1. アフリカにおけるコロナの罹患状況

アフリカでのコロナの流行拡大の速度は意外に遅い。

5月26日時点のアフリカ全土の感染者数は推定で約12万人、死者数は約3500人で、欧米に比べると圧倒的に少ない。

アフリカ各国の感染者数を見てみると、南アフリカが2万4千人、エジプト(1万7967人)やアルジェリア(8503人)、ナイジェリア(8068人)、モロッコ(7556人)、ガーナ(6964人)、カメルーン(5044人)で多くなっており、この7カ国で全体の感染判明者の約67%を占めている。

一方、感染判明者が100人に満たない国も10カ国ある。

2.疾病統計はほとんど当てにならない

しかし、感染者数はまったく当てにならない。

英BBCによると、千人当たりの検査数はチャドが0・1件、マリ0・17件。アフリカ最多の2億人近い人口を抱えるナイジェリアも0・23件だ。

タンザニアでは、政府による感染者数の発表が1カ月近くされていない。

3.感染の広がりが遅い理由

アフリカで感染の広がりが遅い理由には3つある。

第一にコロナ関連疾患は上流階級の病気だからである。コロナは飛行機に乗ってやってくる。
ほとんどの人には縁のない世界だ。

第二に、アフリカ諸国の平均年齢はべらぼうに若い。だから感染しても不顕性で収まってしまう可能性がある。

第三に、アフリカ諸国の多くにはまともな検査体制はないから、統計数字には意味がない。PCRをサンプリングで施行して、推計する以外にない。

4.ロックダウンは有害無益

こういう国で、ドラスティックな封じ込め作戦を取ることは不必要で有害である。

コロナについてのリテラシーを拡大すること。収容施設をしっかりとること、マスク・手洗いの励行、三密対策の実行が必要だろう。

すみません。参考記事が少ないため、あらっぽい文章になってしまいました。