切り、低音を切っていた。だから電話で音楽を聞いているようだった。おそらく情報量は50ビット前後だろうと思う。現在でも明らかに原音よりは落ちるが、約1年前からは格段に良くなっている。おそらく100ビット前後と思う。

一時、ニコニコ動画がyoutubeを越えていたのは、音が良かったからである。ただ「高音質」と称して、200ビットを越すファイルをアップしていたが、重くなるだけで音の改善はそれほど得られていなかった。おそらくニコニコも80から90ビットくらいで切っていたのだろうと思う。

インターネット・ラジオで128キロをうたっていた放送も、今聞いてみると実効情報量は70から80くらいだったのではないだろうか。当時はADSLが主流だったから、それ以上の情報量を送ろうとすると音が切れてしまう。つまりyoutubeやインターネット・ラジオをリアルタイムで視聴しようとする限り、この回線の能力に規定されてしまうのだ。

こちらとしては、ダウンロードしてからゆっくり聞けばよいのだから、別にリアルタイムで聞けるようにしてもらわなくても良いのだが、たぶんそうすると、悪名高いファイル交換ソフトと同じことになってしまい、法律に引っかかるのだろう。

私の想像だが、youtubeはADSL規格で50ビットに制限し、どんな高音質のファイルでも音質を落としていたのではないか。それをニコニコでは光の規格に設定し80に上げていたのではないか。それがyoutubeも規格を上げたことから、音質の差がなくなったのではないだろうか。

最近のファイルはほとんどがAAC可変ビットレートで100前後に設定されている。それ以上上げても無意味だということが常識になったようだ。これは以前のMP3固定ビットレートの130くらいに相当する音質だ。これだとオーディオ・プロセッサーを介して外部のプレーヤーにつないでも一応満足できる音が出てくる。

今聞いているのは、ブルックナーのロマンティック、バレンボイムとシカゴ交響楽団の演奏だ。なお高音部のキンキンが気になるが、ダイナミックレンジはフルスケールで、最強部はすこし割れるがほぼCD音質だ。ただし、私の光+無線環境ではしばしば止まる。

ただしこれは世界中で通じるわけではない。アメリカ、イギリス、ドイツ、日本はまず問題ないが、南欧圏は怪しい。ロシアはだめなものが多い。

コンサートのテレビ録画は、ハイビジョンになる前のものは放送局で音質を落としているものが多く、youtube以前の問題がある。

演奏、音質ともにすばらしいものは危ない。見つけ次第ダウンロードしないと削除される危険がある。

最近の機械はさっぱり分からない。
さすがに携帯は持っているが、メールが分からない。テレビも見えます、クレジットカードにも、ナビにもなります、といわれてもクラウドをつかむような話だ。

実は本日嫁さんに頼まれて音楽CDを作っているのだが、WAVファイルをポンポンと落として、書き込みボタンを押せばいいのかと思ったら、そうでもないようで、まず「イメージ」というものを作らなければならない。この「イメージ」というのがイメージが沸かない。「仮想ディスク」と言われても一歩前進二歩後退である。

ようよう書き込みに達して、「ゆけっ!」と裂帛の気合を込めてボタンを押すのだが、その直後にCDのベイが空いてディスクがスラーっと出てくる。

三種類ほどソフトをダウンロードしてやってみたが、どれをやっても同じ。こんなに難しかったかね。ウィンドウズ95とか98SEの時にも焼くソフトはあったし、そんなに難しい印象はなかったのだが、やはりこちらが年をとったのでしょうね。

それでもって、なんでこんな苦労しているかというと、嫁さんがテレビに付いているデッキで再生したいというかからです。

このデッキは6、7年前に買ったもので、当時としては最先端、ハードディスク内蔵・ハイビジョン対応型です。これにBSとCSをつけてWOWOWもスカパーもてんこ盛り、これにさらに外付けハードディスク対応の東芝レグザをつけていますから、その操作は嫁さんにしか分かりません。裏の配線を見ただけで絶望感に襲われます。

