「人民網」に
外交部の汪文斌報道官、ミャンマーのクーデターについて論評
という記事があり、中国側の態度がかなり露骨に示されている。

汪文斌報道官は3日の定例記者会見で要旨以下のごとく発言した。

1.「意見の相違を適切に解決する」ことが重要だ。

2.「対立を激化させ、情勢をさらに複雑化させることは避けるべきだ」

3.「水面下の支持」または「黙認」との伝聞は事実ではない。

4.中国は「各者が憲法と法律の枠組みで意見の相違を適切に処理し、政治的・社会的安定を維持する」ことを望む。

「人民網日本語版」2021年2月4日 

これで分かることは、「中国はクーデターを許さないという踏み絵を踏まなかった」ということだ。

さらに分かることは

1.中国はクーデターを事前に予知していた可能性が高い。
2.中国は軍政復活を拒否するのではなく、「水面下で支持」または「黙認」する意向だ。

最大の根拠は、クーデターの直前の1月11日に、王毅外交部長(外務大臣)がミャンマーを訪問していることだ。王毅は軍の動向について諮問を受け、最終的にゴーサインを与えた可能性が高い。中国が承認しなければ、間違いなくクーデターは自爆に終わることになる。
もしそうでなければ、クーデター策動を見逃した中国大使館員の首は、間違いなく刎ねられるはずだ。

それにしても紅軍・習近平の冒険主義はどこまで続くのだろうか。