森山栄治 経歴

1928年(昭和3年) 福井県大飯郡高浜町西三松で出生。

1949年 京都府庁に就職。

1969年

12月 町長から招聘を受け高浜町役場に入庁。

以後、民生課長、総括課長、企画課長、収入役や助役などを歴任。

12月12日 関西電力高浜原子力発電所1号機に対する設置許可。

1970年 大飯郡高浜町西三松の自宅に福井県内唯一の部落解放同盟支部として高浜支部を組織。「糾弾」を繰り返す。

1970年 部落解放同盟の福井県連の書記長となる。高浜支部の書記長も兼任。

1972年 部落解放同盟中央本部によると、「言動が過激すぎたため、2年で書記長職を解任された」とされるが、経過から見て真っ赤な嘘。

1971年 福井県の客員人権研究員に就任。2018年まで在任。 

1975年 高浜町の収入役に就任。

1977年4月 高浜町助役に就任。

1987年5月 高浜町役場を退職。その後、高浜の建設会社役員、高浜町都市計画審議会委員、高浜町教育委員長等を務める。

1987年 関電プラント(関電子会社)顧問となる。2018年まで在任。

1996年 法務省人権擁護局より感謝状を受ける。

2004年 プルサーマル計画導入を推進し、反対派の今井理一町長と対立。

2007年 原発警備会社「オーイング」の筆頭大株主となる。その後の12年間で10倍に売上を伸ばした。また顧問を勤めた建設会社吉田開発は、無入札による特命発注で売上を6倍に伸ばした。

2009年 福井県人権施策推進審議会委員に就任。18年まで務める。

2010年 任期満了に伴い、高浜町教育委員を退任。

2017年 「オーイング」の取締役を退任。自宅を京都市から高浜町に移す。

2018年

1月 財務省国税庁金沢国税局の税務調査を受け、帳簿や資金の提供元や供出先が記されたメモが押収された。

2011年から2018年にかけて、関西電力の八木誠会長や、岩根茂樹社長、豊松秀己副社長、森中郁雄副社長らに、「原発マネー」とおぼしき3億2千万円を渡していたことが、明らかとなる。

2月 関西電力側から約1億6千万円相当を返還。

10月 内部調査委員会を結成。委員長の小林敬は元大阪地方検察庁検事正で、証拠改ざん事件で懲戒処分を受けて退官した人物。

2019年

3月 90歳で死去。

9月27日 上記情報を朝日新聞が報道。各社が追随。
菅原一秀経済産業大臣は、記者会見で「言語道断。ゆゆしき事態だ」と語る。更田豊志原子力規制委員会委員長は、「まだそんなことがあるのか」「憤りを感じた」と語る。

10月2日 関西電力が記者会見。金品の受領を断ると土下座を強要されるなど、断れない力関係にあったと説明(さぞかし楽しい土下座であったろう。できるなら私も、懐ろに小判を押し込まれてみたいものだ)

10月9日 臨時取締役会が開かれる。八木会長と森中副社長、右城常務、鈴木常務、大塚常務が退任。


というのが、森山に関するあらあらの経過。これだけでも十分すぎるほどの悪漢だ。
しかし、どうも解せない。関電の役員は本当に被害者なのか。
おそらく贈られた賄賂の数百倍~数千倍が関電から森山に流れていただろう。それは消費者の支払った金である。返す先が間違っている。
言うまでもなく関電は独占企業で消費者には選択の余地はない。ある意味でこれは泥棒だろう。泥棒というより強盗でありサギだ。間違いなく刑事犯であり、牢屋に入るべき犯罪だ。
ところが、その後の報道がぱたっと止まっている。これはどうしたことか。
少し調べてみなくてはなるまい。