満州ブログさんのページでとても面白い記事を見つけた。

1.朝鮮半島の無人時代

朝鮮半島では、旧石器時代と櫛目文土器時代の間に、大きな断絶がある。

12000年~7000年前の間の約5000年間、朝鮮半島では人の住んだ形跡が認められない。

ただし済州島では1万年~7千年前のものとされる高山里遺跡が存在している。この遺跡では南九州縄文の由来とされる隆起文土器や有舌尖頭器が見つかっている。

2.隆起文人(南九州縄文)の朝鮮半島進出

7200年前、鬼界カルデラの噴火のあと、隆起文土器は朝鮮半島の南・東南の沿岸部にも現れる。これが、朝鮮本土の最古の土器である。

同時代の日本列島の土器に比べて様式が古いため、済州島の隆起文人が渡来した可能性が高いとされる。

3.櫛目文人(ウラル系文化)の朝鮮半島進出

6000年前、朝鮮半島の北側から別の土器(櫛目文土器)が伝わり、朝鮮半島全土に広がる。

これはウラル山脈の文化に由来するもので、同じ土器文化はスカンジナビア半島にも広がっている。

一説では、このウラル系人はY染色体のハプロでN型とされている。

4.櫛目文人と隆起文人の融合

おそらく朝鮮半島において櫛目文人と隆起文人の融合があったであろう。

その融合文化(櫛目文の優勢)が九州 に逆輸入されて轟B・曽畑式土器が作られるようになったと考えられる。

この融合をになった人々が、やがて縄文晩期人に移行していくのではないだろうか。

この一連の過程は、Y染色体ハプロのドクトリンから見て、きわめて説得力のある論理である。