グーグル・ドライブというのがあって、名前を聞いてもピンとこないが、オンラインのOCRソフトである。
最初から脱線。「読み取り革命」の悪口
以前からOCRでは悩んでいて、最初はプリンターについてくるOCRでやっていた。
これが役立たず、というか労多くして実り少なしだ。
思い余って有料の「読み取り革命」を購入したが、正直言ってクズだ。実に豊富なオプションが付いて煩わしいことこの上なし。なのに肝心の読み取り機能はただのおまけソフト以下、役立たずのおまけで値段を釣り上げているだけの、ほとんど詐欺まがいの代物だ。
それが数年前のこと、その後はオンラインソフトでかなりの読み取り力を備えたものがでてきて、例えばPDFだとlightPDFなどは結構使えるようになっていた。
しかしこのグーグル・ドライブの読み取り力は桁違いである。さすがはグーグルである。
以下、自分のための心覚えである。万人向けの解説としては宮尾範和さんの「のり部屋」というブログが親切であり、そちらに行かれることをおすすめする。
そこでもし突っかかるようなことがあったら、こちらも覗いてみると多少は足しになるかもしれない。
Google Drive への行き方
Google Driveはオンライン・ソフトでありダウンロードしてデスクトップに常駐してというものではない。
そこにたどり着くにはグーグル・クロムのスタート画面から階段を降りていくことになる。
Google Driveを開く
まずこの画面でビビる。
いろいろやってみた結果、これらは無視して構わないようだ。
やることは唯一つ。マイドライブと書いた字の横の逆三角を、左クリックすることだけだ。
そうするとポップアップが出てくるので、「ファイルをアップロードする」をクリックする。オンラインでの作業だから「開く」のではなく「アップロードする」になるのだろう。
あとはいつものエクスプローラーでの作業と変わりない。アップロードが終わると、下の方の「ファイル」という字の下に写真が出てくる。
あとはいつものエクスプローラーでの作業と変わりない。アップロードが終わると、下の方の「ファイル」という字の下に写真が出てくる。
いよいよOCR変換へ
といっても、手技は至ってかんたん。あっけないほどだ。
アップロードされた写真の上で右クリックする。するとポップアップが出てきて、どう処理するかを聞いてくる。
上から二つ目、「アプリで開く」を選択するとさらに別の吹き出しが出てくるが、選択は唯一つ、グーグル・ドキュメントなのでこれをクリックする他ない。
これで作業が始まる。多少の時間がかかる。
しばらくすると、別ファイルが立ち上がる。このファイルは上下2画面からなっており、上は最初の写真だ。そしてその下にテキスト化された文章が示される。
どう保存するか
私はこれまで通り、コピペしてテキストファイルにして保管している。
ワードやPDFでも保存できるようだ。
画像ファイル以外の形式は
文書のフォトコピーをそのままPDFにしたファイルとか、グーグルブックスの文書などはどうなのか、まだわからない。
そのうちぼちぼちと手掛けることにしたいが、とにかくこの手の作業は我ら高齢者には応える。
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