Jacobin 02.18.2021 https://jacobinmag.com/2021/02/ecuador-election-arauz-hervas-perez-neoliberalism エクアドル選挙は新自由主義への徹底的な拒否だった

エクアドル大統領選挙の第一次投票は、コレアを継ぐ左翼候補のアンドレス・アラウスに首位をもたらした。 それは、現大統領レニン・モレノによる新自由主義政策の徹底的な否定だった。
しかし、権力を獲得し反緊縮政策を再度進めるためには、より多くの作業が必要である。

第一次投票結果の概要

7日に行われたエクアドル大統領選挙の第1ラウンドは、混乱と論争もたらした。しかしその結果、政治地図は塗り替えられ、新自由主義者の支配のあっけない終焉となった。

希望連合とアラウス候補 左翼のアンドレス・アラウスはラファエル・コレア前大統領の「市民革命」の後継者である。 アラウスは33%の支持を得た。希望連合(UNES)連合は国会で最大の勢力となった。

一方、2つの伝統的な保守党の同盟は、あわせて20%未満の票しか獲得できず激減した。 その他、先住民のパチャクティック党(20%)、民主党左派(16%)の2政党が大幅に票を伸ばした。

国会選挙(137議席)では、アラウズの所属する希望連合(UNES)が49議席、保守連合が30議席、パチャクティック27議席、民主党左派18議席を獲得した。 IMFが支援するモレノ大統領の与党は1.5%未満で、足切り規定により議会から排除された。
エクアドル大統領は、4月11日に開催される決選投票で決定される。

左翼(希望連合)の得票が伸び悩んだ理由

まず第一に、モレノがコレアの後継者として当選しながら裏切ったという事実が混乱をもたらした。
その後のコレア派への「汚職疑惑」など厳しい弾圧、IMFや米州機構の肩入れ、国際メディアの同調など、さまざまな動きがコレア支持者に複雑な影響を与えた可能性がある。

第二に、保守派の激しいい選挙妨害がある。アラウスの立候補すら、一時はさまざまな妨害により不可能とされていた時期もある。かつてコレアの片腕とみなされていたホルヘ・グラスは、コロナに感染し健康状態が悪化しているのに、いまだに刑務所に投獄されたままである。 パティーニョ元外相、リバデネイラ元国会議長、先住民指導者ヴィテリなどのコレア政権幹部は国外亡命を余儀なくされた。多くの活動家や人物も、亡命、投獄などの迫害を受け続けている。 他の多くの活動家や人物も、名誉毀損、迫害、亡命、または投獄に苦しんでいる。

第三に、激しい反動派の宣伝攻勢がある。コロンビアのメディアはアラウスがコロンビアのゲリラ組織から金をもらっていると宣伝しました。同じようなデマ宣伝はコレアの時代にも繰り返し流された。コロンビアのサンペール元大統領は「このデマ宣伝は、大統領選挙の決選投票に干渉するための汚いゲームの一部である」と非難している。

反共・反コレアの代表であるペレス候補は、先住民を代表する指導者か

今回の大統領選挙では先住民の指導者としてペレス候補が登場した。 その背景を詳しく見ると、危険な姿が浮かび上がってくる。

彼はさまざまなNGOを通じて、USAIDや全米民主主義基金などの米国の諜報機関の財政的および政治的支援を受けてきた。米国大使館ともさまざまな交渉を行った。

ペレスとピクは何年もの間、コレアを反先住民、反環境のリーダーだと攻撃してきた。 今やペレスは惨敗した保守層や特権階級に残された希望の星となりつつある。米州機構(OAS)はこれを積極的に仲介しようとしている。

民主党の左派を装うエルバスも同類である。「過激派コレア支持の連中に対する政治勢力の団結を呼びかけている。 結局のところ、有権者の70%以上が強力な左翼か、進歩的または左翼(エルバスとペレス)に投票した。ラッソの保守主義は完全に拒否された。 これが第一次投票の結果の全てである。