私のメディア上の進歩は、このブログを以って終わっている。
ケータイはガラパゴス止まりだし、ツイッターというのもさっぱりわからない。
メールボックスには、何やら知らないが続々と飛び込んでくるが、そのまま消してきた。
だいたい電話とか手紙とかが苦手な人間で、年賀状もやめて久しい。
インプット型人間には、情報はインターネットをサーフィンできれば十分である。活字、映像、放送とネットという4つの媒体を駆使して、情報をインプットするのが私のウェイ・オブ・ライフだ。

ただ、先日のファーウェイがらみのニュースで「GAFA」という言葉が頻出するのを見て、いまやフェースブックがマイクロソフトを抑えて、4強の一角を占めるということを知った。
電車の乗客の8割は黙々とアイフォーンに没頭している。一昔前には猛烈なスピードでメールうちしていたが、今やそのような光景は見られない。

こちらとしては昭和も知らずに大正から平成に来てしまった気分だ。基本的知識は持っておかないと、と痛感する今日このごろである。

ということで、前置きが長くなったが、勉強を始める。最初はグーグルで最初にヒットした文章。


というもの
斎藤美佳子さんブログの記事だ。
3つのアプリともSNSとよばれる。

Facebookはリアル重視
実名で登録することが条件らしい。私は最初から実名だから全然問題はないが、だからどうだというのだ。
友達申請というのがあって、別にそんなベタベタした友達はいないし、いればこんなもの使わずに別の伝達手段をとる。

「友達限定」というのは、メーリング・リストで送り込まれてくるサークルの回覧メールみたいなものだろう。
自分がその発信元になるということか。私はそのようなうざったいことはしない。

フェースブックは色んなブログの「購読」をする機能があるらしい。これが「フォロワー」という機能だ。
しかし、これも新聞社の記事一覧がわんさかメールボックスに溜まってくる状況はかえってうっとうしい。一時メールマガジンというのが流行って、私も田中宇さんとかルモンド日本語版とか何種類か購読したが、いまではすべて解約している。

「いいね!」したり、「シェア」したり!
ということができるそうだ。そういえば私のブログにもついていた気がする。
使ったこともないが、使われた経験もない。

結局、フェースブックというのはブログとメーリングリストの間くらいのものみたいだが、相変わらずよくわからない。それほどの世界的大流行をした理由がよくわからない。

Twitterは軽く、拡散力が高い
というのだが、軽いというのは短いということで、140文字以内なのだそうだ。
つまりは軽い会話、天気がどうだとか、日本ハムがどうとかいう範囲の話題だ。べつにそんな会話したくもない。喋りたくなったら近所の飲み屋に行くだけだ。
拡散力というのは「リツイート」という機能によるらしい。誰かが私の記事をフォローして、それを
#(ハッシュタグ)をつけてツイートすると、一気に拡散するのだそうだ。
どうもここがキモのようで、「いっきに拡散・炎上して知らない人にさらされたり叩かれることにも」なるらしい。
私のように、実名さらして無条件全面公開で最初からやっている人間にはあまり関係のない話だ。

それで使い方なのだが、多分基本的にはブログと大差ないのだろう。ただブログは文字情報の世界だが、ツイッターはシャベリの世界のようだ。それこそ一昔前に、女子高生がケータイのキーボードでしゃべっていたときの感じの世界だ。

知人から、「ブログは過去のアプリ。もっと読まれたいのならツイッター」といわれたが、多分それは違うだろう。ツイッターの人はブログは読まないだろうと思う。生きている世界が違う。


Instagram(インスタグラム)

インスタグラムは、写真を中心にしたSNSです。
画像にエフェクトをかけて、キャプションを添えて投稿されるのが一般的です。

というので、プリクラ感覚だろう。これも無縁の世界である。



ついで、フェースブック、ツイッター、インスタグラムがふくまれるソーシャル・ネットワーキング・サービス(social networking service)というのはどういう概念なのだろうか、それはブログとどう違うのかを調べることにする。

ウィキペディアによれば広義には、社会的ネットワークの構築の出来るサービスはすべてSNSである。だから一方通行でないサービスはすべてSNSになる。コメントやトラックバックつきのブログも広義のSNSに属する。
しかし普通はブログはふくまれない。では狭義のSNSとは何か。
それは人と人とのつながりを促進・サポートする、「コミュニティ型の会員制のサービス」なのだそうだ。いわば“囲い込み型で会話志向のブログ”と考えればよいのかもしれない。
つまりサービスの形態とか機能よりも、その目的によって規定されたネットワークなのである。

ただ面倒なのは、ツイッター社は「ツイッターはSNSではない」と否定していることである。
では何なのかと言うと、「社会的な要素を備えたコミュニケーションネットワーク」なのだそうで、よくわからない。

実はフェースブックとツイッターだけでなく数多の運営会社があったようだが、この間かなり淘汰されているらしい。

私が聞いたことがあるものをあげておくと、Ameba、Google+、LINE、LinkedIn、mixi、Skypeなどがある。

それで会社はどうやって儲けているかというと、広告収入なのだそうだが、それが結構怪しい。

登録情報や様々にサービス側に蓄えられた履歴情報などをもとにターゲティング広告が、インフィード広告などでユーザーに露出する。

のだそうで、アドレスをかき集め、利用者を監視する側の補償金みたいなものだ。あまり利用したいサービスではない。

 
ということで、あまりやってみたいと思うサービスではない。とりあえず、ブログでごちそうさまだ。
むしろ私に必要なのは、“情報の後方基地” ブログの記事を整理して図書館分類で閲覧可能にするサービスである。いわばレポジトリ作成機能だ。とりあえずはディレクトリ作成機能でもよい。
まさにAIの必要となる場面である。これ自体は余り金にはならないから、有料サービスになるかもしれない。
類似サービスがないか、ネット上を検索中である。