以下の4連作になっています
foobar2000でワイアレススピーカーを鳴らす

「SRS-HG10」を買ってきて、Wifi環境で鳴らそうと思ったのだが、専用のアプリを使えとしか書いてない。しかもこのアプリ、例によって使い勝手の悪いことおびただしい。取説も取り付く島もない。

そこでいっそfoobar2000で鳴らそうと考えた。多分これでまた3,4日は無駄に過ごすことになるだろうが…

ハウツーIT というサイトに
という文章があった。
これに従って開始することにする。

やることの基本

① foobar2000にUPnP/DLNAのコンポーネントを追加する
② foobar2000を起動させているPCをサーバー、レンダラーとして使えるようにする。
③ 家庭内のLAN設定やファイアウォール環境によっては多少設定する必要がある。

ということなので、② は多分、①が成功すれば自動的にそうなると思うので、 ③ が面倒になりそうな気がする。

方法

オフィシャルのコンポーネントページを開く。
http://www.foobar2000.org/components

UPnP/DLNA Renderer, Server, Control Point 0.99.49

というのをダウンロードする。
A、B、C 順なので一番下の方だ。
上にUPnP MediaRenderer Output 1.3.2というのがあるので、間違えないようにする。

ダウンロード先(私の場合はデスクトップ)に“foo_upnp”というDLLが開かれるが、これは直接使うということではないようだ。

Components にApplyする。
するとそこに、UPnP/DLNA Renderer, Server, Control Pointが組み込まれる。

しかし案の定、これだけでは動かない。

最初の書き方がなんとなく気になっていたが、再生できるようにするのではなく、「PCをサーバー、レンダラーとして使えるようにする」だけのソフトのようだ。

というページには、その続きが書いてある。

続けて、UPnP MediaRenderer Output コンポーネントを追加します。

これを先ほどと同じ要領でダウンロード→アプライ→インストールします。

コンポーネンツ一覧表に “UPnP MediaRenderer Output” が載っていれば完成です。

すると、デジタルメディアレンダラ―(DMR)を出力先に指定できるようになります。
つまり、DLNA対応オーディオを指定できるようになります。

いよいよここからが最後のコースです。

Fileメニューから Preferences - Playback - Output とたどります。
Device の個所に、デジタルメディアレンダラ―(DMR)であるDLNA対応オーディオがリストされているはずです。

私のパソコンでは
UPnP : foobar2000 Renderer(鈴木頌)[DESKYOP-8kjip59]
と出ました。

これに出力先を変更して再生しようとしましたが、再生できません。”Playback stopped” になってしまいます。

つまりこの文章で一歩先には進んだが、まだゴールにはたどり着けない。そしてこの手の話は1か0かなのです。99%は0に等しいのです。

もう少し頑張りましょう。

ネットの日本語文献では、とりあえず、これ以上めぼしいものはありません。

しかたないので、くやしいけれど、ソニーの取説にもう一度チャレンジします。


もう一度foobarをワイファイ・プレーヤにする手順

ソニーのMusicCenterというソフトで、音を機械にワイファイ送信できるようになった。これまでの仮定で、だいぶ話のすじが見えてきたのだが、まだ最終課題であるfoobarをワイファイの発信元にする手段はできていない。多分、かなりいい線まで行っているのだが、最後のツメができていない感じだ。

もう一度文献を読み直すことにする。今度は余分なことには関わらずにプロシーデュアのみ追求していくことにする。


「ネットワークオーディオ化」というのはわかりにくい言葉だ。オーディオの「ネットワーク化」ということだろう。

著者は「ネットワーク化」には2つの意味があると言う。

一箇所に保管した音楽を別の他の機器からも再生できる(サーバー、クライアント機能)
オーディオ機器を他の機器(例えばスマホ)から操作できる(レンダラー機能)

そしてこれらのネットワークを家庭内で構築することを「家庭内LAN」という。

と、ここまでが前説。

で、foobar2000にUPnP/DLNAコンポーネントを追加することから話が始まるのだが、ここからの手技はすでに勉強した所。

今読み直すと、意外に大したことは書いてないことに気づく。

次がこれも読み直しにいなるが、
これは先程より少し親切で、

UPnP/DLNAコンポーネントのほかにUPnP MediaRenderer Output コンポーネントも入れないと再生はできないということになっている。

逆に言うとこちらがあればUPnP/DLNAコンポーネントはなくても良いということになるのかも知れない。まぁ一応は入れておくが…

「これで、DLNA対応オーディオで聴くことが出来ます」とあるが追加されたデバイスのどれをとってもSRS-HG10では再生されない。

正確に言うとUPnP:hear go2では16秒かだけ再生され、その後Hold状態となる。
このときバッファー値を変えて「適用」ボタンを押すとまた数秒くらい動くがまた中断する(終了ではない)

どうもこれは「ひどい音飛び」に属する現象のようだ。

で、修正を図る。

で、アドバンス設定を色々いじった結論。これはfoobarをいじれば済む話ではなさそうだ。

それで済むのは2014年ころの話。今は無線LANの通信速度がかなり決定的なようだ。

たしかにソニーのMusicCenterという再生ソフトを使っても、2,3分に一度の割で音飛びが発生している。

ソニーよりfoobarのほうが格段に音が良いから、その分無線LANルーターに負荷がかかっているのかも知れない。