コロナ大流行 ベネズエラへの恐るべき中傷
最初に口火を切ったのはワシントン・ポスト紙(3月20日)
編集部の見解: ベネズエラでの新型コロナ感染はとくに恐ろしい見通しになっている。ベネズエラはフロリダから1千マイルの距離にある人口3千万人の国です。この国はまもなく新型コロナのあらたな震源地となる可能性があります。そしてラテンアメリカの近隣諸国にとって大きな脅威となるでしょう。
5月27日にはジョンズ・ホプキンス大学とヒューマンライツ・ウォッチが、異例の意見表明。
「ベネズエラ政府の発表する新型コロナ関連のデータはばかげた(absurd)数字の羅列だ」
それぞれの折れ線の意味は読み取り不能だが、上から順に累積総感染者数、帰国感染者数、回復者数、死者数と思われる。
国内感染者数は少なく、死亡率も低い。これが医学者や人権団体の気に障ったらしい。しかしなぜか?
それは悪意のあるなしにかかわらず、ベネズエラ政府の対応能力に対する侮辱である。
次にベネズエラ政府の対応について示していく。
ベネズエラ政府の対応は迅速であった。3月17日に全面封鎖を開始した。これはラテンアメリカで最初の試みである。
相前後して政府は102万件のPCR検査を実施した。これは人口百万人あたりで3万4千件に相当する。
政府はコロナ禍問題に対する準備ができていたと言えるだろう。
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