またまた新藤情報です。何かせっつかれているようです。この記事は赤旗より早く届きました。

二人の国会議長選出の真相」(朝日新聞6日夕刊 )
ということですが、北海道は記事が東京より遅れるので赤旗の掲載は今朝のことです。

皆さんお読みになったことを前提にして、違うソースの報道を紹介します。

基本的には赤旗も朝日新聞も同じ観点からの報道で、「独裁者マドゥーロが、憲法、民主主義を踏みにじり、民主主義の復活を推進するグアイドーを弾圧した」ということです。

しかし現地の新聞は次のように書いています。予めお断りしますが、「現地の新聞」とは、一つは中道保守系のグロボビシオン、もう一つが中道のウルティマス・ノティシアスです。

1月5日、議長などの人事を決める国会が開かれました。
御承知の通り、国家の多数派は野党が占めており、いわゆるねじれ状態が続いています。そのことを念頭に置いてください。
国会議員は総数が 167 人です。定足数は 3 分の 2と定められていますが、151人が出席したので立派に成立しています。
しかしなぜかグアイドー議長は欠席しました。
選挙が行われ正副議長、正副書記長が選出されました。その全員が野党所属です。
選挙を終えた国会は前議長であるグアイドーの出席を待ちました。

このとき、突然米国務省のマイケル・コザック西半球局次官補代行が、「国会は、定足数不足で偽物だ」とツイートしました。

この発言を受けたグアイドーは、みんなが待っている国会の正門から入らず、鉄柵を乗り越えて議会に入ろうとしました。ほとんど意味不明の猿芝居です。
guaido_fence
        フェンスをよじ登るパフォーマンス
そうして警備員と揉み合う場面を通信社のカメラマンに披露すると、今度は国会外の建物で「もう一つの国会」を開催したのです。

この「もう一つの国会」は100名が出席しました。多分二股かけた議員がいるのでしょう。しかし100名という数も怪しげですが、それでは定足数に足りていません。

おまけに自ら大統領を宣言した人間が、大統領のままふたたび国会議長に就任するというのも、まことに立憲主義にそぐわないものです。

後ほど明らかになったことだが、国会では出席者数151人のうちパルラ81票、グアイドー70票だった。「もう一つの国会」では出席議員は70人。残りの30人は補欠などでした。

今回の事件は、結局グアイドーが野党の中でも孤立深めていること、それと比例するかのように、ますます彼がアメリカ言うなりの操り人形と化しつつあることを示しています。

ところで正規派の国会議長に就任した野党議員パルラはこう語っています。
Luis-Parra
             ルイス・パラ新議長
我々はベネズエラ政府と対決する野党であることを確認しつつ、国家の制度を復活させ、立憲主義に立つ、自主独立の国会を復活させる。

これがまっとうな人間の言うことでしょう。