以下の4連作になっています
これで大体わかった。つぎはアプリを使ってスピーカーにワイファイ接続する方法についてだ。

「ワイファイ接続」というが、実はこれが一番苦労したところだ。
はっきり言っておこう。この機械はスマートホン向けのもので、パソコン使いの連中はそもそも眼中にない。そういう機械だ。
ソニーの取説には「ワイファイ接続」の方法は書いてない。自分で調べるしかない。私はこれで土日の2日間、まるまるつき合わされた。MDの移植に続いて二度目の「魔のソニー」だ。
とにかく、このブログを見る人のために、順番に書いていこう。

1.機械の説明

これは比較的簡単。といっても取説は余分なことは書いても必要なことは書かないから、読み解きには一苦労する。

まずは機械の説明。いくつも名称があるので覚えて置かなければならない。正式名は“SRS-HG10”だ。どういう機械かというと「ワイヤレススピーカー」だ。ただしこれはソニーがそう自称しているだけで世間的に通るかどうか走らない。そしていわば愛称として“h.ear go2” という名前もある。これはこの種類のソニーの製品をくるめたグループ名のようである。

ボタンがたくさんあって、分散している。ボタンは無くてもいいのもあるが、必要な操作には足りない。だから、一つのボタンに複数の機能があったり、組み合わせ操作があったり、長押し操作があったり、相当面倒である。
製品の思想としてはスマートホンの外付けとして設計されている。取説もそのように書かれている。そのように使うつもりの人は、このブログを読む必要はない。パソコン用の据え置きの外付けスピーカー機能をもとめる人は、怒りに身悶えしながら、大事なことを覚えていかなければならない。

2.ブルートゥースその他の接続

まず、背中の左上隅にファンクションボタンがあるので、そこを押して見る。上面左奥のランプが左から順番に点灯する。ネットワーク、ブルートゥース、USB、オーディオ・インと並ぶ。後ろ2つは何も操作はいらない。

ブルートゥースは上面のエキストラ・バスを長押しして「ペアリングです」と言われたら、パソコンのブルートゥース画面を開いて、ペアリングすればよい。再生の操作はすべてパソコン側で行う。

音を試し聞きしたが、一言で言ってお話にならない。2千円くらいの外付けスピーカーと何ら変わりはない。これで2万8千円はサギだ。

3.ワイファイ接続(無線LAN接続

機械の名前が3種類あったように、接続の仕方もいくつかある。我々にはワイファイ接続というのが一番ピンとくるのだが、これは無線接続の規格名であり、一般名では無線LANという。ブルートゥースも無線だが、こちらは無線LANとは言わないらしい。

ブルートゥースはいわば親機と子機の接続であり、無線LANの方は同格の機械同士が契約を結んで接続するという関係にある。この契約のプロトコールがワイファイということになる。

テクニシャンはこういう概念論をすっ飛ばしてしゃべるから、言語明瞭・意味不明ということになる。

それで、ワイファイ接続については取説に書かれていない。「別冊に書かれている」となっているが、そんなものは入っていない。どこかネットにあるのだろうが、何処にあるのかも書かれていない。まったくもって不親切な取説だ。

仕方がないのでグーグルで“srs-hg10 wifi接続”と入れて検索した。

ソニーのヘルプガイドで、
というページがヒットした。

ここには3つの方法が書いてある。それぞれについて数行づつ説明が書かれている。

①専用アプリ “Sony | Music Center” を使う
②無線LANルーターのWPSボタンを使う
③パソコンを使う。

私たちのほしいのはこんなものではなく、標準的な方法を唯一つだけ、その代わりもっと丁寧に書き込んでほしいのだ。

この“ヘルプ”が、私を無限地獄に引き込んだ。

正解は結局②のみだった。①は正解の半分しか含まれていナい。③はほとんど不可能だ。

この③に挑んで、まる2日を費やした。「ルーターのWPSボタン」がどうしても見つからなかった。挙句の果てに無線LANルーターの取扱説明書を読んで、やっと分かった。

ルーターの取説

我が家の無線LANルーターには「WPSボタン」がちゃんと着いていたのだ。しかしあまり字が小さいので見逃していたのだ。

1.2つの「WPSボタン」

これに基づいて接続法を説明する。
接続は二段階に分かれる。
まず最初はワイファイスピーカーとルーターを接続する作業だ。まずスピーカーのWPSボタンを押す。
スピーカーのランプがチカチカし始めたらLANルーターのWPSボタンを押す。すると2つの機械がドッキングしてそのランプが付く。
第2段階はパソコンにその接続を認識させることだ。正確に言うとすでに認識はしているのだが、その接続をアクティベートすることだ。

具体的には設定→ネットワークとインターネット→Wi-FiにSRS-HG10のネットワークがあるのでそれを接続する。

これは一度接続すればそれは永続的なものとなるので、「利用可能なネットワーク」には姿を表さない。「既知のネットワーク」には登録されている。


2.ドライバー付きの再生ソフトを接続する

これだけではまだ動かない。最後に音楽再生ソフトをこの接続と関連付けなければならない。

このとき登場するのが、ソニーの音楽再生ソフト「ミュージックセンター」である。

このソフト、スパホ用のアプリを無理やりパソコンに移植したものらしい。不格好でセンスは最悪だ。
しかし当面ワイファイスピーカーにファイルを転送できる唯一のソフトだ。
musicCentor

この写真が立ち上げ時のもの。右肩にある雪だるまのマークを押す。
吹き出しの中から“hear go2”を選択する。これですべての手続の終了だ。

流石にBluetoothとはレベルが違う。ラジカセレベルの音はする。などというとソニーに叱られるか。
もちろん書斎でDAC→プリメイン→Daliにつないだ音と比べては可哀相だ。なにせ値段は10分の1だ。

ワルキューレの葬送音楽を聴いたが、強奏でも音が潰れない。中音源まで分離されて聞こえる。クラシック聞くのなら、ExtraBassは入れないほうが良いだろう。その分音量を上げるのが良い。

とりあえずこれで音は出た。次はFoobarでどうやって音を出そうかという算段に入る。