最近の「脳科学」と称する学問を聞いてると、とても気になることがある。

それはオキシトシンがとてもポジティブなホルモンで脳の活性化を促すのに対して、ステロイドホルモンがストレス時に放出されてそれが脳組織にダメージを与え、鬱や脳委縮をもたらす悪人ホルモンだという二項対立的ドグマである。

「脳科学者」と呼ばれる人には往々にして独断的な、こじつけ的な物言いをされる人がいるが、私にはそんなに単純なものとは思えないのである。まず彼らは医師・医学者ではない。そこまでいうときは相当慎重でなくてはならないだろう。

脳内アミンにはGABAもあればグルタミン酸もある。一昔前にはエンドルフィンが「幸せホルモン」ともてはやされた。そうそう話は単純なものではない。

それに最終的な神経伝達物質はカテコールアミン系なのだから、その話を抜きにやられると、ますます話がいかがわしく思えてしまう。

とはいえ、もはや私の知識は相当時代遅れになっている。すこし情報を仕入れてから判断することにしよう。