安倍首相の動向を見ると、2つのことが気になる。
1.潰瘍性大腸炎の患者の生活態度ではない
一つは潰瘍性大腸炎を長年患った人の食事内容とはかけ離れているからだ。首相になってからの連日の高級料理はつとに有名だが、これらの食事のほとんどは潰瘍性大腸炎には禁忌とされているものだ。
特効薬が出たから大丈夫と本人は曰わっているが、私が主治医なら「バカヤロウ!」と怒鳴るだろう。アサコールは特効薬ではなく誰にでも効くわけでもない。あくまで寛解導入薬の選択肢、平たく言えばサラゾピリンの腸溶錠だ。
「完治した」と言っているようだが、もし本気でそう思っているなら、そう思わせた主治医の顔が見てみたい。
食生活が寛解維持のためには一番大事なポイントだ。ましてアルコールはタブーだ。
わたしは潰瘍性大腸炎は、偽とは言わないが「とってつけた病名」ではないかと疑っている。
ネットに以下の記事がある。野に下り一議員として生活していた頃の逸話だ。
安倍晋三、なじみの韓国家庭料理店で山盛りキムチをほおばる
安倍さん、食に関しては嫌韓ではないようだ。
安倍さんと待ち合わせたのは、東京都渋谷区の炭火焼肉店。松本人志や宮沢りえ、劇作家の野田秀樹らが通う隠れた名店だ。「僕は特に内蔵系が好きでね。…自宅にも近いから」
安倍さんは早速「お姉さん、ビール!」と注文。「お酒は大丈夫なのか」と驚く水内を横目に、手はサッとメニューに伸びる。
「まず特選ネギタンを2人前。ハラミ3人前。カルビは3人前。あとホルモンだよね。特上ホルモン2人前。ミノも2人前。ハツもいっちゃうか。丸腸もね。サンチュ2人前。野菜サラダをどれくらい頼みましょうかね。トマトも2つ欲しい。キムチの盛り合わせはたくさんがいいな」
「僕はグルメじゃないが、アラカルトが好き。居酒屋形式だよね。昔はコース型の宴席に出る機会も多かったが、今はほとんどなくなった。コースがあふれる料亭政治も、僕らの一世代前が最後じゃないかな」
なお、「やはり安倍は在日だった!」(我愛日本)というコメントが、今となっては愛らしい。
2.安倍首相の臨床経過はうつ病と合致する
2007年11月1日の朝日新聞朝刊の寄稿欄に、精神科医の和田秀樹氏による
「中高年のうつ病 もはや隠す必要ない病だ」
という記事が掲載されたのだ。見出しから安倍氏との関係を読み取るのは困難だが、ここで指す「中高年」とは、安倍氏のことだ。寄稿によると、
「安倍氏について報道された報道をアメリカ精神医学会による診断基準をあてはめると、安倍氏はうつ病にあてあまる」
と断じている。その根拠は、以下のようなものなのだという。
「興味や喜びの減退、疲労感、体重減少、不眠、気力や判断力の低下、精神運動性の制止(頭の働きが悪くなることで、私はこれが原 因で代表質問直前に辞意を表明したと考えている)など、これが2週間続けばうつ病と診断される同学会の9つの基準のうち6、7個は満たしているからだ」
この基準を読むと、少なくとも「うつ状態」にあったのは間違いないようだ。
次は阿修羅から
立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」第116回 政界を大混乱に巻き込んだ安倍首相電撃辞任の真相
2007年9月13日
結局、本当の理由は、身近の自民党首脳(麻生太郎幹事長)にもらしたという
「私は人心を掌握しきれない」
「政治的エネルギーもなくなってしまった」
の二つの言葉につきると思う。
特に最近のTVインタビューや国会の演説等において、安倍首相のしゃべる言葉の調子に妙な違和感を持っていた。舌の滑り具合が前ほどなめらかでなくなって おり、言葉に詰まって話が途切れるようなことがあったし、くちびるをピクピクうごかしているのに、声がでてこない一時的な失語症状態もあった。
とりあえずネットで見つかったのはこんなところ。
辞任の時はかなりのうつ状態であったことは間違いないようだ。しかしうつ病は自然寛解する。当時とは見違えるように朗らかになって、活気を取り戻すこともあると思う。
もしうつを最初の兆候とする双極性障害であったとすれば、多少行き過ぎた快活さが出現するかもしれない。
しかし、普通は、さすがにもう総理大臣など懲り懲りだと思うだろう。通常感じる不安感とか躊躇というものが完全に欠如している。それだけで、これは正常な精神反応ではないと感じる。
躁状態への移行なのか、SSRIによる賦活症候群なのか、見分けはつきにくい。薬を止めてみれば、そのへんはすっきりするのだろうか、誰が猫の首に鈴をつけるかが問題だ。
コメント