衝撃的な図を見つけた。
平凡社「韓国歴史地図」という本で、2006年の出版。3800円もする。
この最初の方の図版がこれだ。

朝鮮半島

植生はとりあえず置くとして、1万5千年前までは朝鮮半島は存在しない。おそらく中国大陸の東が裂けて、黄海と渤海湾が形成されたのだろう。
1万年前にはほぼ現在の形が出来上がっている。その後の変化は台湾島の形成とスンダ大陸の消滅くらいだ。
かなり荒っぽい地図だということはわかる。「現在」という図は日本列島やフィリピン諸島が一塊となっている。
しかし朝鮮半島が形成されたのが1万2千年前、西暦でいうと紀元前1万年ということは、本文中にも明記されている。

もしこれが事実なら、これまでの先史時代の評価には相当の検討が必要となる。黄河は現在の黄海をずっと南下し(あるいは淮河の河道を経由して)東シナ海に開いていたのかも知れない。朝鮮半島南部の長江人は渡来したのではなく、もともと定住していたのかも知れない。

とにかく対応する日本側文献を探さなくてはならない。