李克強首相が注目すべき発言をしている。

メルケル首相が訪中し、李克強と会談。その後の共同記者会見で、李克強が人権問題について発言した。

赤旗などによると、

1.我々の包括的な改革には政治、経済、環境などに加えて人権分野の改革も含まれる

2.我々は経済改革と同時に法治建設も強化する。

3.法治建設の責任は重大だが、前途は遠い。

4.相互尊重を前提に人権対話を行いたい。

これは【北京時事】の配信したもので、時事通信は独国際公共放送「ドイッチェ・ウェレ」(中国語版)から情報を得たようだ。

メルケルに対する多少のリップサービスもあるのだろうが、「前途は遠い」という言葉に真剣味を感じる。現在の人権政策のいちじるしい遅れを、率直に認めていると見て良いだろう。

この認識は非常に大事だろうと思う。


ただし中華網ではこの発言について触れていない。日本のメディアも盧溝橋事件へのコメントに言及するだけで、「相互尊重を前提とする人権対話」という提起には全く触れていない。