fidelizer は止めたほうが良い」という記事にコメントを頂いた。
fidelizerが音に色付けしているのであれば良くないですが、 機能的にはPCの余計な機能を止めることで、ピュアに近づけるものなので 好き嫌いかは置いておいて、本来の音が出ていると思いますよ。 

というご趣旨であり、まことにご尤もな意見と思われます。

実は、フィデライザーというソフトあまり聞いていないのです。
一生懸命ソフトを作っている人の前で偉そうなことを言ってまことに申し訳ございません。

もうずいぶん前の話(2012/11/09)なので、記憶はあまり定かではありませんが、あのころ「音質改善ソフト」というのがずいぶん流行りました。

その中でももっとも流行ったのがバグヘッドエンペラーと言うので、これをくさしたためにずいぶんお叱りを被った記憶があります。
多分2010年ころのことではないでしょうか。いわゆる「リサンプラー」ソフトとかも流行りました。

フィデライザーに関する記事の要点は下記のごとしです。
最初は度肝を抜かれる。いままで聞こえてこなかったような音が聞こえてくる。音が粒だってびっくりするほどきれいだ。一年間拭かなかった窓ガラスを拭いたようだ。このプログラムはおそらく音の立ち上がりに微分計算でエッジをかけ、強調するのだろう。
Firefoxはまちがいなく壊れる。youtube のダウンロード・ソフトは消え、再起動しても戻らない。再インストールが必要になる。ウィルスに近いソフトである。
つまり開発者の意図は別として、私の耳には「エッジ強調」効果をかけているように聞こえたのです。これはASIOについてもWASAPIについても同じです。説明には音色をいじってあるとは書いていませんが、あきらかにASIO色の音やWASAPI色の音が聞こえてくるのです。またWASAPIは最初のヴァージョンとアップしたヴァージョンではまったく音色が代わっていたのを覚えています。

結局、今考えてみて、結局あれはYou TubeとかMP3サイトからダウンロードした貧弱な音源をいかに美しく聞くかという、きわめて貧乏ったらしい話であったように思えます。
したがって、「良い音」というのは基本的には細工をした音でした。

元の音がほんもののCDの音であれば、それ以上の音は出ないのであって、それが聴き比べですごく良いというのであれば、それは「化粧がうまい」ということにほかなりません。

たしかにフィデライザーは「虚飾を排した音作り」というのが売りでしたが、あのころはどのソフトもみんなそう言っていました。たぶんモニターサウンド的なテイストの音作りというふうに考えるべきではないでしょうか。

他の記事でも書いたのですが、目下のところはFoobar の音で満足しています。

ハイエンドのDACを入れたら、そこでやってくれるのでおまかせしています。ただしDACはASIOをリコメンドしてくるのですが、私はWASAPIにこだわっています(オプションは相当いじっていますが)。

かなりひどい目にあった記憶があって(今は多分違うのでしょうが)、また手を出したいとは思いません。悪しからず。