「ネット墓」の構想がどうも進んでいかない。
最大の問題は技術インフラのほぼ完全な欠如である。
誰かテクニシャンに入ってもらうしかなさそうだ。
葬儀屋さんとまず相談してみよう。
バーチャル墓の一番いいのは、埋葬許可証がいらないことで、場所や広さに制限が不要なことだ。
墓地運営協会を作って、各種サービスを提案し提供することになる。中心になるのは「デジタル位牌」である。要はパソコンが各自一台あれば良い。その部屋で小人数で見るもよし、大きな部屋のスクリーンに映写しても良い。
問題は故人の遺した電子データをいかに利用可能にするかだ。おそらくデータのほとんどは断片的なものであり、どう閲覧可能にするかは検討課題だ。もちろん本人の意志を尊重はするが、本人に任せる言われても途方に暮れるだけだろう。
これはまさにリポジトリの技術であり、インデクシングの技術である。
いちど有志で検討会を開いて見る他ない。