私の「相続」奮戦記 2

死後手続き・相続の体験を綴る

以下は心覚えのための記録であり、ひと様に見せるようなものではないが、ひょっとして参考になるかも知れないので載せることにする。

3.闘いの幕が切って落とされた

5月7日火曜日、長いGWが明け、いよいよ戦闘開始だ。

とにかく何から何まで連休明けに集中しているから大変なことになっている。区役所には8時半についたが、そもそも駐車場が空き待ちの長蛇の列。

基本的には急ぎの仕事が3つある。健康保険と介護保険の解約が一つ、つぎに年金の解約が一つ、そしてもう一つが電話の名義変更だ。

水道・ガス・電気等は最初から私の名義だから良いのだが、その他については遅れれば違約金とか罰金とか下手すれば電話が止まってしまう。

4.医療・介護保険関連の解約手続き

健康保険の手続きは意外に煩雑だったが、これは当方の事情によるものであった。つまり1ヶ月前の3月31日に健康保険の任意継続が切れて、国保に切り替えたばかりだったのである。

4月のはじめに健康保険の事務所に行って解約手続きをして、今度は区役所で国保加入の申請をした。たしか銀行振込にするために銀行にも行って、なにか書類を書いた記憶がある。

そうして2週間ほどしてから新しい国民健康保険の保険証と高齢者医療のカードが送られてきた。その直後の死亡だった。「もうちょっとどちらかがずれてくれればよかったのに」と思ったが、「まぁその分だけ長生きしたのだから良しとしなければ」と納得させた。

意外にも、この手続は、基本的には区役所の窓口ですべて解決した。保険証と死亡届を提出し、1時間ほどで銀行の引き落とし口座を閉じてもらうための手続きが完了した。

続いてが介護保険の解約。介護保険には家族とかいうのはなくてみんな保険本人だ。したがって私の分離して保険料を変更してなどという手続きは必要ない。国民健康保険の隣の窓口で簡単に手続きを終了した。

ただし介護保険の給付に絡んでの自己負担、実費負担はたくさんある。それらはすべて銀行口座から引き落とされているのだが、在宅サービスだけで4,5ヶ所の会社が絡んでいる。こちらは基本的にケアマネのところで終了手続きをすることになっていて、私が関わる必要はない。

のだが、妻の銀行口座が閉鎖されると、その分が一斉に請求書の山となって押し寄せてくる。それは一つ一つ対応する以外にないのだ。

医療・介護保険の他に、それに追加して特定疾患の指定取り消しと身体障害者指定取り消しもある。前者は区役所隣の保健センターが窓口、後者は区役所2階の福祉課が取扱部署となる。

それぞれで返納手続きをしなければならない。ただしこの2つは、悪用さえしなければ、特に何もしなくても自然消滅するらしい。身障者に配布される「おむつチケット」はやかましくチェックされる。

なお葬祭料補助というのがあって、これは国保の一環とされているようだ。面倒ではあるが3万円もらえるようなので、一応手続きはしておいた。会葬御礼のはがきがあればよい。

しかし、今から考えれば、ここまでは最初のジャブに過ぎなかった。