本日の一面トップは「新規制基準1年」というもの
安部首相は、「独立した原子力規制委員会によって世界最高水準の新しい安全基準が策定されました」と言っている。
これが嘘だという一番の根拠が「コアキャッチャーがない」ということだ。
これはきわめて単純な話で、ヨーロッパの原発の多くはコアキャッチャーが付いている、ところが日本の規制基準にはコアキャッチャーが義務付けられていない。したがって世界最高の規制基準とはいえないというものだ。
あまりにも単純な話であるために、政府はまともな反論ができない。
メルトダウンが起きた時、日本の原発はどうなるのか。炉心溶融物を受け止めるコアキャッチャーがないので、炉心溶融物は圧力容器や格納容器を溶かして外に漏出します。炉心溶融物は建屋のコンクリートと反応します。ここで発熱ひどければ、コンクリートも溶かして建屋を抜け、外部へ漏れ出します。
(原発隣接地帯から: 脱原発を考えるブログ より)こんな話がわかっているのに、なぜコアキャッチャーを義務付けないのか。
コアキャッチャーの設計図 |
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なぜなら、上の図みたいなもの作ろうとしたら、原発、最初から建設しなおさなければならないからです。
(原発隣接地帯から: 脱原発を考えるブログ より)(コアキャッチャーもどきのものは東芝が開発中だが、ポンプで冷却材を回して冷やす仕掛けであり、全電源喪失の際は機能しない、まがい物である)
(このブログにコメントがあって、コアキャッチャーを使うようになっちゃえば、所詮はもう終わっている、という話です。たしかにそうですね)
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