赤旗にワシントンの遠藤特派員が良い記事を書いている。というより4つの記事を1本にするという離れ業を演じていて、これが流れもよくスラスラと読めるのだから、すごい筆力だと思う。

1.トランプ流「経済再開」の失敗
南部・西部で5月アタマから強引な経済再開を初めたが、感染拡大で悲惨な結果。

2.コロナ感染拡大の責任を問う世論調査で堂々の1位
7月1日に発表された世論調査、「感染拡大に誰が責任を追うべきか」で、「大統領」との答えが34%で堂々の一位。以下「経済再開が早すぎた州」、「マスクをしない人」、「中国」と続く。

3.差別反対運動への敵視が度外れなものに
トランプは平和デモまで敵視し、米軍投入を打ち出した。これが軍の総スカンを食らった。
最近ではツイッターへの投稿が度外れたものになっている。例えばミズーリ州で平和的に行進するデモ隊に拳銃を向けている白人夫婦の映像をリツイートしている。
デモ隊に銃口

また有名になった「Black Lives Matter」(国人の命は大切だ)のスローガンを「憎悪の象徴」とツイートしている。市当局は5番街のトランプタワー前の路面に同スローガンを描く計画を立てた。これに対しトランプは「美しい通りを侮辱するものだ」と反対した(共同通信)。

4.トランプの負け犬化が明らかに
同じ1日発表の世論調査で、大統領選挙の支持率が出た。バイデン49.9%、トランプ40.4%となった。中西部や南部のいわゆる激戦6州はすべてバイデンが上回った。しかし逆に言うと、いまだに岩盤支持層はほとんど無傷でいることになる。まさに「神州不滅」だ。


上院選については情報が少ないので、別途検索をかけてみたい。
オバマ二期を通して議会は共和党のものだった。オバマに失望を訴える人はこのことを考慮すべきだ。その議会が今度は動く可能性がある。上院選で、アリゾナ、ノースカロライナ、コロラドの各州で民主党が逆転する見通しとなった。
幸せなバイデンは、議会とのねじれなく思い切り政策展開できることになりそうだ。