というのが日内会誌にあるが、パルス超音波の方は見つかっていない。日循のエビデンスには記載されていない。他大学からの追試報告もネットでは見当たらない。

エコーを照射してその効果を見るという臨床実験は、客観的に評価するためのコントロールづくり、プロトコール作りが意外に難しい。

やはり頼りになるのは動物実験でのアミロイド分布の評価であろう。

1.サンプル数がまだ少ない
2.「全脳照射」の意味が良くわからない。基本的には「全身照射」でもよいはずだが…
3.ドーズ、周波数、波形などについては、教授先生の御宣託みたいだが、率直に言えば、「それは結果勝負でしょう」と思う。
4.私も長年心臓のエコーには携わってきたので、アコースティック・ウィンドーの問題はどうも気になってしまう。実際に脳組織にどのように超音波が照射されているのか、それはどのような方法で評価されているのか。
5.局所の血管内皮を刺激することによってNOの創出と放散を促すということだが、局所でNOが増えているというエビデンスはあるのだろうか。

この辺をぜひ詰めていってほしい。
けちをつけているわけではない。セオリー的には魅力がある。宝の山の可能性は確かにある。アミロイドが減っている写真はたしかにとても魅力的だ。