下記は旭速算研究塾 のHPから引用したわり算九九の一覧表である。
私は小学校3年生の頃、近くの珠算塾に通った、というより見学したと言ったほうが正確かもしれない。なにせわり算のところで挫折してしまって、それきりだったからだ。
だからわり算九九などというものは知らずに終えてしまった。
もっともわり算九九は5つ玉のわり算に使うので、現在の四つ玉では紙で書いて行うやり方と同じ計算法らしい。


割算九九(割声)

そろばんのわりざんには、商除法と帰除法があります。現在一般に行われているのは商除法で、かけざん九九を使って商を見つけます。帰除法は昔使われていた方法で、割算九九(割声)を覚えて計算するものです。ここではその割算九九(割声)をご紹介しましょう。

【二の段】二一天作五にいちてんさくのご
二進一十にしんがいんじゅう(にしんがいっしん)
【三の段】三一三十一さんいちさんじゅうのいち
三二六十二さにろくじゅうのに
三進一十さんしんがいんじゅう(さんしんがいっしん)
【四の段】四一二十二しいちにじゅうのに
四二天作五しにてんさくのご
四三七十二しさんななじゅうのに
四進一十よんしんがいんじゅう(よんしんがいっしん)
【五の段】五一加一ごいちかいち
五二加二ごにかに
五三加三ごさんかさん
五四加四ごしかし
五進一十ごしんがいんじゅう(ごしんがいっしん)
【六の段】六一加下四ろくいちかかし
六二三十二ろくにかかに
六三天作五ろくさんてんさくのご
六四六十四ろくしろくじゅうのし
六五八十二ろくごはちじゅうのに
六進一十ろくしんがいんじゅう(ろくしんがいっしん)
【七の段】七一加下三しちいちかかさん
七二加下六しちにかかろく
七三四十二しちさんしじゅうのに
七四五十五しちしごじゅうのご
七五七十一しちごななじゅうのいち
七六八十四しちろくはちじゅうのし
七進一十ななしんがいんじゅう(ななしんがいっしん)
【八の段】八一加下二はちいちかかに
八二加下四はちにかかし
八三加下六はちさんかかろく
八四天作五はちしてんさくのご
八五六十二はちごろくじゅうのに
八六七十四はちろくしちじゅうのし
八七八十六はちしちはちじゅうのろく
八進一十はっしんがいんじゅう(はっしんがいっしん)
【九の段】九一加下一くいちかかいち
九二加下二くにかかに
九三加下三くさんかかさん
九四加下四くしかかし
九五加下五くごかかご
九六加下六くろくかかろく
九七加下七くしちかかしち
九八加下八くはちかかはち
九進一十きゅうしんがいんじゅう(きゅうしんがいっしん)

だからいまの算盤では、使えないらしい。(このへんかなりアイマイ)
このページは、かなり珠算が分かっている人向けのサイトらしく、計算例は書いてあるが、中身はチンブンカンプンだ。You Tubeあたりに使用例があるかも知れない。

You Tube 調べたが「にいちてんさくのご」も「5つ玉そろばん」もない。5つ玉はいまの「4+1玉」をこう呼んでいる可能性がある。

サンテレビニュースにわりに詳しく情報が伝えられているので、興味のある方はそちらをご参照ください。