インド共産党(マルクス主義者)
「健康非常事態:緊急措置の提言」
Health Emergency: Immediate Measures
Health Emergency: Immediate Measures
https://cpim.org/pressbriefs/health-emergency-immediate-measures
2021年4月19日
インド共産党(マルクス主義者)政治局は、次の声明を発表した。
我々は、パンデミックの急拡大によって引き起こされた健康被害と生活荒廃に深刻な懸念を表明する。
このような深刻な健康非常事態では、中央政府は次のことを行う義務がある。
ワクチン製造に向けて、すべての公共部門の医薬品製造施設の全情報を、直ちに一括統制する。
すべての施設の能力は、需給ギャップを満たすために最大限に活用される必要がある。
しかしタミルナドゥ州の公共部門にある「統合ワクチン・コンプレックス」は、60億ルピーで建設されたが未使用のままである。
中央政府は3500億ルピーのワクチン予算を直ちに使い切る決断が不可欠である。
新型コロナのワクチンや治療薬の入手可能性と流通について、市民はさまざまな疑問や懸念を抱いている。
それら薬剤の有用性と配布システムが公開されていくことが重要である。
必須医薬品の買いだめと闇の売買に対する厳格な取締りを強化する必要がある。
中央政府は米国政府に対ししっかりと要請を行い、インドでのワクチン生産に不可欠な原材料の供給を確保するようにしなければならない。
政治局は、新型コロナに関する緊急事態を、その重大さに鑑み、すべての人が深刻に受け止めるよう求める。
本当に真剣に考えてほしい。
すべての大衆集会と超拡大型イベントは禁止されるべきである
中央政府は、ささいな政治上のゲームにふけることをやめ、むやみに人々を非難することをやめ、州・地方政府の肩に責任をなすりつけることをやめなければならない。
このパンデミックを克服するためには、中央政府と州・地方が協力することが最も重要である。
最後に再度、訴える。
我が国のすべての人々は、計り知れない悲劇をもたらいる新型コロナウィルスに立ち向かうために、一緒に立ち上がらなければならない。
14日、世界最大の宗教行事「クンブメーラ」が強行され、数十万人のヒンズー教の巡礼者がガンジス川で沐浴。巡礼者らは、信仰が身を守ると信じている。
14日、世界最大の宗教行事「クンブメーラ」が強行され、数十万人のヒンズー教の巡礼者がガンジス川で沐浴。巡礼者らは、信仰が身を守ると信じている。
コメント