1月22日 DAILY SABAH (トルコの政府系紙)


1.ネタニヤフの心中は穏やかではない


バイデンの大統領就任に当たり、ネタニヤフ首相は「両国間の同盟を強化するために新政権と協力することを楽しみにしている」と述べた。

そしてこう付け加えた。
「あなた(バイデン)と協力して、米イスラエル同盟をさらに強化し、イスラエルとアラブ世界の間の平和を拡大し、イランがもたらす脅威に立ち向かうことを楽しみにしている」

しかし、いくつかの報道機関によると、穏やかな口調にもかかわらず、イスラエルの心中は穏やかではない。

新政権がイランとの核合意を復活させ、パレスチナとイスラエルの和平プロセスに再び関与する可能性があると。


2.イスラエル紙の見たネタニヤフ

以下はイスラエルの日刊紙「ワラ」からの転載である。
イスラエル政府は、トランプによって4年間「甘やかされた」ために、依存症に陥っている。
それは麻薬中毒者がリハビリテーションの間に禁断症状を呈しているように見える。
ネタニヤフ大統領が恐れるのは驚くべきことではない。

バイデンの新政権は、これらの恐れを和らげようとしている。しかし、それが成功するかどうかは明らかではない。


3.新国務長官ブリンケンのスタンス

新国務長官のアントニー・ブリンケンは、議会の公聴会で、共和党だけでなくイスラエルと湾岸諸国にも、安心のメッセージを送ろうとした。

(ブリンケンはバイデン副大統領の右腕だった。両親ともにユダヤ系で、中東問題では積極介入を推すタカ派)

彼らはここ数週間、イラン問題で(トランプ時代から)後戻りしないようにバイデンに促している。

そして再合意には異論を唱えずに、「イランとの合意に至るためには、その前に共和党と相談しなければならない」ということを納得させようとしている。