1927年 ルメートル、「宇宙は原始的原子の“爆発”から始まった」とする。ハッブルやアインシュタインはこれを否定。

1929年、ハッブルは、遠方の銀河が地球に対してあらゆる方向に遠ざかっている(膨張している)ことを発見。ハッブル-ルメートルの法則と呼ばれる。

1946年 ガモフたちは、熱核反応によって創世が起きたとする。

宇宙の始まりが高密度、超高温度だったとし、核爆発の現象と同様だと捉えた。
そして陽子、中性子、電子、ガンマ線などが、核反応によって様々な元素に転移したと説明した。

1948年 ガモフら、高温高密度の宇宙がかつて存在していたことの痕跡として宇宙マイクロ波背景放射 (CMB) が存在することを主張、その温度を5Kと推定した。

1948年 ホイル、「定常モデル」を提案。銀河は互いに遠ざかるが、残った空間に新しい銀河が形成されるとする。宇宙論の主流となる。

1949年 ホイル、ルメートルのモデルを "this 'big bang' idea" とからかう。

1951年 教皇ピウス12世、「ビッグバンはカトリックの公式の教義に矛盾しない」と声明。

1964年 ペンジアスら、マイクロ波の観測中に、ガモフの提唱するCMBを発見。これにより定常宇宙論は力を失う。
宇宙のあらゆる方向から、-270度(絶対0度より3度温かい)の物体の出す電波がやってくる。これはビッグバン当時の超高温の光が減衰したものである。

1980年 宇宙の大構造の発見。素粒子論的宇宙論の誕生。

1989年 NASA 、宇宙背景放射探査のため衛星(COBE)を打ち上げ。CMBが2.726Kであると示す。またCMB温度のゆらぎを検出。

1999年 Ia型超新星が発見。宇宙定数が存在する可能性が示唆される。

2003年 人工衛星WMAPの観測により、宇宙の密度のゆらぎが確認される。またビッグバンに先立つインフレーション理論が大筋では確認される。

ビッグバンに先立って量子の「ゆらぎ」が出現。これにより莫大な数の小時空が誕生。時空が指数関数的な膨張をして宇宙になった。