嫁さんはこれで韓流ドラマを週に5本くらい録画して、それをDVDに焼いて友達に回していたのですからすごいものです。「こんな安上がりな趣味はないのだから、文句ないでしょう」といわれればたしかにそのとおり、ファイターズが9回裏に追いついてなお攻撃続行という場面でも引き下がらざるを得ないのです。

ただいかんせん、ひと時代前ですから、USB端子はあっても写真を見るためのもので、MP3にまでは対応していません。まして最近のAACファイルに至ってはうんともすんとも言いません。
そこで音楽ファイルをWAVに変換してCDに焼いてデッキに挿し込むという仕儀に相成ったわけです。

結局、デッキを買い換えてメモリースティックを突っ込めば聞けるようにするのが一番良いのだろうと思います。ただカタログを見るとまだそういうデッキはないようです。いっそパソコンを外付したらというアイデアもありますが、やはりパソコンとリモコンは文化が違います。

世の中に、テレビをオーディオ替わりに使おうという人はたくさんいるはずなので、少しメーカーに工夫してもらいたいと思います。それとももう日本の電機業界はすっかり将来を諦めてしまったのでしょうか?


週末は三食の支度、後片付けに洗濯、ゴミ分別に買い物、さらに除雪となるからなかなかに忙しい。業者に集金と財布も軽くなる。嫁さんはテレビの調子が悪い、パソコンが動かない、トイレが、風呂が、暖房が…とつぎつぎに求めるがこちらも分からない。字が読めない、メガネを取りに行く間に何をしていたかを忘れる。書かないと忘れるが書けば書いた紙を忘れる。
合間を縫ってYouTubeの音楽を楽しんでいる。
忘れないうちに書いておこう。もっともすでに半分以上忘れているが…
Ruth Slenczynska という女性ピアニストのリストのパガニーニ大練習曲が良かった。1925年サンフランシスコ生まれの人で、10歳かそこらでヨーロッパにわたりコルトーやシュナーベルの薫陶を受けたそうだ。経歴から言うとメニューヒンに似ている。
一度挫折した後50年代の後半に復帰し、これは59年の演奏。最初は何だと思って聞いていたが、なかなか座りが良い。初めて本物のリストを聞いたような気さえしてくる。「普通に」名人の弾くリストを聞いていると聴覚の識別能力を越えて音が飛び出してくる。あとに残るのはピアニストの腕の達者ぶりばかりだ。スレンシンスカ(この名前もずいぶん音符が詰まっている)を聞くと、一つひとつの音が、意味を持って飛び込んでくる。そして音の流れの必然性が伝わってくる。そうすると「あぁリストはこういうふうに言いたかったんだ」とわかってくる。リストが意外に良い人なのだということがわかってくる。これはかなり貴重な経験である。
スレンシンスカは下手だから、早く弾けないからゆっくりしているんだと思ったら間違い。音の意味は前後の余白があって初めて伝わるということを示しているのだ。(とは言っても身長150センチの小柄な女性がリストを弾くのはかなり厳しいとは思うが…)

その逆がグルダで、モーツァルトのソナタ第一番はえらく早い。早いなりの迫力はあるが、失われるもののほうがはるかに多い。リストで速さを競うのは良いが、モーツァルトで速さを競うのはお門違いだ。音を大事にするというのは音と音の間の余白を大事にすることだ。そして次の音への以降の必然性を聞くものに訴えることだ。音楽は理工系が強い分野だが、それでも最終的には文科系である。

考えてみるとピアノ弾きは理工系が多いようだ。ポリーニやグールド、グルダ、ミケランジェリなどどう考えても文科系ではない。ホロビッツやリヒテルは理工系というより体育会系か。たしかにピアノというのは体操やアクロバットに近いが、シフラのように腕まくりして出てこられると「ちょっと待って」ということになる。

リパッティやケンプのように人柄だけでも困るが、やはり人には優しさというものが必要なのである。ということで、そろそろ寝る時間なので結論から言うとギレリスとツィマーマンしかないのである。


 

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