ビッグファイブ 顕生代において起こった、特に規模の大きな5回の絶滅イベント。(ワーストファイブというべきではないか)

1.オルドビス紀末(O-S境界)

約4億4400万年前。大陸が南極域となる。三葉虫など生物種の85%が絶滅した。

2.デボン紀末(F-F境界)

F-Fというのは、デボン紀のフラスニアン期とファメニアン期をさす。
海生生物を中心に生物種の82%が絶滅。海洋無酸素事変が発生したと考えられているが、その原因は不明。

3.ペルム紀末(P-T境界)

地球の歴史上最大の大量絶滅といわれる。約2億5100万年前におきた。

スーパープルーム(マントル上昇)で大規模な火山活動が発生。高温と酸素濃度の低下をもたらす。

海生生物の95%、全生物の90%が絶滅。
単弓類の中で横隔膜を持つグループが生き残り、哺乳類の先祖となる(わざわざ取り上げるほどの事象か?)

4.三畳紀末(T-J境界)

約1億9960万年前のTriassic–Jurassic境界である。

中央大西洋のマグマ活動が原因とされるが、隕石の衝突説も有力である。

爬虫類や単弓類の大型動物の多くが絶滅。全ての生物種の76%が絶滅した。小型だった恐竜が急速に発展する。

5.白亜紀末(K-Pg境界)

約6550万年前、直径約10キロの小惑星がユカタン半島に落下。塵埃が太陽の光を遮ることで、全地球規模の気温低下。

全ての生物種の70%が絶滅。現生鳥類につながる種を除く恐竜が消滅した。

ただし以下の疑問は残る。

「なぜ多種多様な恐竜だけ小型種を含む全ての種が滅び、似た生態を持っていた鳥類、哺乳類や爬虫類、両生類は絶滅を免れたのか」